以前にびっくりするほどキレイな量子ドット LED モニタをレビューしたのですが、そのメーカー、またしても明るくてキレイなモニターを出してきました!

今回は IGZO パネル技術を採用したモバイルモニター Intehill U13NA 4K 13.4 インチモバイルモニターを紹介いたします。

モバイルモニターをお探しの方の参考になればと存じます。

それでは、さっそく見ていきましょう!

Intehill U13NA

【実機レビュー】Intehill U13NA 13.4インチ 4K+ IGZO パネル採用モバイルモニターがメチャクチャ明るくて鮮やかだった件。

開封しながら Intehill U13NA について紹介していきます。

同梱品は、モニター本体のほか、スマートカバー×1、 フル機能Type-Cケーブル (Thunderbolt 3.0) ×2、HDMI to mini HDMIケーブル×1 、取扱説明書となっています。

※ケーブルは、まぁまぁ高いやつです!

このモニターは、高解像度の 4K+ の高品質な映像を楽しむ事ができます。

また、IGZO パネル技術により、色彩表現が非常に良く、液晶パネルの耐久性も高いうえ、反応も高いというのが特徴です。

まず、コダシマが Intehill U13NA のいちばんの特徴としてお伝えしたいのが、何度も繰り返している偏光技術を利用した IGZO パネルを採用していること。

IGZO は、シャープが世界で初めて量産化に成功した透明酸化物半導体で、ディスプレイなどで利用されています。

コダシマは IGZO って名前、ずっと商標かと思ってましたが、インジウム (Indium)、ガリウム (Gallium)、亜鉛 (Zinc)、酸素 (Oxygen) から構成される物質の頭文字 (In-Ga-Zn-O) をとった略称です。

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つまり IGZO (Indium Gallium Zinc Oxide) は、半導体材料の一種というわけです。

んで、この IGZO、材料だということはわかったけど、何が良いのか?

そこらあたりを調べてみました。

IGZO とは?

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IGZO は高い透過率と従来の20〜50倍という高い電子移動を持つ材質のため、薄く軽量な画面を実現することができます。

また、薄くすることにより画質の向上に合わせ反応速度も向上します。

このような性質のため、液晶ディスプレイや有機 EL (OLED) パネルなどで、入力信号に応じて出力信号を制御するトランジスタに使用されています。

早い話が IGZO を用いたモニターは、その性質から薄く軽量で、高解像度や高コントラストのディスプレイを作ることが可能というわけです。

今回の Intehill U13NA もそのひとつというわけです。

また、IGZO トランジスタは、標準的な a-Si (アモルファス・シリコン) ディスプレイと比較して消費電力が非常に少なく、さらにはシリコンと代替することができる可能性もあり、将来的にはより高性能な画面が実現できるのではないか?と期待されています。

実際に、だいぶいろいろと実現されてきているようで、いわゆる OLED の製造にはすでに必須の技術となっています。

https://www.displayninja.com/igzo-vs-ips/

そんな IGZO ディスプレイの良いところをまとめると…

IGZO ディスプレイのメリット:

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  1. 映像がなめらか:
    電子移動度が高いため、高周波駆動ができます。高周波駆動の単位は Hz 。つまり1秒あたりの映像のコマ数を増やすことが出来るため、映像がなめらかになります。
  2. 高精細な画面表示:
    電子移動度の高さが TFT の小型化に繋がり、TFT が小さくなった分、ディスプレイ画素内の光を遮る部分が減るため、透過率が高くなります。これによって、同じ光の強さのバックライトでもより明るさが増します。また、ひとつひとつの画素が小さくなるため高精細化しても、画面の明るさを維持できるメリットもあります。
  3. 低消費電力:
    IGZO パネルは静止画を表示する時に、こまめな画面の書き換えが不要な低周波駆動が可能です。加えて、透過率が高いことにより、その分バックライトの光量をセーブできるため消費電力の削減につながります。
  4. 薄型・軽量:
    IGZOトランジスタは薄型で軽量であるため、携帯性に優れたデバイスを作ることができます。

以上が、IGZO の良いところですが、一方で、どうしてもデメリットはあるもの。

次は、デメリットについて。

IGZO ディスプレイのデメリット:

