MX-19: 人気急上昇中!軽量 Linux がリリースされたので試してみた。

Linux
広告

2019年、最も注目を集めている Linux ディストリビューション MX Linux の最新版となる MX-19 Patito Feo が、2019年10月21日にリリースされた。

MX Linux とはどんな OS ?

https://mxlinux.org/

MX Linux をご存じない方のためにざっくり説明すると、antiX と旧 MEPIS Linux コミュニティ間の共同事業として構築されたプロジェクトでギリシャおよびアメリカにて開発されている。 Debian の安定版 (Stable) ブランチをベースとし、antiX のコアコンポーネントを採用、デスクトップ環境に Xfce を使ったエレガントで軽量なディストロとして人気が高い。

また最近は Linux や BSD などのディストリビューション情報を扱う DistroWatch.com にて、アクセスランキング 1位をキープしており注目度の高い Linux ディストリビューションでもある。

個人的にも好きな Linux ディストリビューションなので、このブログで何度か取り上げている。

MX Linux 19 beta 1 がリリースされたので試してみた。

それ以前の記事を見るには…
https://pc-freedom.net/?s=mx+Linux

今回の変更点の情報は▶ https://mxlinux.org/blog/mx-19-patito-feo-released/

MX Linux 19 beta 1 の概要

  • ベース: Debian 10 Buster
  • アーキテクチャ: i686, x86_64
  • デスクトップ環境: Xfce 4.14
  • パッケージ管理: dpkg (APT)
  • カーネル: 4.19.67

MX Linux をインストールするのに必要なスペックは?(推奨)

  • CPU: i686 以上のプロセッサ
  • RAM: 512 MB (2 GB 以上)
  • DISK: 5 GB (20 GB以上) の空き領域
  • (グラフィック: 3D ビデオカード推奨)

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Firefox 69
  • メール: Thunderbird 60.9.0
  • オフィス: LibreOffice 6.1.5 
  • グラフィック: GIMP 2.10.12, MESA 18.3.6
  • ミュージック: Clementine 1.3.1
  • マルチメディア: VLC 3.0.8

MX Linux についてのより詳しい情報は▶ https://mxlinux.org/manuals/

インストールについての参考記事
MX Linux 17.1 をインストールしてみた

日本語化についての参考記事
MX Linux の日本語入力環境の整え方。

個人的な意見ですが、

コチラの記事でも話した通り、今回の MX-19 のリリースは MX-18 と比べ、ずいぶん早い。

いつも MX Linux をインストールしていたマシンに早速(クリーン)インストールしてみた。

MX-18 の出来が良かったためか、MX-19 では見た目的は変化がほとんど見られない。

強いて言えば、パネルのデフォルト設定が以前よりも狭くなったくらいかな?(あと壁紙ね)

中身的には Debian 10 Buster への変更や、リポジトリの更新、 antiX ライブシステムの変更などなどあるけれども、個人的にはメジャーアップデートというよりも MX-18 のマイナーアップデートというかポイントアップデーとというか、ブラッシュアップのような印象を受ける。

とはいえ、今いちばんノッている Linux ディストリビューションなのは間違いない。

デスクトップ OS としての安定性は格段に高くなったと思う。

MX Linux とほかの Debian 系との比較

MX Linux の特徴といえば、MX Tools にまとめられた MX Package Installer を始めとした独自のツール類は、他の Debian 系では見られない特徴の一つ。

これらについては MX-19 beta 1 の記事でたくさん語っているのでそちらを参照していただきたい。

というのも Beta 1 との目に見える違いがほとんど無いため。

もう Beta 1 の時点で、だいぶ仕上がっていたのだろう。

MX-19 の良かった点・悪かった点

良い

  • 中量級とは言っているけれども、今のPCならかなりサクサク動いてくれる。
  • 独自の MX Tools や MX パッケージインストーラーの使い勝手が向上。
  • リポジトリのエラーとかもだいぶなくなった。

悪い

  • やっぱりインストール後に日本語入力環境の設定が必要。難しくないけど面倒だね。
  • LibreOffice が未だ 6.1.x なのはなぜかな?そろそろ 6.2.x でもいいのでは…。
  • インテルのビデオチップセットで不具合があるらしい。(ボクは未確認)

MX Linux 19 beta 1 のおすすめ度(5段階評価)

初心者向け度… ★★★★☆
レイアウトや使用感が、若干独特なため「あれ?」と感じることがあるかも。というか、初めて僕が触った時そうだったため、そんなユーザーがいることを懸念し★マイナス1。

