Fire Max 11 の使用感

【最速!実機レビュー】Fire Max 11 は控えめに言って最高傑作!3万5千円で買える AnTuTu 420,000 オーバーの高性能タブレットだった件について!

それでは、Fire Max 11 の操作感、使用感について見ていきましょう。

その前に開封ですが、まず箱を開けると、中身はこんな感じです。

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なんと、これまでの Fire タブレットの本体は樹脂製でしたが、Fire Max は金属ボディーです。

このデザイン、中華タブレット味が強まった気がしないでもないです。

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このタブレットのセットアップは非常に簡単です。

基本的にはこれまでの Fire タブレットと大差ありません。

Amazon アカウントを持っているユーザーであれば、セットアップガイドに従って設定を進めることができます。

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途中で表示される、Alexaの紹介ビデオの際に、近くにあった Fire HD が反応したし。

OS は Android 11 をベースとした Fire OS 8 です。

Amazon 独自の OS となるため、純粋な Android とは様々なところで異なりますが、それでも Android 由来のインターフェースは直感的で使いやすいです。

アプリは整然と並べられ、必要なものはすぐに見つけることができます。

ただし、御存知の通り Fire タブレットは Google Play をサポートしておりません

Amazonアプリストアからダウンロードできるアプリのみとなる点はご注意ください。

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ついでにお伝えしておきますが、Fire タブレットは GPS を搭載していないので、一部のゲームアプリなどに含まれる GPS を必要とする機能には対応しておりません。

wifi 経由の位置サービスは利用できますが GPS ではありませんので、こちらも合わせてご注意ください。

パフォーマンスについては、Fire Max 11 はそのオクタコアプロセッサと 4GB の RAM により、スムーズな操作を実現します。

ということでしたが、ココが最も気になっていたところです。

繰り返しになりますが、以前の記事では MediaTek Genio 700 とか言ってましたが、MediaTek MT8188J という別のプロセッサでした。

ですが、厳密にこのプロセッサがどんなものか知らないため、実はコダシマ自身がいち早く知りたかったところでございます。

これから購入を検討される方もおられると思うので、人身御供として、AnTuTu などをインストールし、Fire Max 11 の中身を覗いてみたいと思います。

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まぁ、流石は Android 11 ベースというべきでしょうか。

APK ファイルさえ見つけられれば、それをダウンロードしてインストールすることができます。

ただし、Google Play ストア以外からダウンロードするため、マルウェアに感染するリスクが爆上がりです!!!

また、公式ストアからダウンロードした場合とは異なり、基本的に自動アップデートは行われません。

おまけに一部のアプリは、公式ストアからのダウンロードを確認するためのチェックを行っており、これらのアプリは APK ファイルからインストールした場合、正常に動作しない可能性があります。

と言った感じで、言ってしまえば管理されていない「野良アプリ」をインストールすることになりますので、万が一、ご自身でも試してみたい方は、この辺のデメリットを十分に理解した上で行ってください。(※自己責任)

以下は APK ファイルを扱っているサイトです。

ってことで、AnTuTu, Geekbench, PerformanceTest の結果です。

AnTuTu v10

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Geekbench 6

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https://www.geekbench.com/

PerformanceTest

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https://www.passmark.com/products/performancetest/

一言、ヤバいです。

世界のトップ企業である Amazon はやることが違う!

改めて Amazon の企業力は半端ないと思いました。

ココ最近、同等と思われていた Helio G99 搭載機をいくつかレビューのためにいじくり回していましたが、初っ端から違いを見せつけられました。

AnTuTu のアニメーションがこんなにヌルヌル動くのを見たのは久しぶりです。

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もちろん Fire タブレットでは初めてです。

コストパフォーマンスというものの違いを見せつけられた気がします。

実際に、これまでの Fire タブレットよりも、スムーズに動くのがすぐに分かると思います。

しかしながら、3万5千円程度のタブレットで、バージョン10とは言え AnTuTu のスコアが40万点を超えるとは、これっぽっちも思ってもいませんでした。

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ちなみに、AnTuTu のスコアは v10 では、新たな項目が追加され v9 のスコアの 5~10% 程度スコアが高くなります。

AnTuTu v9 の目安

非常に快適(ゲームも超快適)500,000~
とても快適(ゲームも快適)350,000~
快適(軽量ゲームなら快適)250,000~
普通(アプリは問題なく動作する)150,000~
低い(アプリが重い)100,000~
表は v9 のものですが、V10 では項目が追加されたため 5~10% 程度スコアが高くなります。

とは言え、いやマジでいろいろやばいですね!

ちなみに、パフォーマンスのついでにお伝えしておきますが、ネットワークは Wi-Fi 6 対応です。

Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) 2.4GHzおよび5.0GHz

が、コダシマには現在確認するすべがないため、「あー、使えるんだー」くらいです。

個人的には現状では Wi-Fi 5 が使えていれば十分です。

これらの結果を見て、操作性と使用感は、Fire Max 11が日常的な使用からエンターテイメントまで、かなり幅広いシーンで活躍することが想像できます。

これまでは、エンタメコンテンツ消費のためのタブレットだった Fire HD シリーズとは、一味違いますね。

さすが Max です。

もしかしたら、アプリストアに並ぶアプリの雰囲気が変わるかもしれません。

では次に、このタブレットの底力がわかったところで、他の製品と比べてどれだけの有用性があるのか評価してみたいと思います。