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  1. 高価格:
    IGZOトランジスタは生産コストが高いため、他の材料よりも高価です。
  2. 生産技術の難しさ:
    IGZOトランジスタの生産技術は複雑であり、工場に高度な設備が必要です。
  3. 普及の遅れ:
    IGZOトランジスタはまだ一般的な液晶画面の材料と比べて普及が遅れています。これにより、市場で利用可能な製品が限られています。

といったところです。

まぁ、ここらへんはユーザー側も目が肥えてきているので、いずれは解消されそうな気配がします。

そんな IGZO、シャープがテレビとスマホのディスプレイだけでチマチマ生産していた雰囲気がありましたが、最近では今回の製品を始めとして、モバイルモニターで IGZO の名前をちらほら見かけるようになってきました。

それこそ、高周波駆動のゲーミングモニターや有機 EL モニターでは必須の技術となっているので、もう少しするとより手軽な価格で手に入るようになるかもしれませんね。

※Nintendo Switch でも使われています。

IGZO 事件

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で、

余談ですが、コダシマが勘違いしていた IGZO の商標について少し。

2011年11月に当時のシャープは「IGZO」の文字商標の登録を申し出ていたようですが、ある研究者が学会で「IGZO」という言葉を使用する際にシャープから申請を求められたことをきっかけに、学会の活動に支障が及ぶ可能性があるとして、科学技術振興機構(以下JST)が2013年7月に特許庁に商標登録の無効を求める審判を請求。

特許庁は2014年3月に商標登録を無効とする審決を出しました。しかし、シャープはこの審決を不服とし、知財高裁(知的財産高等裁判所)に無効審決の取り消しを求める訴訟を提起しましたが、知財高裁は2015年2月25日の判決で特許庁の審決を支持しシャープの請求を棄却。

同年3月11日、シャープは上告を断念したことを公表したことで騒動は終結しました。

まぁ、ビジネスチャンスとして独り占めしたくなる気持ちもわからなくは無いですが、という点で見れば、素人考えで商標登録が普及の足枷になりそうだとは思います。

なお、カタカナの「イグゾー」の商標、及び「IGZO」をロゴ化した商標はシャープに権利があるとのことです。

Intehill U13NA のスペック。

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だいぶ前置きが長くなりました。

話をモバイルモニターに戻します。

スペックは以下の通り。

タイプIGZO
画面サイズ13.4インチ、288×180mm
解像度3840×2400 (WQUWGA)
画素密度338ppi
アスペクト比8:5 (16:10)
色域sRGB 100%
色深度8bit (およそ1670万色)
輝度500nit
色温度6500K
コントラスト比1500:1
視野角水平: 178°、垂直: 178°
リフレッシュレート60Hz
スピーカー2W (1W×2), 8Ω
タッチ機能なし
外寸45×365×245 mm
重さ476g
電源12W
セット内容モバイルモニター、スタンドカバー、USB-Cケーブル×2本、Mini HDMI-HDMI ケーブル、電源アダプター PD 20W

Intehill U13NA の外観。

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外観を見ていきましょう。

画面サイズ13.4インチということで、結構コンパクトです。

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重さ: 482g (実測)+カバー: 763g (実測)

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バッテリー非搭載なので、これくらいの重量になるのでしょう。

スタンドとして使えるカバーが初めから付いています。

素材は PVC なんでしょうか? PU でしょうか?詳しくないのでよくわかりませんが、いずれにせよ、フェイクレザーのような質感ですね。

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画面はグレア、光沢のあるものですね。

ベゼルもだいぶ細く、なかなかスタイリッシュです。

向かって右側、上から

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  • スピーカー
  • 電源ボタン(メニュー画面のときは戻るボタン)
  • 選択ダイヤル(メニューの表示や選択の際に使用)
  • OTG 対応 Type-C ポート
  • 3.5mm オーディオジャック

向かって左側、上から

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  • スピーカー
  • mini HDMI ポート
  • フル機能 Type-C ポート×2(給電・映像・音声・タッチ信号)

