気づけば2018年も半分が終わってしまいました。
今年の上期の期間で、筆者が気に入った Linux ディストリビューション(以降ディストロ)を紹介します。
Zorin OS
Ubuntu 系の Windows や macOS の代わりを目指した軽量で高速なディストロ。
確かに操作の多くが GUI で完結するのがありがたい。
個人的に Xfce のユーザーインターフェイスと、公式サイトの SF っぽさが好き。
推奨システム要件
- CPU:1 GHz以上のシングルコア
- RAM:1 GB以上
- ストレージ:10 GB(Core)または20 GB(ULTIMATE)以上
- 表示:800 x 600 の解像度
公式サイト:https://zorinos.com/
openSUSE
Slackware 系の定番。
Slackware 系と聞いて敬遠していたが、今年それが間違いと気が付いた。
ローリング・リリースが採用されているのでアップデートもラクラク。
詳しくは、こちらの記事で。
推奨システム要件
- CPU:2GHz 以上のデュアルコアプロセッサ
- RAM:2GB 以上
- ストレージ:40GB 以上
- 表示:800 x 600 の解像度
VOYAGER Linux
フランス生まれの Ubuntu 系。
Xfce で構築されたデスクトップは、まるで macOS 。
elementary OS よりも macOS に近いディストロ。
詳しくは、こちらの記事で。
推奨システム要件
- CPU:2GHz 以上のデュアルコアプロセッサ
- RAM:2GB 以上
- ストレージ:25GB 以上
- 表示:800 x 600 の解像度
公式サイト:https://voyagerlive.org/
Manjaro Linux
あらかじめ GUI 環境を持った Arch 系ディストロ。
Ubuntu 系全盛の中でひときわ異彩を放つ Arch Linux が、初心者でも扱えるようになった。
いろいろ勉強になる OS 。
ローリング・リリースでアップデートもラクラク。
詳しくは、こちらの記事で。
推奨システム要件
- CPU:1GHz以上
- RAM:2GB以上
- ストレージ:30GB以上
- 表示:HD以上の解像度
公式サイト:https://manjaro.org/
Peppermint
見た目は派手だが、なかなか真面目な Ubuntu 系。
今年いちばん使っていたディストロ。
2018年6月22日に Peppermint9 がリリースされた。
相変わらず古いハードウェアに対して優しい。
詳しくは、こちらの記事で。
推奨システム要件
- CPU:Intel x86_64 または amd64 アーキテクチャ
- RAM:2GB
- ストレージ:4GB
- 表示:800 x 600 の解像度
個人的な意見です。
もちろん定番の Ubuntu や Linux mint 、 Fedora や centOS も捨てがたいですが、今回は今年の上期に印象に残ったディストロを紹介しました。
そしてその中でも Peppermint は僕のイチオシです!
とにかく安心して使える。
細かいところも丁寧に作り込まれている上、非常に安定しており、なおかつ軽量でサクサク動く。
しかも GUI でほとんどができてしまうという親切ぶり。
たまりませんな!
それと先日も紹介したばかりの Manjaro 。
Arch Linux 系という異色のディストロだけれども、安定性はバツグン!
公式リリースでは Xfce を採用している。
ソフトウェアも一般的なものは一通りある。
けれども他のディストロほど GUI 環境は親切でない印象もある。
…いや、他が親切すぎるのか?
でもこれを機会にコマンドを覚えるのも悪くないかも。
追記:
おっと、Zorin OS の記事が無いではないか。
改めて Zorin OS を紹介せねば。