今年もたくさんの Linux に出会いました。
今回は、2019年にボクがよく使った Linux BEST 5 を紹介します。
第5位: Linux Mint MATE
Linux Mint は、もはや定番の Linux ディストリビューション。
やっぱりボクも使ってます。が、インストールしたマシンのせい(?)で、ゲーミング PC になってます。
あ、ゲーミング PC と言っても、3D CG ゴリゴリのゲームをこなすハイエンドマシンではなく、レトロゲームを楽しむロースペックマシンです。「マシン」のせいと言うのは4:3の14.1型ディスプレイのせい。インストールしているのはコレがレトロゲームによく合うのです!おかげでこの FMV は完璧にレトロゲーム機になりました。
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第4位: O4OS
2020年1月に Windows 7 のサポートが終了するとのことで、ずっと動画ネタにしようとしていた Linux ディストリビューション。
いろいろとタイミングを逃していたけれども、ほかの Linux と少し雰囲気が違うので気になってはいた。
KDE からのフォーク(派生)ということで「言うほど軽いのか?」という偏見を持っていた TDE (Trinity Desktop Environment) が、思いのほか軽快なうえ安定感も高かったので、何やかんやでちょこちょこ使た。
さすが技術の国ドイツで開発された Linux ディストリビューションという印象。
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第3位: Manjaro Xfce, Budgie, Deepin
軽量で安定した使い心地は、他の Linux ディストリビューションを上回っていると思う。
Arch Linux を手軽に使える Manjaro の存在は GUI 環境をメインで使うユーザーにはなくてはならない物となっている。
Linux の紹介動画作成のために VirtualBox を使っているが、ローリングリリースだとアップデートの都度ちまちまとした対応が必要になり、微妙に煩わしさを感じてしまった。
今年の春くらいまでメインで使っていましたが、現在では補助的な立ち位置で使っている。
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第2位: Peppermint
LXDE の軽量さと、Xfce の便利さ(Xfce もだいぶ軽量ですが…)が合わさり、低スペックでもサクサク快適に使えるお気に入りの Linux ディストリビューション。
早い段階からダークモードのテーマが用意(しかも標準)されていて、派手めなカラーラングがパンクの国の Linux だなぁと感じる。しかしながら、そんな見た目でも軽量でサクサク使えるうえ、安定感も高い。しかも10以降は日本語入力設定も不要になり、すっかり虜になってしまった。
主に、調べ物やブログの下書き、動画再生や音楽再生に役立ってました。
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第1位: MX Linux
18.2のリリースから普段使いし始めた MX Linux。
細かな不具合が修正され安定性が増した18.2は非常に使いやすくなり、Xfce デスクトップは軽量でサクサク動いてくれるのでストレスを感じない。
さらに MX パッケージインストーラーが高速化し、アップデートをはじめパッケージの追加や削除がより手軽になった。
現行のバージョンは19ではバグ修正も進み、不具合がほとんどみられなくなった。
個人的には Linux の機械っぽさというかが残っているディストリビューションだと思うけれども、それがまた商用の OS とは違った洗練されすぎていない独特の雰囲気というか味わいがあり、それが個人的にはクセになる。
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