外出先でも使えるモバイルモニターって、便利ですよね。で、タッチ操作できるのも良いですね。最近になり、タッチ対応のモバイルモニターの良さを再認識しています。

たとえば、人に画面を見せながら話す場合、キーボードとかマウスとかに手を伸ばすよりも、写っている画面そのものに触れて操作すると、自分も操作しやすいですが、何より見てもらっている人もわかりやすいということを、最近になりようやくしりました。

また、あわせて思わぬメリットにも気が付きました。そもそもタッチのディスプレイって、触って操作できるようにする分、画面の強度が高く設計されています。特にモバイルだと、持ち運びの際の強度も気になるところです。こりゃ、ありがたいなぁ、と思ったわけですが…。

とはいえ、ちょっと使いづらさを感じたことはあります。

それは艶やかなグロス画面。光沢画面って、場合によっては映り込みとか反射で「見づらいなぁ…」と思うこともしばしば。しかも、指紋とか汚れも目立って気になってしまう…。などなど。

皆さんはいかがですか?

ところが先日、「これなら!」と思える製品に出会いました。ということで今回は、Intehill のモバイルモニター「U16ZT」をレビューします。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

以前にも何度か Intehill のモバイルモニターをレビューしたことがあります。そのとき「ちゃんと作ってあるな」と感じた印象が強く残っており、今回の U16ZT にも期待しています。

3K の高精細表示に加えて、今回一番注目したのが「タッチ対応 × アンチグレアパネル」という仕様です。

先程もお伝えした通り、これまでタッチパネルといえば、光沢画面が当たり前で、反射や指紋は付き物というのが通例でした。でも、このモニターは違いました。

ってなことで、前置きはこれくらいにして Intehill U16ZT を見ていきましょう

Intehill U16ZT

まずは開封。

同梱品を見ていきましょう。本体の下には、説明書とケーブル類、クリーニングクロスまであります。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

接続用のケーブルはいずれも、しっかり高そうな感じのケーブルです。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

電源用のアダプターも入っています。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

外観チェック

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

では、本体を見てみましょう。

フルアルミ合金の筐体で、見た目も質感も洗練された印象を受けます。軽量ながら剛性もあり、持ち運びにも安心感があります。背面にはVESAマウント(75×75mm)もあり、モニターアームにも対応。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

内蔵スタンドは無段階で最大90°の角度調整ができます。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

持ち歩いても、デスクに据え置きとしても、どちらでも自然に使える構造です。

接続端子はフル機能の USB Type-C ポートが2つと、標準サイズの HDMI ポートが1つ。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

フル機能の USB-C なので、映像出力と電源供給が1本でまかなえます。ノート PC やスマートフォンとも相性が良く、ケーブル一本でスッと使える手軽さがあります。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

重量は公称値 900 グラム。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

実測するとちょっと重たいですが、いずれにせよ 1kg 以下。16 インチサイズで、フルアルミ合金のわりに軽く、バッグに入れて持ち歩いても無理のない重さです。

画面性能

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

次に、画面の性能について。

解像度は 3072×1920 の 3K、サイズは 16 インチで、アスペクト比は 16:10。文字や UI がくっきり見えるだけでなく、通常の Full-HD に比べて縦方向に表示領域が広いため、ドキュメント作成や Web 閲覧の快適さも向上します。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

最大輝度は400nitsと非常に明るく、くっきりとした表現を可能にする1500:1のコントラスト比を備えています。また sRGB100% の色域をカバーしていて、発色も自然。写真の閲覧や簡単な編集などでも、違和感なく使えるクオリティです。

注目ポイント

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

そして、今回の注目ポイントは──タッチ操作とアンチグレアの両立です。

従来のタッチパネルといえば、光沢仕上げで反射が強く、明るい場所では画面が見づらくなるのが当たり前でした。しかしこの U16ZT は、アンチグレアパネルを採用しながらも、10点マルチタッチに対応。

実際の操作感もスムーズで、ジェスチャー操作も違和感なく行えます。

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

「思いついたときに、指でさっと操作できる」──それだけで意外と便利なんですよね。

「触れるのに、ちゃんと見える」。

そんな、当たり前のようで、これまで見かけることのなかった組み合わせを、きちんと実用レベルでこなしているのは、かなり印象的でした。出張先やカフェ、ちょっとした外出先でも無理なく使える──というか、

実は職場でもおすすめして、かなり好評だったモデルです。というのも、ある施設でソフトウェア型のレジシステム(PCをレジ代わりに使う仕組み)を導入することになったのですが、用意されていたのは 14 インチのノート PC。

そしてこのシステムを操作するのは、PC にあまり慣れていないご年配のスタッフの方々。「これはちょっと厳しいかも…」となり、もっと楽に操作できるようにする案として提案したのが、このタッチモニターでした。

  • 自立式で設置がラク。
  • 大きな画面とタッチ対応で、直感的に操作できる。
  • 照明の下でも反射が少なくて、画面が見やすい。

結果として、「これは使いやすい!」と現場からも高評価。

おすすめした甲斐があったなと、実感したエピソードでした。

で、このときに「そういえば、タッチ対応のモニターって、耐久性も高いよね」ってことに、今更ながら気がついたわけです。力強くタッチする、あるスタッフの姿を見てそう感じたのは内緒です。

今回のまとめ

「タッチできるのに反射しない」モバイルモニター現る!Intehill U16ZT 実機レビュー

今回は Intehill U16ZT を紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?

中でも「タッチ対応なのにアンチグレア」という点は、実際に使ってみるとその意味がじわじわ伝わってくる仕様だと感じました。高精細な表示と自然な発色、そしてタッチ操作の快適さ。

Intehill U16ZT は、全体的にとてもバランスの良いモバイルモニターです。

見逃しがちな同梱品のケーブル類の品質も、しっかりと高く、おまけとは言えないレベル。なんというか、隅々まで意識が行き届いていて、隙がないなぁと感じました。モバイルモニターを探していて、タッチ操作や表示品質にこだわりたい方には、ひとつの選択肢としておすすめできるモデルです。

以下のボタンから、是非ご自身の目でもチェックしてみてください。

といったところで、今回以上となります。

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