Raspberry Pi で使える Linux 。

2019年10月4日

Raspberry Pi で使える(動作する)Linux を調べてみた。

Raspberry Pi は ARM プロセッサを搭載したシングルボードコンピュータで、大きく2種類に分類される。

そう。

32bit と 64bit である。

32bit と 64bit の Raspberry Pi

Raspberry Pi 3 Model B+がやってきた!

よく調べてみるとシングルボードコンピュータもいろいろあって Raspberry Pi の他にも ODROID や RockPro などがある。

もちろん ARM アーキテクチャもいろいろあることになる。

実際に Raspberry Pi も ZERO から 4 Model B まで、全てプロセッサが異なる。

Linux で ARM アーキテクチャを表現するときに、

  • armhf
  • arm64

の2種類がある。

もう少し詳しく説明すると、

  • armhf … ARMv7 (32bit) までのプロセッサに対応。
  • arm64 … ARMv8 (64bit) からのプロセッサに対応。

となる。

Raspberry Pi の場合 2 Model B v 1.2 が境目になっていて、それ以前のモデルまでが armhf (32bit) に対応し、これ以降のモデルが arm64 (64bit) に対応している。

仕様の詳細は Wikipedia を参照
▶︎ https://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi#%E4%B8%BB%E3%81%AA%E4%BB%95%E6%A7%98

現行モデル(2019年8月現在)は ARMv8 を搭載した 4 Model B まで発売されているけれども、下位モデルにあたる ZERO シリーズ(2019年8月現在の最新は、前年3月30日に発売された ZERO WH)は未だ ARMv6 のまま。

持っているモデルによって、対応する OS が変わってくる。

ダウンロードする際には注意が必要だ。

32bit と 64bit の違いについては「こちら」を参照。

Raspberry Pi で使える Linux

Raspbian ラズビアン

Raspberry Pi の公式オペレーティングシステムは、Debian をベースとした Raspbian 。

より詳しい情報は
▶︎ https://www.raspberrypi.org/downloads/

そしてそのインストーラーとして用意されている NOOBS にはサードパーティのオペレーティングシステムも含まれている。

NOOBS に含まれている OS

  • Raspbian
  • LibreELEC
  • OSMC
  • Recalbox
  • Lakka
  • RISC OS
  • Screenly OSE
  • Windows 10 IoT Core
  • TLXOS

この他にも Raspberry Pi の Web サイトでは

  • Ubuntu MATE
  • Ubuntu Core
  • Ubuntu Server

も紹介されている。

そして、探せばまだまだ出てくるのが Linux 。

まだまだあるよ Raspberry Pi で動く Linux

このブログで様々な Linux を紹介しているけれども、その中で Raspberry Pi でも動く Linux をちょくちょく見かける。

一部だとは思われるけれども、Raspberry Pi で動く Linux をリストアップしてみた。

Alpine Linuxarmhf, aarch64
Arch Linux ARMarmhf, aarch64
centOSarmhf
Chromium OSaarch64
DietPiarmhf
Fedoraarmhf, aarch64
Gentoo Linuxarmhf, aarch64
Kali Linuxarmhf, aarch64
Manjaro Raspberry Pi 3 LXQtaarch64
Netrunner 18.03 ARMaarch64
NixOS on ARMarmhf, aarch64
openmediavaultaarch64
openSUSEaarch64
pidoraarmhf
Q4OSarmhf, aarch64
Sabayon 16.06 ARMarmhf
Slackware ARMarmhf
SolydX RPi3aarch64
SparkyLinux 5.8armhf
Void Linuxarmhf, aarch64

※aarch64 (arm64), armhf (armv5, armv6, armv7)

2019年8月1日現在確認できた Raspberry Pi で動作する Linux 上記の通り。

思った以上にたくさんあったけれども、もしかしたらこれ以外にも存在するかもしれない。

もちろん上記の Linux の中にはデスクトップ環境を持つものもあり、初心者でも使えるものもある。

例えば openSUSE や SolydX 、SparkyLinux はデスクトップ環境に軽量な LXQt を採用しており、グラフィカルユーザーインターフェイスで操作をすることができる。

まとめ

Raspberry Pi で使える Linux は、およそ 30 種類あった。

2019年6月24日に登場した Raspberry Pi 4 Model B は、デュアルコアになりさらに高性能となった。

日本ではまだ発売されてはいないけれども、Linux によっては Raspberry Pi をデスクトップ PC としても使えるのではないだろうか?

Raspberry Pi 3 Model B+ を Amazon で見てみる。