思い出のゲーム
たくさんのタイトルが発表され、任天堂の「発売ソフトタイトル数推移表」によると、発売された合計タイトル数は日本が 1,047、北米が 679、その他が 351 となっています。ただし、この数は非売品や非ライセンス品は含まれていないため、実際にはファミコンソフトの総タイトル数は、実に 1,252 タイトル (カセット 1,053 本+ディスクシステム 199 本) とも言われています。※諸説あり
その中で今回は、コダシマが生まれて初めてファミコンでプレイしたゲーム、ローンチタイトルでもある「マリオブラザーズ」をプレイしながらちょっと語りたいと思います。
本来は実機でプレイするのがベストなのですが、最近ではもっぱら Recalbox を使っています。日本で一番 Recalbox の情報を発信していると自負しております。※あくまでも個人の見解です
今回、元の企画は Recalbox のものだったのですが、最近アップしたばかりだったのでファミコンに全振りしました。
絵柄バージョンになって再販されたマリオブラザーズではありますが、当時の現物もあり、また「レトロブライト」今年もやってみようかと、いい感じに色づいたファミコンも揃っているため、実機で当時を再現できそうでしたが、程度の良いブラウン管TVが手に入らなかったのと、途中から面倒になってしまったので、エミュレータを使うことにしました。
というわけで、実機は使いませんが、ちょっとでも当時の雰囲気を味わうため、17型のスクエアモニタを引っ張り出してきました。ちなみに、以前の職場からご寄付頂いたものです。
また、このモニターに接続するために VGA 端子のあるコンパクト PC Lenovo ThinkCentre M72e Tiny を使います。こちらは普段 MX-Linux を動かしているやつです。
で、ファミコンがコダシマ家に導入されたのはスーパーマリオがブレイクした1985年だったと記憶しています。しかも一緒に買ったタイトルは「いっき」。
ではなぜ「マリオブラザーズ」が初めてプレイしたゲームだったのかというと、実は近所の幼馴染の家でたっぷり遊んでいたからです。
彼の家には、ファミコンに限らずゲーム機というゲーム機が揃っており、ゲーム&ウォッチをはじめ、カセットビジョンやセガまである充実っぷり。小学校に入る前からよく遊んでいたので、ゲームがしたくなると、だいたい彼の家へ遊びに行きました。
コダシマ家が貧乏なのと、近くにそんな友達が居たため、ファミコンの導入が他の家庭よりも遅くなったのでした。
小学4年生のとき、新しいゲーム機を買ったからということで彼の家に遊びに行き、生まれて初めてファミコンの現物を目の当たりにし、プレイしたのがマリオブラザーズというわけです。もちろんボタンは四角いゴムのやつでした。
で、マリオブラザーズがアーケードからの移植だということを知ったのは、それからしばらく経ってからのこと。
クラスの半数以上がファミコンを持っている状況になり、多少はコダシマも欲しくなっていたのは事実ですが、「今日はAの家でワイルドガンマン、明日はBの家でゼビウス」みたいな感じで、持っているタイトルごとに友達の家に行って遊ぶ毎日でした。
それでも、どうしても家にファミコンが欲しくなったのは、先程お話した「マリオブラザーズがアーケードからの移植」ということを知ったときからです。
それはある日のこと、家族で隣町のデパートへ買い物に行った際、そこの催事場の脇に数台あるアーケードゲーム機の一台にマリオブラザーズがありました。※ちなみにドンキーコングもあったはずです
「え?どゆこと?」と思い、とりあえず、わずかしか無いお小遣いでプレイしてみると、友達の家でプレイしたものと…、つまり、ファミコンのゲームがアーケードのものと遜色がないことを知りました。マリオブラザーズはファミコンのローンチタイトル。つまりは同時発売のゲームです。いちばん最初のゲームが、あの大きな筐体のゲームと同じ?
そう、当時のファミコンの性能がえげつない事を、その時初めて知り「アーケード並の性能を持つ家庭用ゲーム機」という事を知ってしまうと、欲しくてたまらなくなってしまったということです。
んで、親に頼みに頼んでようやく買ってもらったときには、クラスの大半がスーパマリオブラザーズをプレイしていました。
んで、なんでその時選んだゲームが「いっき」かというと、当時遊びに行っていた友人の一人が持っており、キャラクターの動きが面白すぎてついついはしゃぎ過ぎてしまい、それがもとで出禁を食らったという、小学校のほろ苦い思い出があります。
まぁそれと、スーパマリオがやりたくなったら誰から借りればいいとか、そんな感じで持っている人が少なかった「いっき」を選んだというところです。
何はともあれ、いずれのゲームも、今のゲームにはない操作感やグラフィックス、シンプルながら耳に残るサウンドと、奥が深いゲーム性は、確かに一つのカテゴリーとして存在できるものだと思います。
面白いものは、面白いんですよね。
いろいろと予定通りに進まなく、ゲームチャンネルもまだ手つかずですが、本当はファミコン発売40周年に合わせて、いろいろしたかった気持ちだけは知ってほしかったコダシマです。