乗り換えるならこの Linux 勝手にランキング Best 5

乗り換えるならこの Linux 勝手にランキング Best 5Linux
広告

Windows 7 のサポートが 2020年1月14日に切れてしまう。そこで Linux の登場!

Windows 7 サポート切れと Linux の関係。

PC 界隈では、サポートが切れた OS を使い続けるリスク(脅威)についてあちらこちらで紹介されているので、ココで改めて語る必要はないと思う。

Windows のサポート切れのタイミングでいつも話題に上がるのは「 Windows をアップグレードする」か、「他の OS に乗り換える」か。

他の OS の筆頭は、なんといっても macOS なのだろう。ただし macOS に乗り換える人は、そもそも iMac や MacBook に買い換えると思う。

一方の Windows のアップデートを考える人の中にも、このタイミングで新しい PC への買い替えを検討する人もいるだろう。

今の PC を使い続けたい人は PC の買い替えも macOS も選ばない。選択肢は Linux 一択になる。

自分でなんとかする。

Linux は自分でなんとかできる人が使う OS と言われている。確かにオープンソースOS なので、Windows や macOS のように、困ったときに電話すれば教えてくれるサポートデスクなど存在しない。だから普及しないのだと言う人もいるが、このブログに興味をもったアナタは、自分でなんとかできる人(または自分でなんとかしたい人)に違いない。そこでそんなアナタに、Windows からの乗り換えに良さそうな Linux を紹介したいと思う。

もちろんグラフィカルユーザーインターフェイスで操作できるものを紹介する。

※あくまでも個人的な意見としてです。

必要なマシンスペック。

今使っている PC を使い続けるために、まずは Windows 7 のハードウェア要件を再確認しておこう。

Windows 7 のシステム要件

  • CPU: 1 GHz 以上の 32bit または 64bit プロセッサ
  • RAM: 1 GB 以上 (32bit) または 2 GB 以上 (64bit)
  • Storage: 16 GB 以上 (32bit) または 20 GB 以上 (64bit) の空き領域
  • Display: WDDM 1.0 以上のドライバを搭載した DirectX 9 グラフィクデバイス

今回は少なくともこれ以上のスペックを持っている PC を対象とする。

ちなみに Windows 10 の最小システム要件自体は Windows7 とほぼ同じ。

Windows 10 の最小システム要件

  • CPU: 1 GHz 以上の 32bit または 64bit プロセッサ
  • RAM: 1 GB 以上 (32bit) または 2 GB 以上 (64bit)
  • Storage: 16 GB 以上 (32bit) または 32GB 以上 (64bit) の空き領域
  • Display: WDDM 1.0 以上のドライバを搭載した DirectX 9 グラフィクデバイス

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028142/windows-10-system-requirements

だがこれはあくまで最低限動作する程度のスペック。

Microsoft のサイトを調べていくと、推奨されるスペックとの開きが(かなり)ある。現行の Windows 10 1909 で推奨されるプロセッサは以下の通り。

(以下の第10世代Intelプロセッサー(Intel Core i3 / i5 / i7 / i9-10xxx)、Intel Xeon E-22xx [1]、Intel Atom(J4xxx / J5xxxおよびN4xxx / N5xxx)、CeleronおよびPentiumプロセッサーまで)

以下のAMD第7世代プロセッサー(AシリーズAx-9xxxおよびEシリーズEx-9xxxおよびFX-9xxx)まで。AMD Athlon 2xxプロセッサー、AMD Ryzen 3/5/7 3xxx、AMD Opteron [2]  およびAMD EPYC 7xxx 

最初にリリースされた Windows 10 Enterprise LTSB 1507 ですら第6世代の Intel プロセッサを推奨している。

次のの第6世代Intelプロセッサー(Intel Core i3 / i5 / i7-6xxx、Core m3 / m5 / m7-6xxx、およびXeon E3-xxxx v5)まで、および同等のIntel Atom、Celeron、Pentiumプロセッサーまで

次のAMD第7世代プロセッサー(AシリーズAx-9xxxおよびEシリーズEx-9xxxおよびFX-9xxx)まで

https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/design/minimum/windows-processor-requirements