日本語の環境… ★★★★☆
インストール後にアプリケーションの日本語化や日本語入力環境の設定をしなければいけないけれども、MX パッケージインストーラのおかげで簡単に設定できる。設定は簡単だけれども、設定する手間があるということで★マイナス1。

システム要件… ★★★★★
Web サイトでは「中量級」という表現をしているけれども、デスクトップ環境が Xfce だし 32bit 版も用意されているので「軽量 Linux 」と言っても、もはや過言ではない。

総おすすめ度… ★★★★★
注目度が高くなる理由がわかる Linux ディストリビューション。ユーザー数もそのうち1位になるかもね。

MX Linux に興味を持ったアナタは、下の URL を今すぐクリック!
ダウンロードする▶ https://mxlinux.org/products/

インストールについての参考記事
MX Linux 17.1 をインストールしてみた

日本語化についての参考記事
MX Linux の日本語入力環境の整え方。

コメント

  1. nezu より:

    はじめましてnezuといいます(動画での方では一度コメントしたかな
    linux使い始めてまだ半年ってか5年以上PC触ってませんでした。
    インターネット黎明期から使ってたんですけどね・・・)

    動画参考にしてようやくmxlinux19に移行できました
    前はmint
    動画のネタになるかどうか解りませんが
    私がつまづいたところ(私の環境だけかもですが)
    Thunderbird 60.9.0こいつがGmailとうまく同期しないmxパッケージマネージャーから
    mx test repoってのから最新ヴァージョンで行けました。フラットパッケージは日本語入力出来ず。

    後これが一番初心者の私には辛かった
    capsLockをctrlに変える(これとホーム以下のデイレクトリを英語表記には絶対します。ヴァーチャル
    ボックスでいろいろ試すときですけどね)
    https://forum.mxlinux.org/viewtopic.php?t=48609
    を判らん英語を調べながらなんとかなりました。他のディストリはもっと簡易に出来たのに何故か
    解りません。後学のために何故使いやすいと評判のmxがそうなるのか、pc-freedomさん知ってたら
    よろしくです。まぁ私の理解度じゃ解説されても判らんかもですが(汗
    後UEFIってのですか、こいつはさっぱりわからん。iso fileをusbに展開したら動画と違うインストール
    画面、dvdに展開したら最初にUEFIかBIOSを選べてBIOSを選べば上手くことが運びます。

    動画を見たのがlinuxのきっかけにもなったので、これからも良き動画を
    作るためにネタの一つになればさいわいかと思います。長々とすいませんでした。

    • nezu さん
      熱烈なコメントありがとうございます!
      Thunderbird と Gmail は、セキュリティやらなにやら面倒なことが多いのは確かですね。
      なので実はボク、最近 Thunderbird をほとんど使っていません。
      全部ブラウザで済ませてしまう感じですね。

      mx test repo はベータ版なので、ちょこちょこ不具合が出るかと思います。
      なので翻訳されていなかったのもそのためかもしれません。
      Flatpak の日本語化って、ボクもよくわかってません。
      詳しい人を探さないといけませんね。

      キーマッピングなど設定については、どのファイルを編集すればよいかわかってくると、けっこう応用が効くようになると思います。

      CapsLock を Ctrl に変える設定について、ボクはやったことがなかったので参考になります。
      具体的な理由は定かではありませんが、頂いた情報を見た限りでいうと MX は antiX のシステムがコアになっているので、デスクトップ環境の設定ではなく、ウィンドウマネージャの設定(antiX の GUI 環境は IceWMですので)が必要になるはずなので、逆にほかよりも設定が面倒になっていたかと思います。
      ここは軽量化の弊害かもしれませんね。
      ユーザーの需要も多くないので、そのまま放置されているのかもしれません。

      UEFI は OS 側だけでなく PC 側の対応も必要になるので、なかなか複雑ですよね。
      最近の Linux (64-bit) は UEFI で起動するものも多いので、PC が UEFI に対応していると UEFI でインストーラーが起動すると思います。
      ちなみに VirtualBox で起動させると、初期設定がレガシーブートなので、実際に PC にインストールするとき PC が UEFI 対応だと画面が違ってしまいますね。
      BIOS と UEFI についてはなかなかややこしいです。
      もうご覧になったかもしれませんが、
      https://wa3.i-3-i.info/word12796.html
      コチラは非常に参考になると思います。

      Flatpak も様々なパッケージが増えてきたので特集してみるのも良いですね。
      BIOS と UEFI はたしかに良いネタになりそうですが、説明が…。

      頑張ります!

タイトルとURLをコピーしました