超軽量で人気の Puppy Linux の最新版となる BionicPup 8.0 が、2019年3月24日にリリースされた。

Puppy Linux とは?

超軽量ディストロ Puppy Linux 8.0 がリリースされたので、
最新版は BionicPup 8.0 。

Puppy Linux は、全て CD から起動させることができるため、ストレージにインストールする必要がない Live ディストリビューション(以降、ディストロ)。

起動時に RAM へシステムを読み込み利用する仕組みになっており、ストレージがが無くても運用できる。

起動時以外は Live CD が不要なため、CD ドライブを他の目的に使うことができる。

ただし、システムの読み込みの際には 20 倍速以上の CD-ROM ドライブを装備していることが望ましいが、最近のマシンであれば気にする必要ないかな。

ちなみに、ストレージにインストールする際には 350 MB 以上の空き領域が必要になる。

▼今回のリリース情報は▼
Website >> http://blog.puppylinux.com/bionicpup-32-bit-and-64-bit-released

Puppy Linux の概要

  • ベース: 独立
  • アーキテクチャ: i386, x86_64
  • デスクトップ環境: JWM, Openbox
  • パッケージ管理: PET

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Pale Moon
  • メール: Claws Mail
  • オフィス: AbiWord, Gnumeric
  • グラフィック: mtPaint, InkscapeLite
  • マルチメディア: mpv Media Player

Puppy Linux をインストールするのに必要なスペックは?

  • CPU: 333 MHz 以上
  • RAM: 128 MB (〜4.x系), 256 MB (5.x系), 768 MB (6.x系), 1 GB (7.x系)
  • DISK: 350 MB (1 GB 以上)

▼より詳しい情報は▼Website >> http://www.puppylinux.org/wikka/MinimumSystemRequirements

個人的な意見ですが、

Live 環境でもサクサク動いてくれる Puppy Linux の最新版と聞いて早速チェック!

バージョンが進むに連れ、システム要件が高くなってきているのだけれども、それでもやっぱり超軽量!

しかし、8.0 の日本語はまだない。

超軽量ディストロ Puppy Linux 8.0 がリリースされたので、
言語設定の一覧の中に” ja_JP “はあるけれども…。
超軽量ディストロ Puppy Linux 8.0 がリリースされたので、
日本語表示されない。

以前から Puppy の日本語版を提供しているサイトも在るけれども、8.0 どころかココ最近(2014年1月18日の更新を最後に)更新されていない。

▼パピーリナックス日本語版▼
http://openlab.jp/puppylinux/index.html

Puppy の日本語フォーラムの方も覗いてみたけれども、今回の 8.x 系に関しての情報は、2019日3月26日現在まだない。

▼パピーリナックス日本語フォーラム▼
http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/index.php

残念。

自力でなんとかしようと思い、表示された情報をもとにトライしてみた。

翻訳:
ロケールはja_JPに変更されますが、パピーをあなたの言語に翻訳するために言語パックをインストールする必要があります。 langpack_ja_JPまたはlangpack_jpというPETパッケージが必要です。 自動化していませんので、パッケージをダウンロードしてインストールする必要があります。 あなたは将来いつでもこれをするかもしれません。
公式にサポートされているlangpacksは、noarchリポジトリで、Puppy Package Manager(デスクトップ上のインストールアイコンをクリック)を実行することによって利用可能です。

公式の言語パックは、noarchリポジトリにありますが、あなたの言語用のものはありません。 おそらく、パピーフォーラムで開発中のものがあります(注意してください、パピーのいくつかの古いバージョンは互換性のないlangpacksを持っています)。 あるいは、あなたがlangpackを手助けして作成することを志願するかもしれません –  Menu – > Help – > HOWTOの国際化をクリックしてください(もちろん英語の十分な知識が必要です)。

必要となる” Langpack_ja_JP “を検索してみたけれども出てこない。

超軽量ディストロ Puppy Linux 8.0 がリリースされたので、
検索窓に” langpack “を入力してみたけれども、” ja “が見当たらない。

フォーラムをチェックして、見つけた「パピーの最新版はどれですか?」にあった、本家版を日本語化する情報もだめだった。

▼パピーリナックス日本語フォーラム▼
http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewtopic.php?t=2105

他のパッケージなら?!と思い” lang pac “で検索し、一覧の中から見つけた

  • language-pack-kde-jp_14.04
  • language-pack-gnome-jp_18.04

をインストールしてみたけれども、やっぱりダメ。

んー。

スキルのない僕みたいなのは、自力でパッケージをビルドするとか無理なので、日本語対応されるまで待つほかなかな?

残念。

…だがしかし!

超軽量ディストロ Puppy Linux 8.0 の日本語化に挑戦!

ブログ読者の方からの情報をもとに、改めて日本語化に挑戦してみた。

▼ Puppy Linux をチェックする▼
Website >> http://puppylinux.com/index.html