これでは最小システム要件では重たいのもうなづける。というか、ここまで来ると 「Windows 7 からアップしても大丈夫ですよ!」詐欺だな。

話が少し脱線したが、次に Linux を代表するディストリビューションのシステム要件を見ていく。

Debian GNU/Linux

  • CPU: Pentium 4, 1 GHz 以上のプロセッサ
  • RAM: 2GB 以上のシステムメモリ
  • Storage: 10 GB 以上のハードドライブ空き領域
  • インストールメディア用の DVD ドライブまたは USB ポート
  • インターネットアクセス
  • DE: GNOME

Ubuntu 18.04.3 LTS (19.10共通)推奨システム要件

  • CPU: 2 GHz 以上のデュアルコアプロセッサ
  • RAM: 4 GB 以上のシステムメモリ
  • Storage: 25 GB 以上のハードドライブ空き領域
  • インストールメディア用の DVD ドライブまたは USB ポート
  • インターネットアクセス
  • DE: GNOME

Fedora 31 最小システム要件

  • CPU: 1 GHz 以上のプロセッサ (2 GHz デュアルコアプロセッサ以上)
  • RAM: 2 GB 以上のシステムメモリ
  • Storage: 15 GB 以上の空き領域
  • インストールメディア用の DVD ドライブまたは USB ポート
  • インターネットアクセス
  • DE: GNOME

openSUSE Leap 15.1 推奨システム要件

  • CPU: 2 GHz 以上のデュアルコアプロセッサ
  • RAM: 2 GB 以上のシステムメモリ
  • Storage: 40 GB 以上のハードドライブ空き領域
  • インストールメディア用の DVD ドライブまたは USB ポート
  • インターネットアクセス
  • DE: KDE Plasma

以上のような内容になっている。いずれも GNOME や KDE といった RAM をたくさん使うデスクトップ環境が使われている。つまり重たさトップクラスである。

これらをもとに考えると Linux をインストールするのに推奨されるシステム要件は以下が望ましい。

Linux おすすめシステム要件

  • CPU: 64 bit プロセッサ
  • RAM: 2 GB のシステムメモリ
  • Storage: 20 GB の空き領域
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

このシステム要件だと Windows 7 世代の PC に向けて開発されているように思えるほどだ。実際には RAM やストレージは多いほうが良いが、この程度のスペックで動作してくれる Linux はとても多い。

32-bit については開発が終了している物が多いが、まだ開発が続けられているものは以下のスペックで動作する。

32-bit Linux の推奨システム要件

  • CPU: PAE がサポートされている 32 bit プロセッサ
  • RAM: 512 MB 以上 (1 GB 以上を推奨)
  • Storage: 10 GB 程度 (20 GB 以上を推奨) 

なので、もしも使い続けたい PC が 32-bit マシンでも、まだ使い続けられる。今 32-bit OS についてはまた改めて紹介する。

前置きが長くなってしまったが、いよいよランキングを発表していこう。

ランキングはシステム要件に加え、インターフェイスも考慮に入れてある。

乗り換えるならこの Linux 勝手にランキング Best 5

第5位 elementary OS

https://elementary.io/ja/
  • CPU: 最近の Intel Core i3 またはそれと同等のデュアルコア 64bit プロセッサー
  • RAM: 4 GB 以上
  • Storage: 15 GB のディスクスペースのある SSD
  • Display: 1024 × 768 解像度
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

   macOS のようなレイアウトが特徴の Linux ディストリビューション。Linux っぽくない雰囲気が人気。

プロジェクトサイトで公開されているシステム要件は Linux のなかでもかなり高い。これを見て怖気付くユーザーもいるが、実際には上記に挙げた Linux の推奨環境で問題なく動作する。このシステム要件は elementary OS をストレス無く使うための推奨環境のようだ。ボク的にも PC の新旧や OS に関わらずストレージは SSD のほうが快適に使えると思う。Windows からの乗り換えというよりは macOS からの乗り換えを意識しているような Linux ディストリビューション。欧米を中心に人気が高い。

