今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、

2019年11月4日

注目度も人気も急上昇中の MX Linux の最新版となる 18.3 が、2019年5月26日にリリースされた。

MX Linux とは?

今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、
https://mxlinux.org/

MX Linux は antiX と旧 MEPIS Linux コミュニティの共同ベンチャーで開発されている、Debian 安定版をベースとしたデスクトップ指向の Linux ディストリビューション(以降ディストロ)である。

超軽量の antiX に、見た目の良い MEPIS のテイストが合わさって、軽量(プロジェクトサイトではミッドウェイ:中量級としている)でエレガントな MX Linux が生まれた。

デフォルトのデスクトップ環境として Xfce が採用されており、軽量かつエレガントな見た目が実現された。

また、シンプルな構成のシステムなので、安定性も高く堅実なパフォーマンスが発揮されている。

ちなみに開発当初、認知度を高めるため DistroWatch.com の掲載を目的とし、antiX の別バージョンとして登場した。

そのためか最近まで Web サイトは antiX と共有のものだった。

今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、
現在の Web サイトは MX Linux 専用のサイトになっている。


今回の変更点は?

今回の MX は、バグの修正やアプリケーションの更新を中心としたリフレッシュリリース。

より詳しい情報は
https://mxlinux.org/blog/mx-18-3-refreshed-isos-now-available/

前回バージョン MX Linux 18.2 の記事
MX Linux の日本語環境の設定についての記事


MX Linux の概要

  • ベース: Debian (Stable), antiX
  • アーキテクチャ: i686, x86_64
  • デスクトップ環境: Xfce
  • パッケージ管理: dpkg (APT)

MX Linux をインストールするのに必要なスペックは?(推奨の)

  • CPU: i686 以上のプロセッサ
  • RAM: 512 MB (2 GB 以上)
  • DISK: 5 GB (20 GB 以上)
  • グラフィック: 3D ビデオカード推奨
  • ブロードバンドインターネット接続

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Firefox
  • メール: Thunderbird
  • オフィス: LibreOffice
  • グラフィック: GIMP
  • ミュージック: Clementine
  • マルチメディア: VLC メディアプレイヤー

より詳しい情報は
https://mxlinux.org/current-release-features/


個人的な意見ですが、

正直なところ、なぜ MX がこれほどまでに注目されているかわからない。

確かに軽量で使いやすく、安定している Linux だけれども、圧倒的な特徴が見当たらない。

以下はあくまでも僕個人の考察だけれども、最近ヒットランキング上位にいる Linux ディストロの注目される点を挙げてみた。

例えば DistroWatch.com で 2018 年、もっとも注目を浴びた Manjaro で言えば、上級者向けだった Arch Linux が初心者でも扱えるようになったという点が注目されたのだろう。

初心者向け Arch Linux ベース Linux ディストリビューション Manjaro Linux のスクリーンショット
Manjaro Linux のスクリーンショット

同じく DistroWatch.com で 2011 年から 2017 年の間トップに君臨していた Mint で言えば、本家 Ubuntu よりも さらに Linux 初心者でも初見で使いやすい OS として開発され、様々なドライバやコーデックなどが用意されていた点が注目されたのだろう。

初心者向け Linux ディストリビューション Linux Mint のスクリーンショット
Linux Mint のスクリーンショット

Debian や Ubuntu 、Fedora 、openSUSE などのいわゆるビッグネームは、Linux に興味を持てば一度は触れてみたいディストロだと考える。

また macOS を意識したインターフェースや特徴的な開発コンセプトをもつ elementary OS や、フルスクラッチされ独自のデスクトップ環境まで開発した Solus 、Windows からの代替えを主な目的として可能な限り Windows の使い勝手に近づけた Zorin OS など、ヒットランキング上位に並ぶ Linux には、それなりに目立つ点がある。

そこから言うと MX は、優等生ではあるけれども他よりも個性が薄いように感じていた。

しかしながら、独自の MX tools は、開発が進むに連れ、効率が非常に良くなり使い勝手も向上した。

今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、
MX tools
MX tools

一見すると Xfce 設定マネージャにも見えるが、これが病みつきになる。

今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、
Xfce 設定マネージャー

MX tools の中でも、特に便利だと思ったのが MX パッケージインストーラー。

今、注目度 No.1 の MX Linux 18.3 がリリースされたので、
MX パッケージインストーラー
MX パッケージインストーラー

見た目は地味で、使い方も Synaptic パッケージマネージャに似ている。

が、使いたいパッケージの依存関係にあるプログラムを、自動的に選択し一緒にインストールしてくれる MX パッケージインストーラは、Synaptic 以上に初心者向けといえる。

また最近の MX は、他のディストロよりも有名になろうとしている意思が Web サイトや、ブログから垣間見える。

積極的で堅実な開発姿勢と地味ながらパワフルなツールの開発が、たくさんのユーザーの注目を浴びたに違いない。

MX-18.3 に興味を持ったアナタは、下の URL を今すぐクリック!

MX-18.3 をダウンロードする
https://mxlinux.org/download-links/