Windows 10 の優位性とは?

2020年1月19日

先日 Youtube にアップした動画に、想像を上回る反響があった。

乗り換えるなら…

ボクとしては、タイトルの言葉通りに捉えていただきたかったのだけれども「伝える」という行為が難しいものだということを、再認識させられた。

もちろん、たくさんの方には伝わったというのがチャンネル登録者数の急増で理解できる。

わずか2週間で、昨年1年間の増加と一緒なのだから。

その一方で、「Windows 10 のほうが~」というコメントをたくさん頂いた。

ボクの表現として不適切な部分もあったかもしれないが、あくまでも「乗り換えるなら」というもので、ボクが「勝手に」ランキングしたものだということが、伝えきれていなかった。

ココは反省し、次回以降に活かしていきたい。

っと、その中で気になったのが Windows 10 の優位性だった。

Windows 10 の実力は?

改めてちゃんと検証してみようと思い、Windows 10 をインストールした FMV-C8230 を持ち出した。

FMV-C8230 Celeron M 410, 2GB RAM, 80GB HDD

このマシンはヤフオクで入手したもので、当時のスペックのまま状態も良い掘り出し物。

スペックは以下の通り。

  • CPU: Celeron M 410 (1.46 GHz)
  • RAM: DDR2-533 2 GB
  • Storage: HDD 80 GB
  • Display: 14 inch XGA (1024✕768)

電源アダプタはなかったが、送料込みで2,000円以下で手に入れた。

プロセッサはちゃんと(?) 32-bit だ。

当初 Windows XP と聞いて落札したのだけれども、実際に起動してみると Windows 10 にアップデートされていた。

出品者に確認してみると、XP から 7 へ、7 から 10 へということで、仕事で長く使っていたものらしい。

ワンオーナーな上、丁寧に使う方だったのだと想像ができる状態だった。

この時点で、Windows 10 のシステム要件に偽りが無いことが証明された。

  • プロセッサ: 1 GHz 以上のプロセッサまたは SoC
  • RAM: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
  • ハード ディスクの空き容量:16 GB (32 ビット OS) または 20 GB (64 ビット OS)
  • グラフィックス カード: DirectX 9 以上および WDDM 1.0 ドライバー
  • ディスプレイ: 800 x 600

出典https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028142/windows-10-system-requirements

だがしかし!

動画の素材のため、Linux とのデュアルブートにチャレンジした後、一度クリーンインストールしようと思い、インストールをはじめたときに事件は起こった。

問題が発生しまくりのWindows 10

インストールが完了できないのだ。

チャレンジすること3回。

まる1日を費やしたが、発生した問題は一向に解決してはくれなかった。

表示されたエラーコードらしきものを Web で調べながら、修復を試みるべくコマンドプロンプトで操作してみたりもしたが、ついにはインストールできずじまい。

CPU のせいなのか、HDD のせいなのか、はたまたバージョンのせいなのか原因は特定できていない。

後日、機会があれば SSD に換装して確認してみよう。

とにかく一度は動作していた Windows 10 だが、今はインストールすらできないのが実情。

Windows 10 の優位性

圧倒的なシェアを誇る Microsoft Windows

圧倒的なシェアとアプリケーションの数、そしてその多くがデファクト・スタンダードになっているという面において Windows の優位性は変わらない。

しかし問題なのは、そのアプリケーションが必要とするシステム要件がプラットフォームである OS よりも、遥かに高いものが要求されるという事実も無視できない。

代表的なアプリケーションのシステム要件を確認してみると以下の通りとなる。

Microsoft Office 365 プラン

コンピューターとプロセッサ

  • Windows OS: 1.6 GHz 以上、2 コア
  • macOS: Intel プロセッサ

メモリ

  • Windows OS: 4 GB RAM、2 GB RAM (32 ビット)
  • macOS: 4 GB RAM

ハード ディスク

  • Windows OS: 使用可能ディスク領域 4 GB
  • macOS: 使用可能ディスク領域 10 GB。HFS+ ハード ディスク フォーマット (別称 Mac OS Extended) または APFS

