KDE neon は、新しいスナップショットとなる 20190516 を2019年5月16日にリリースした。
KDE neon とは?
KDE neon は、KDE デスクトップおよびアプリケーションを含む Ubuntu の長期サポート (LTS) ベースのディストリビューション(以降、ディストロ)。
KDE の開発に焦点をあて、最新のソフトウェアパッケージの提供に重点を置かれている。
今回の変更点は?
KDE Plasma 5.16 Beta リリース。
デスクトップ管理や設定、ウィンドウ管理に関する、多くが改善された。
▼より詳しい情報は▼
Website >> https://dot.kde.org/2019/05/16/kde-plasma-516-beta-your-three-week-notification-more-tidy-and-composed-desktop
https://kde.org/announcements/plasma-5.15.90.php
以前の記事
▶https://pc-freedom.net/today_pc_story/最新の-kde-環境を提供する-kde-neon-20190221-がリリースされたの/
KDE neon の概要
- ベース: Ubuntu
- アーキテクチャ: i386, x86_64
- デスクトップ環境: KDE Plasma
- パッケージ管理: APT (dpkg)
主なアプリケーション
- ブラウザ: Firefox
- マルチメディア: VLC media player
※インストール直後は、アプリがほとんどインストールされていない
KDE neon をインストールするのに必要なスペックは?(推奨)
プロジェクトサイトにシステム要件の記載がなかったため、Ubuntu のものを参照。
- CPU: 2 GHz Dual core processor 以上
- RAM: 2 GB (4 GB 以上)
- DISK: 25 GB 以上
▼より詳しい情報は▼
Website >> https://neon.kde.org/
個人的な意見ですが、
恥ずかしながら最近になってようやく気付いたのですが、KDE neon のスナップショット(今回のようなリリースのこと)は、KDE Plasma のアップデートのタイミングだと言うこと。
ベースの Linux は Ubuntu LTS 版に決まっていて、デスクトップ環境の KDE Plasma がアップデートされるごとに、それがリリースされる。
なので、今回は KDE Plasma 5.16 Beta リリースになる。
最近 KDE Plasma を使ったディストロを紹介するたびに、 KDE Plasma の良さを実感する。
今回、動画でも少し触れているけれども、 Core 2 Duo という世代遅れもはなはだしいマシンでもサクサク動いてくれる。
以前であれば、もっとこうモッサリ、モッサリしていて「ハイスペックマシンじゃないと無理かな…」なんて思っていたけれども、そんな過去の記憶を打ち消してくれる。
僕の中では、デスクトップ環境といえば Xfce が No.1 だけれども、KDE といい GNOME といい、最近の出来栄えには目を見張るものがある。
良い意味で常識を壊されるのは、嬉しいというか何というか、ちょっと不思議な高揚感をえる。
デスクトップ OS としては、空っぽな KDE neon だけれども、最新の小気味良い使い心地の KDE Plasma をたいけいしたいのであれば、ぜひ以下の URL からダウンロードして欲しい
▼ KDE neon をダウンロードする▼
Website >> https://neon.kde.org/download