OSGeoLive 13.0: USA発LubuntuベースのLinuxがリリースされたので試してみた。

2019年11月4日

地理情報システムを中心に構成されている OSGeoLive の最新版となる 13.0 がリリースされたので試してみた。

OSGeoLive 13.0 とはどんな OS ?

OSGeoLive 13.0: USA発LubuntuベースのLinuxがリリースされたので試してみた。
https://live.osgeo.org/en/index.html

OSGeoLive は、地理技術及び地理データの共有化を推進する非営利の非政府組織である OSGeo 財団 (Open Source Geospatial Foundation) のプロジェクトで、Lubuntu ベースの Linux ディストリビューション。

OSGeo 財団のプロジェクトだけあって GIS (Geographic Information System: 地理情報システム) と呼ばれる、地理情報および付加情報をコンピュータ上で作成・保存・利用・管理・表示・検索するシステムを用意しているのが特徴。

より詳しい情報は
https://www.osgeo.org/

OSGeoLive の概要

  • ベース: Lubuntu LTS (Debian)
  • アーキテクチャ: x86_64
  • デスクトップ環境: LXDE
  • パッケージ管理: dpkg (APT)
  • カーネル: 5.0

OSGeoLive 13.0 をインストールするのに必要なスペックは?

  • CPU: 1 GHz 以上の i686 または互換 (Intel / AMD) プロセッサ
  • RAM: 1 GB 以上
  • DISK: 20 GB 以上 (Live で使用する場合は不要)

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Firefox
  • グラフィック: mtPaint
  • ミュージック: Audacious
  • マルチメディア: GNOME MPV

OSGeoLive 13.0 についてのより詳しい情報は
https://live.osgeo.org/en/overview/overview.html

個人的な意見ですが、

僕は地理技術に関しての知識がないため、残念ながら OSGeoLive の魅力を十分に伝えることができない。というのも、冒頭で紹介している通り OSGeoLive は、地理情報などを扱うために開発されている Linux ディストリビューション。専用のツールが多数用意されており、逆にデスクトップ OS として定番のオフィスソフトなどがインストールされていない。

OSGeoLive 13.0 とほかの Ubuntu 系との比較

繰り返しになるが、地理情報関連のツールを多数用意している、専門職向けの Lubuntu といったところ。普通のデスクトップ OS を探している人には不向き。普通のデスクトップ OS を探しているのであれば、だまって Lubuntu を使ったほうがよい。(個人的には Peppermint もおすすめ)

OSGeoLive 13.0 の良かった点・悪かった点

良い

  • 地理情報を扱う職種の人には便利な GIS ツールがたくさん用意されている。
  • 専門ツール以外は Lubuntu なので Ubuntu (Debian を含め) のパッケージが使える。
  • Lubuntu なので、古いPCでも軽快に動作してくれる。

悪い

  • 専門ツールは多いが、定番のアプリがほとんどインストールされていない。
  • インストール後に日本語入力環境の設定が必要。

OSGeoLive 13.0 のおすすめ度(5段階評価)

初心者向け度… ★★★☆☆
地理情報を扱うような専門職の人向け。でも基本は Lubuntu なので、少し手を加えればデスクトップ OS として十分使える。

日本語の環境… ★★★☆☆
インストールから日本語でできるのはありがたい。インストール後にインストール後に言語サポートを開くと自動的にインプットメソッドはインストールされるが、入力エンジンのインストールが必要になるのは少し面倒。

システム要件… ★★★★★
中身は Lubuntu なので、非常に軽量。でも GIS 関連のサービスを使うには RAM は多めの方が無難。

総おすすめ度… ★★★☆☆
地理情報を扱う人ならおすすめ。普通の人なら Lubuntu を使ったほうが無難。

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ダウンロードする
https://live.osgeo.org/en/download.html