そういえば、Windows 10 で Linux が使えるって聞いていたけど、この間(2019年5月21日)にリリースされたばかりの openSUSE Leap 15.1 に出会うとは思わなかった。
たまには僕も見るニュース。
なんとなく IT 系のニュースを眺めていたら、【Linux ディストロ「openSUSE Leap 15.1」が “Microsoft Store” に登場】の文字を発見。
興味が掻き立てられたので、さっそく試してみることにした。
WSL というもの。
まずはご存じない方のために、Windows で Linux が使えるということについて、ザックリと説明する。
Windows 10 (Fall Creator Update, バージョン1709 以降) から Linux を使うための「 Windows Subsystem for Linux (以降 WSL)」が登場した。
WSL では、ほぼ通常のディストリビューション(以降ディストロ)が使え、各ディストロ用のパッケージシステムがそのまま利用できる。
すでに Microsoft Store では Debian や Ubuntu といった Linux がリリースされており、openSUSE もそのひとつ。
openSUSE on Windows
僕が驚いたのは、そのリリースの速さ。
Debian にしろ Ubuntu にしろ、少し前にリリースされたものだったけれども、今回の openSUSE は、リリースから1週間ほどしか経っていない最新版が用意された。
Microsoft Store では、ときどき偽物が出回るらしいので少し警戒したが、調べてみると公開元も SUSE だし、本物っぽいので使ってみることにした。
確認しておくけれども、WSL で使える Linux ではデスクトップ環境はない。
しかし、先にも少し触れたとおりほぼ通常のディストロとして使えるので、”Vim” や “Git” といったコンソールユーザーにはおなじみのものもインストールできるので、コマンドの勉強とかには良い。
WSL は Linux のスキルアップにはぜひ用意しておきたいアプリだと感じた。