あと、他のモバイルモニターでは見たことはありませんでしたが、このモニターの同梱品にいくつかアダプターが入っていました。

【実機レビュー】Intehill U13NA 13.4インチ 4K+ IGZO パネル採用モバイルモニターがメチャクチャ明るくて鮮やかだった件。

mini HDMI を標準のサイズに変換するアダプターと Type-C の、おそらくコードの向きを変更したり、モニターの裏にまとめたりするためのものと思われるアダプターが付いています。

地味に効きそうですね。

接続する PC に Thunderbolt 3/ Thunderbolt 4 ポート、もしくは USB 3.1 に対応していれば、Type-C ケーブル一本で接続ができます。

ただしデバイスによっては電力が不足することもあります。

ずっとロゴが繰り返し表示されたりするときなんかは電力不足なので、そのときはアダプターなど使って給電しましょう。

Type-C 1本接続と言えば、コダシマは Galaxy とかの Dex モードを思い出しますが、スマホの場合だと電力が足りないので、最初から電源を取ることをおすすめします。

ちなみに、説明書やクイックガイド的なカードがちゃんと日本語なのですが、「Sangsum Dex HUAWEI」なる文字。

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おそらく「Samsung Dex」と「HUAWEI」としたかったのでしょうか?

ほかがちゃんとしているだけに、ちょっと悪目立ちしました。

まぁ、それはそれとして、実際に使ってみましょう。

Intehill U13NA の画質。

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Type-C 1本接続ということで、今回も Chromebook C101P を使います。

ってか、まだ使ってます。

接続すると、特別な設定無しで画面が表示されました。

また、ちょっと確認しづらいですが「画面がちらつくときは電力不足です」という旨のメッセージが表示されます。

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というか、やっぱり広いですね!

わかりますかね?この広さ!

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画面解像度は通常の UHD 4K (Quad Full-HD) である 3840×2160 16:9 よりも高い WQUXGA (Wide Quad Ultra eXtended Graphics Array) 3840×2400 の 8:5 (16:10) です。 (メーカーでは 4K+ とか UHD+ という表現をしていますが…)

これにより画素密度も 338ppi とめちゃくちゃ高密度になっています。

リフレッシュレートは 60Hz と一般的です。

タッチ機能はなく、視野角は一般的な IPS モニターと大差なく上下左右 178°です。

色域は sRGB 100% で、輝度はなんと 500nit という明るさ。

以前紹介した同社の量子ドット QLED のモバイルモニターもコレくらいでしたが、非常に明るいモニターです。

実はこの状態で0-100まである明るさの設定で、初期値は10しかありません。

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さらにコントラスト比 1500:1 という、モバイルモニターでは結構なハイスペックです。

素人目で見ても、明らかに色の違いがわかります。

白がきちんと白く、黒がしっかり黒いメリハリのある色味です。

プロのニーズにも応えられる画質」と、メーカーは自信満々ですが、現物を見るとハッタリじゃないことがわかりますね。

説明書と一緒に入っている「調整レポート」には、色味に関する内容が書かれています。

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だいぶ画質にはこだわりがあるようです。

こんなの初めてみたかも。

画質調整。

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設定メニューは、画面右側にあった選択ダイアルを使って表示および設定します。

ってか、このメニューが個人的に好きです。

かっこいいです。

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映像だとなかなか分かりづらいですが、輝度の調整をすると相当明るくなります。

ですが、屋内で使うコダシマには50くらいが限界ですね。

それ以上だと眩しいです。

眩しいくらいの 500ntis の明るさに加え、HDR にも、もちろん対応しています。

てか、HDR の最適化はゲーム好きには必須機能でしょう。

macOS と iPad OS のエコシステムと互換性があるモバイルモニターなので、ネイティブの HiDPI スケーリング表示が出来ます。

屋外とかでも使える明るさです。

最近のコダシマは Apple 製品から離れているので、ココらへんはちょっと興味が薄れてますが、純正品みたいに使えるってことですね。

それと、たぶん Intehill だけじゃないですかね?

