コチラの記事で紹介した、超軽量 Linux ディストリビューション Star の日本語入力設定にチャレンジしてみた。
Star の日本語入力設定
Star は antiX と同様に高機能ウィンドウマネージャーを GUI 環境に使っている。
なので antiX の日本語入力設定を参考にしてみた。
▶ https://pc-freedom.net/basic/antix-19-japanese/
antiX は以下の手順で設定を行った。
- fcitx-mozc のインストール
- autostart の設定
- GTK / Qt の IM モジュール設定
っと、その前に日本語でインストールしたのだけれども、日本語フォントが入っていないようでアチコチに文字化けが見られる。
まずは日本語フォントをインストールしておこう。
Linux の日本語フォントといえば IPA フォントや Takao フォント、 VL フォントなどがあるが、個人的には Noto フォントがおすすめ。
Adobe と Google が開発した、すべての言語に対応した無料フォント。
Notoフォントは以下のコマンドでインストールできる。
$ sudo apt install fonts-noto-cjk
フォントをインストールしたら、日本語入力に必要なパッケージをインストールする。
1 fcitx-mozc のインストール
推奨されるパッケージをインストールするため、オプションを付けて実行する。
$ sudo apt install --install-recommends fcitx fcitx-mozc
2 autostart の設定
つぎに autostar の設定を行う。
…のだけれども、いろいろテストしているときに Xfce 版ですっかりこの設定のことを忘れていた。
それでも日本語入力ができたので、Star では autostart の設定はとばしても大丈夫そうだ。
3 GTK / Qt の IM モジュール設定
IM モジュール設定は「 .bashrc 」を編集し、以下の行を追加する。
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
あとは再起動すれば日本語入力ができるようになる。
思ったよりも簡単に日本語入力設定ができた。