Condres OS は最新パッケージで更新した安定版の 19.03 を、 2019年3月4日に発表した。
Condres OS とは?
イタリアで開発されたCondresはArchオペレーティングシステムのすべての利点をユーザーフレンドリーさ と アクセシビリティに焦点を合わせて提供し ます。32ビット版と64ビット版の両方で利用可能なCondresは、初心者および経験豊富なLinuxユーザに適しています。 初心者向けに、ユーザーフレンドリーなインストーラーが提供されています、そしてシステム自体は完全に ‘箱から出してすぐに’動作するように設計されています。
今回の変更点は?
目玉は Google Chrome の追加。
そのほかは、以下の通り。
現在サポートされているカーネル
- linux-lts4.19.26
- Linux 4.20.13
- Linux対応の4.20.13
パッケージの更新(Mon Mar 04 12:26:38 CET 2019)
安定したcondres_core_sygned x86_64:64個の新規および63個の削除されたパッケージ
バグ解決:
- pacache が必要な Octopi のバグを修正。
- システムログイン時に root パスワードを要求する condres-control-center を修正。
- デフォルトでLUK1を有効にして cryptsetup パッケージを再コンパイル。
…ログイン時に root パスワードを要求するなんちゃらを修正とある。
確かにログイン時はいいけど、ログイン後に…。
▼より詳しい情報は▼
Website >> https://condresos.codelinsoft.it/index.php/blog/stable-update-2019-02-23-kernels-browsers-cryptsetup
Condres OS の概要
- ベース: Arch
- アーキテクチャ: x86_64
- デスクトップ環境: Cinnamon, GNOME, KDE Plasma, MATE, Xfce
- パッケージ管理: Pacman
主なアプリケーション
- ブラウザ: Chromium, Google Chrome, Firefox
- メール: Thunderbird
- オフィス: LibreOffice
- グラフィック: Inkscape,GIMP
- ミュージック: Rythmbox
- マルチメディア: VLC media player
個人的な意見ですが、
先にも少し触れたけれども、ログイン後に
Enter the administrative password
The application ‘/usr/bin/pacman -Sy’ lets you modify essential parts of your system
管理者パスワードを入力してください
アプリケーション ‘ /usr/bin/pacman -Sy ‘ を使用すると、システムの重要部分を変更できます。
と出てきてしまう。
対象法について何か書いてあるかと思い探してみたが、見つけられなかった。
面白そうなディストロではあったけれども、スキルの乏しい僕には難題だったため、インストールはせずにライブ環境だけで試してみた。
pacman がどうとか言っていたので、きっとインストールの時にも何かしらあるに違いない。
でも一応、インストーラーも起動してみた。
日本語も対応しているし、プロプライエタリソフトも結構入っているっぽい。
日本語だと少し見にくいけれども、プロプライエタリ・ソフトウェアの一覧と、その承認について確認される。
またその他にも気になったのは、Pepeermint で初めて知った ICE もインストールされている。
Web 上のサービスを効率的に使うことができる便利なやつ。
そして Apple PC をサポートしているとのこと。
他のエディションとどう違うのか現時点では定かでないけれども、とにかくアップルの評価用に特別にカスタマイズされたカーネルによるアップル PC のフルサポートらしく、シャットダウンとハイバネーション機能も systemd で動作らしい。
っと、妙に気になるディストロ。
興味のある方は以下の URL からチェック。
▼より詳しい情報は▼
Website >> https://condresos.codelinsoft.it/index.php