更新プログラムには追加ストレージが必要になる場合があります。

ディスプレイ

  • Windows OS: 画面解像度 1280 x 768
  • macOS: 1280 x 800 の画面解像度

グラフィック

  • Windows OS: グラフィック ハードウェア アクセラレーションには、DirectX 9 以降と、Windows 10 では WDDM 2.0 以降 (Windows 10 Fall Creators Update では WDDM 1.3 以降) が必要です。
  • macOS: グラフィック要件なし。

より詳しい情報はコチラを参照。

Adobe Photoshop

コンピューターとプロセッサ

  • Windows OS: 64 ビットをサポートしている Intel または AMD 2 GHz 以上のプロセッサ
  • macOS: 64 ビットをサポートしている Intel マルチコアプロセッサ

メモリ

  • 共通: 2 GB 以上の RAM (8 GB を推奨)

グラフィックカード

  • 共通: nVidia GeForce GTX 1050 または同等。nVidia GeForce GTX 1660 または Quadro T1000 を推奨

ハード ディスク

  • Windows OS: 3.1 GB 以上の空き容量のあるハードディスク
  • macOS: 4 GB 以上の空き容量のあるハードディスク

だし、インストール時には追加の空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用するボリュームにはインストール不可)

ディスプレイ

  • 共通: 画面解像度 1280 x 800 以上の解像度をサポートしているディスプレイおよび 16-bit カラー、512 MB 以上の専用 VRAM(2 GB 以上)を推奨

グラフィック

  • 共通: OpenGL 2.0 対応システム

より詳しい情報はコチラを参照。

LibreOffice

対するオープンソースのアプリケーションは以下の通り。

コンピューターとプロセッサ

  • Windows: Pentium互換PC (Pentium III、 Athlon またはそれ以降のシステム推奨)
  • macOS: Intelプロセッサ
  • Linux: Pentium互換PC (Pentium III、 Athlon またはそれ以降のシステム推奨)

メモリ

  • Windows: 256MB RAM (512 MB RAM 以上を推奨)
  • macOS: 512MB RAM
  • Linux: 256MB RAM (512 MB RAM以上推奨)

ハード ディスク

  • Windows: 最大1.5 GB以上のハードディスク領域
  • macOS: 最大800 MB以上のハードディスク領域
  • Linux: 最大1.55GB以上のハードディスク領域

ディスプレイ

  • Windows: 1024×768の画面解像度 (より高解像度を推奨)、 最低256色以上
  • macOS: 1024×768の画面解像度 (より高解像度を推奨)、最低256色以上
  • Linux: Xサーバーと1024×768の画面解像度 (より高解像度推奨)、最低256色以上

より詳しい情報はコチラを参照。

GIMP

なんと GIMP のシステム要件に関する記載が一切見当たらない。

唯一みつけたのが「対応OS:Windows 7以上」の文字。

Web 上の情報を探してみてもやはり詳細は見つけることができなかったが、Atom プロセッサ、2GB RAM でも動作するようだ。

最低限、以下のスペックは必要だろう。

  • 1 GHz 以上の 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) CPU *
  • 1 ギガバイト (GB) RAM (32 ビット) または 2 GB RAM (64 ビット)
  • 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット) の使用可能なハード ディスク領域
  • WDDM 1.0 以上のドライバーを搭載した DirectX 9 グラフィックス デバイス

このように業界のデファクト・スタンダードになったアプリケーションが要求するハードウェアの性能は高い。音楽作成や動画編集などになると、さらに高い性能のマシンが必要になるのは必須。

つまりサードパーティ製というか、オープンソースのアプリケーションでも間に合う場合には、必要なマシン性能が比較的低くなる。

そうなると、Windows や macOS というプラットフォームに依存しなくても済むようになる。

結論とすれば、扱うアプリケーションがオープンソースでも問題なければ、プラットフォームに依存する必要がないのだ。

まとめ

アプリケーションソフトウェアにこだわりが無ければ、プラットフォームは何でもよい。

Windows だろうが macOS だろうが、もちろん Linux だろうがオペレーティングシステムは、あくまでもアプリケーションソフトウェアを動作させるためのプラットフォームでしかない。

一部のプログラマやエンジニアは、OS でも アプリケーションでも圧倒的なシェアを誇る Microsoft に対して「支配」という言葉で表現する。

Microsoft 社のプロダクツがデファクト・スタンダードになっている現在、依存しているのか、依存させられているのか、判断しなければいけないときが来るかもしれない。

そんなことを考えてみました。