グレースケールモードでの表示。

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メーカーでは「E-Ink エミュレーションモード」というネーミングですが、白黒のグレースケール表示モードのことで、設定メニューでは「E-Mode」として表示されます。

338 PPI という画素密度とグレースケールモードの組み合わせは、本物の紙のような表示体験を提供します…、とありますが、光沢画面だとちょっと実際の紙のイメージと違うかもしれません。

何れにせよ、このモードは主にテキスト作業やプログラミングコード作業などで効果的としています。

んー、あれば使うこともあるかもしれませんが、モードの切替がぶっちゃけ面倒で、いちいちメニュー画面を開いて設定する必要があります。

また、仕組みが実際の E-Ink と異なり、あくまでもエミュレーションモードなため、電力云々では通常モードと大差ないかと思われます。

そういった点を考えると、めんどくさがりのコダシマは、あんまり使わないですね。

あ、でも、たしかに目の負担というか、疲労の度合いを考えると、グレースケールモードは良いかもしれません。

見た目も意外と新鮮ですしね。

それと、画面のアスペクト比も調整することができます。

基本は 8:5 (16:10) なのですが、対応していないデバイスを接続すると、映像がちょっと縦に伸びてしまいます。

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一般的な UHD に対応する 16:9 の表示設定も用意されてるので、Nintendo Switch など 16:9 にしか対応していないデバイスを使用する際には、設定を切り替えることで問題なく表示されます。

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実は C101p もそんな、アスペクト比16:9固定の一台でした。

OTG (USB On-The-Go) 機能。

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念のために OTG 機能についてもお話しておきます。

OTG とは、USB 機器同士を接続して使うために制定された USB インターフェース規格で、パソコン無しで複数の USB 周辺機器を同時に接続・使用できるようになります。

モニターに向かって右側にある Type-C ポートは OTG に対応しているため、キーボードやマウスを接続して使うことができます。

Type-A とかだと、変換アダプターが必要になります。

というか、うちにある Type-C の Hub でいけるかと思いましたが、Hub を通すと使えませんでした。

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相性なのかな?

いずれ、Hub ではなく変換アダプターであれば使えました。

https://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/otg/index.html

気になるお値段。

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これだけ画質がよく、しかも 4K となると、まぁまぁなお値段になります。

販売が始まってすぐくらいの時期には、3万円オーバー、大体3万5〜6千円くらいの価格でしたが、今ではクーポンなどで3万円以下で買えるタイミングも出てきました。

明るくてキレイ、かつ軽量でコンパクトなモバイルモニターをお探しであれば、イチオシですね!

Intehill U13 NA のまとめ。

【実機レビュー】Intehill U13NA 13.4インチ 4K+ IGZO パネル採用モバイルモニターがメチャクチャ明るくて鮮やかだった件。

今回は IGZO パネルを採用した高画質モバイルモニター Intehill U13NA の実機レビューをしました。

やっぱり某ガジェット系 Youtuber も明るくてキレイとレビューしていましたが、本当にそう思います。

量子ドットモニターのときもそうでしたが、「提供品だから悪く言えない」とかじゃなく、とにかく明るくてリアルにびっくりする画質です。

解像度が高いのはもちろんですが、とても鮮やかな画質は一度は経験してみるべきです。

ただ、13.4インチというコンパクトなサイズと高い画素密度では、表示スケール100%だと小さすぎて使いものにならないですね。

コダシマ的には少なくとも175%くらいが良いかな?と思いました。

【実機レビュー】Intehill U13NA 13.4インチ 4K+ IGZO パネル採用モバイルモニターがメチャクチャ明るくて鮮やかだった件。

それと設定内容を記憶しておく機能が無いため、使い始める際にはいちいち設定し直す必要があるのが、面倒くさがりのコダシマには残念と言うかもったいない気がします。

また、モバイルモニターなので無いものがほとんどですが、VESA 規格のマウンターとかがあれば、なお良かったと思います。

あと、音声について触れていませんでしたが、まぁ可もなく不可もない感じです。

最低限の音声出力はされているうえ、不足であれば 3.5mm のオーディオジャックもあるため、そちらで拡張すれば良いでしょう。

気になるところが全く無いわけではありませんが、それはこのモニターにかぎった内容ではなく、むしろこのモニターに限ったことで言えば、とにかく明るくて鮮やかな画質に驚くばかりでした。

コンパクトでスタイリッシュ、しかも明るくて高画質のモバイルモニターをお探しであれば、ぜひオススメしたいモニター。

買うか買わないかはアナタ次第です!

てか、ホントにキレイ。

参考サイト

IGZO について

OTG について