第4位 Q4OS Plasma

https://q4os.org/
  • CPU: 1GHz 以上のプロセッサ
  • RAM: 1 GB 以上
  • Storage: 5GB 以上の空き領域
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

ルックアンドフィールが、Windows XP のような軽量 Linux 。上記では KDE Plasma のものを紹介しているが、Plasma デスクトップ環境でもこれくらいのスペックで動作する。しかし実質的にこのスペックであれば TDE (Trinity Desktop Environment) の方が快適に使える。※ちなみにスクリーンショットも TDE 。

個人的にも TDE のテーマのほうが、最近流行りのフラットデザインぽくなっているので好き。Windows からの乗り換えツールも用意されている。

第3位 Feren OS

https://ferenos.weebly.com/
  • CPU: 64-bit アーキテクチャ
  • RAM: 1-2 GB 以上 (4 GB 以上を推奨)
  • Storage: 20 GB 以上 (50 GB 以上を推奨) の空き領域
  • Display: 1024 × 768 解像度
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

新しくなった Feren OS のグローバルテーマは Windows や macOS のルックアンドフィールにかなり近付ける事ができる。その完成度は非常に高く、Windows や macOS からの乗り換えに対する本気度がうかがえる。Windows からの乗り換えツールも用意されているので、今まで使っていた環境を再現したいなら Feren OS がおすすめ。見た目を重視した傾向が強いので、RAM は多めの方が良さそう。

第2位 Zorin OS Core

https://zorinos.com/
  • CPU: 1 GHz デュアルコア 64-bit プロセッサ
  • RAM: 2 GB 以上
  • Storage: 10 GB 以上 (Core & Education) または 20 GB 以上 (Ultimate)
  • Display: 800 × 600 解像度
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

Zorin OS も当初から Windows や macOS からの乗り換えをターゲットとした Linux ディストリビューション。使い慣れた環境に似せたデスクトップに変更することができるのだが、あくまでも似せている程度にとどめているのがミソ。Windows や macOS から無理なく移行するのに「似せている」ことが役立っている。この環境に慣れてくることで Linux では自由にデスクトップを変えられることを知り、順応していくことがスムーズにできると思われる。新しいユーザー向けの Linux ディストリビューションなのでプリインストールされているアプリケーションもデスクトップ指向のものばかり。

「Linux でサーバー構築したい」「開発環境を Linux で整えたい」というコアなユーザーは、改めて環境を設定する必要がある初心者向けの Linux ディストリビューション。

自作 PC 界隈でも人気が高く、日本語での情報も充実している。より軽量な Lite もある。

第1位 Linux Mint MATE

https://linuxmint.com/
  • CPU:  32-bit および 64-bit プロセッサー
  • RAM: 1 GB (2 GB 以上) が推奨
  • Storage: 15 GB (20 GB 以上) の空き領域を推奨
  • Display: 1024 × 768 解像度
  • インストールメディア用のDVDドライブまたはUSBポート
  • インターネットアクセス

もはや定番の Linux Mint 。ベースになっている Ubuntu も使いやすいが、そこにより様々なアイディアが詰め込まれ、何でもできる優等生な Linux ディストリビューションとなっている。ボク的にはデスクトップ環境は Cinnamon ではなく、より軽く同等の機能を持つ MATE デスクトップ環境がおすすめ。(もちろん Xfce もおすすめですが、ここはあえて)19.3 になりメニューのレイアウトが変わったが、個人的には意外と使いやすく感じている。このへんは個人の好みなので一概に言い切ることができないが Windows 10 のメニュー表示にもどことなく似ているので、案外すんなり受け入れられるのではないだろうか?

あえて Windows からの乗り換えツールは用意されていないものの、システムの翻訳がしっかりされているので安心して使える。ユーザー数も多いので日本語での情報も豊富なのもポイント。

まとめ

乗り換えるならこの Linux 勝手にランキング Best 5

ほかにも魅力的な Linux ディストリビューションが多くあるので、このランキンを参考に自分の好きな Linux を見つけてみてはいかがだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました