Ubuntu LTS の 16.04 と 18.04 のポイントリリースである 16.04.7 と 18.04.5 が2020年8月13日に発表された。
今年は新しい Ubuntu の LTS が生まれた年ということもあって、わりと Ubuntu を使っている。
Ubuntu LTS
今年(2020年)4月に Ubunt の長期サポート版である LTS がリリースされた。
今回のような、何かのきっかけがないと GNOME デスクトップをじっくり使う機会は無いかと思う。
賛否のあった GNOME シェルもバージョンが進むごとに改善され、ボクの主観かもしれないが、今では以前ほど批判的な声はなくなったように感じる。
いずれも既存のパッケージ修正を含んだ最新のインストールメディアの提供となる。
Ubuntu 20.04 LTS Focal Fossa は2025年4月までの年間サポートされる。
ほかのフレーバーも3年間サポートされる。
また ESM (Extended Security Maintenance) では、追加のセキュリティサポートが利用できる。
今回リリースされたものは、それ以前の 16.04 と 18.04 のもの。
今回の変更点。
新しいメディアには、GRUBブートローダーの問題に対する修正が行われている。
いずれかのバージョンを使っている人は、すぐにアップグレードすることをおすすめする。
Ubuntu 16.04.7 LTS
16.04 LTS Xenial Xerus のサポート期間は通常サポートで2021年4月まで、ESM では2024年4月までとなっている。
16.04 LTS の概要
- デスクトップ: Unity
- Linux カーネル: 4.4
▶Ubuntu 16.04.7 のリリースノート
▶Ubuntu 16.04.7 のダウンロード
Ubuntu 18.04.5 LTS
18.04 LTS Bionic Beaver のサポート期間は通常サポートで2023年4月まで、ESM では2028年4月までとないる。
18.04.5 LTS の概要
- デスクトップ: GNOME
- Linux カーネル: 4.15
▶Ubuntu 18.04.5 LTS のリリースノート
▶Ubuntu 18.04.5 LTS のダウンロード
Ubuntu の推奨システム
Ubuntu の推奨システムは以下の通り。
これ以下のスペックでも動作するが、ある程度快適に使おうと思うのであれば以下が必要になるかと思う。
- CPU: 2GHz デュアルコアプロセッサ以上
- RAM: 4GB 以上のシステムメモリ
- Storage: 25GB以上の空き領域
- インストールメディアを起動させるための光学ドライブまたは USB ポート
- インターネット接続
Ubuntu ▶ https://jp.ubuntu.com/