スイッチでキーボードを選ぶ
ということで、メカニカルキーボードをもう少し深掘りしていきましょう。
メカニカルキーボードには、いくつかの軸の種類が存在します。
使われているスイッチのモデルが同じであれば、基本的に価格の差はありませんが、軸の種類によって使い勝手がずいぶん変わってきます。
先程も紹介した通り、メカニカルキーボードの軸と呼ばれるスイッチは、その感覚によって大きく分けて 3 種類。
細かく分類すると他にもあるのですが、良く使われているのが「クリッキー」「リニア」「タクタイル」です。
このスイッチの感触は「好み」の一言で片付けられます。
基本的にその構造ゆえ、タイピングの際の音は結構します。
加えてスイッチの固さとカチカチの有無。
クリッキーなスイッチを使うと、タイピングの感触も固めで、まぁまぁな音がします。
これが好みの分かれ道。
このしっかりとした押し心地だったり、カチカチするスイッチオンが好きであればクリッキーが最も適しています。
クリッキーの代表は「青軸」です。
コダシマは、もともとがメンブレン愛好者だったため、あまりカチカチするのは好きではありません。
カチカチするスイッチオンのないリニアのほうが好きです。
リニアの代表は「赤軸」です。
スイッチオンが無いと言っても、キーの構造ゆえのカタカタというタイピング音がします。
でもクリッキーならカタカタに加えてカチカチが入ってきます。
これが好きかどうか。
コダシマのように軽く静かな打ち心地を求めるのであれば、「リニア」を選ぶと良いでしょう。
「赤軸」が好きです。
んで、これらの間くらいの感覚のものがタクタイル。
タクタイルの代表は「茶軸」です。
自分の好みがいまいちわからないときはタクタイルから使い始め、クリッキーが好きなのか、それともリニアなのかを見定めても良いでしょう。
そんな経緯を経てコダシマは、リニアにたどり着きました。