Plop Boot Manager を使って Linux をインストール
準備が整いましたので早速 OS のインストールをやってみましょう。
今回 Qosmio にインストールする Linux は Raspberry Pi OS でございます。
理由は特にございません。
ちなみに、インストールメディアの作成にも、同じく Raspberry Pi 財団の提供する Raspberry Pi Imager を使って書き込みました。
Raspberry Pi サマサマです。
で、Qosmio に電源・フロッピーディスクドライブ・USB メモリを全部接続して起動させます。
ちなみに動作しているのがわかるように LED ランプのある USB メモリを使い、目の届くところの端子に接続してます。
フロッピーディスクドライブからブートさせます。
この機種は起動時に [F12] を押すことでブートドライブの変更を行うことができます。
Plop Boot Manager が起動すると、とても SF 感のあるインターフェースが表示されます。
Plop Boot Manager にはいくつかのオプションがあり、オプションやショートカットについてダウンロードページの「次のページ」に詳しく紹介されております。
今回必要と思われる [Shift]+[U] を押して起動させました。
このショートカットは USB 1.1 を強制するオプションを追加するものでございます。
Qosmio の USB は 2.0 なはずなのですが、なぜかこのオプションを追加しないと起動してくれませんでした。
理由はわかりませんが、起動したので良しといたします。
無事に起動しました。
いちばん上の「Run with persistence」は、パソコンにインストールせずに使うモードのようです。
Raspberry Pi をご存じの方は、おわかりかと思いますが、Raspberry Pi OS は、SD カードに書き込んで、そこから起動させる OS でございます。
なので USB メモリからライブで起動させるのはお手の物です。
しかしながら、この環境だと動作が相当厳しいです。
動画の撮影の際に、ちょっとテストしてみましたが、やたら時間がかかります。
というのも、Plop Boot Manager は、起動させたら終わりというものではなく、USB メモリにアクセスするたびに Plop Boot Manager が何かしらを中継して動作する仕組みのようで、なにかのアクションのたびにフロッピーディスクドライブが動作していました。
ということで、さっさとインストールです。
GUI インストーラーが利用できるので、こちらでインストールいたします。
Raspberry Pi OS は Debian ベースの OS なので、PC 版のインストーラーも Debian インストーラーです。(今回、インストールの手順は割愛します)
通常よりも時間がかかったようにも思いますが、無事にインストールすることができました!
しかし、実は古いパソコンにはまだ問題が…
それは PAE 問題!
近日公開(するかも?)