見た目も使い心地も Microsoft Office (以降 MS Office )にそっくりの WPS Office 。

互換性も非常に高い WPS Office が Linux でも使える。

Linux では WPS Office が無料で使えるが、

コチラもどうぞ▶Microsoft Office と高い互換性を持つ WPS Office を Linux で使ってみた。

以前にもこのブログで紹介したが、残念な点が2つある。

WPS Office が Linux でも使えるってホント?!

一つはインライン表示ができないこと。

Linux で WPS Office を使う。
Peppermint 8 に WPS Office をインストールしてみた。

僕個人としては、めちゃくちゃ気になってしかたないのだけれど、それでも使いたい人もいるかと思う。

そしてもう一つ残念なのが日本語パッチにエラーが出ること。

Linux で WPS Office を使う。
Peppermint 8 なので画面の表示がちょっと違いますが。こんな感じ。

インターフェイスが英語でも問題ない人もいるだろうが、僕としては日本語表示されている方がありがたい。

最新版は2017年6月15日にリリースされた Alpha21 10.1.0.5707 。

このバージョンだと日本語パッチにエラーが出る。

一つ前のバージョンなら日本語化できる

現在(2018年8月時点)WPS Office のコミュニティサイトでは、このバージョンの一つ前にあたる2106年6月24日にリリースされた Alpha21 10.1.0.5672 もダウンロードすることができる。

こちらは日本語パッチが問題なく当てられる。

Linux で WPS Office を使う。
一つ前のバージョンを試してみると、ご覧の通りパッチが当てられる。

これはありがたい!

でもやっぱりインライン入力はできない。

Linux で WPS Office を使う。
Linux 版だと、インライン表示だけはどうしてもできないんだな。

表示の仕方は使うインプットメソッドに依存するけれど Mozc だとこんな感じ。

一長一短あるソフトウェアだけれど、Linux の環境で仮想環境や Wine を使わずにネイティブで動作する MS Office 互換ソフトの存在は貴重だと言える。

低予算で Windows の代替え環境を整えるには、ぜひとも加えたいソフトでもある。

使うか使わないかは、アナタ次第です!

個人的な意見ですが、

よほどのことがない限り、僕は LibreOffice とか オンラインサービス。

Microsoft も Google も簡単な書類を作る普段遣いには何ら問題はありません。

だって文書作成ではインライン入力もできるし、表計算だって必要な関数は全てある。

なによりどれもこれも必要な機能はカバーしている。

なので、そこまで WPS Office の必要性を感じていない。

が、Linux で MS Office ファイルのレイアウトが崩れないのはちょっと気持ちいい。

それと Linux でリボンで表示されるメニューも、優越感というか何というか絶妙な気分になる。

まぁ、個人的に感じたメリットといえばそんな感じ。

遊ぶには充分。

もともと安価なソフトだけど、Linux だとタダだしね。

▼WPS Office for Linux コミュニティーサイト▼

http://wps-community.org/