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Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。

2020年1月8日

Feren OS は最新のスナップショットとなるコードネーム Yttrium を、2019年12月26日にリリースした。今回は大きな変更もあったので、早速試してみた。

Feren OS とはどんな OS ?

Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。
https://ferenos.weebly.com/

Feren OSは、擬似ローリングリリースの性質を持つ無料のオープンソースオペレーティングシステム。ただし、この擬似ローリングリリースとは、 OS 全体が頻繁に更新されるのではなく、使用可能なアプリケーションの一部だけが更新されるもの。

また、外観の設計にはかなり力が入っており、レイアウトやテーマなどを使い慣れたオペレーティングシステムの環境に近づける事ができる。

今回の変更点は?

ベースを Linux Mint から Ubuntu へと変更され、デフォルトのデスクトップ環境も Cinnamon から KDE Plasma へと変更になった。

また、これまで開発されていた Linux Mint ベースの Feren OS は Classic として開発が続けられている。

より詳しい情報は
https://medium.com/feren-os/the-all-new-feren-os-is-finally-here-5bf3003e89ee

Feren OS の概要

  • ベース: Mint (Ubuntu), Debian
  • アーキテクチャ: x86_64
  • デスクトップ環境: KDE Plasma
  • パッケージ管理: dpkg (APT)
  • カーネル: 

Feren OS をインストールするのに必要なスペックは?(推奨)

  • CPU: 64-bit プロセッサ
  • RAM: 1-2 GB (4 GB以上)
  • DISK: 20 GB 以上 (50 GB 以上)
  • モニタ: XGA 1024×768 以上の解像度

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Vivaldi
  • メール: Geary
  • オフィス: LibreOffice
  • グラフィック: Krita
  • マルチメディア: VLC mediaplayer

個人的な意見ですが、

今までの Cinnamon のものは Classic として、ベータ版でリリースされていた Next がメインで開発される様になった。

Feren OS の本気テーマ

Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。
KDE Plasma デフォルトのレイアウト「Breeze」

今回の Feren OS を触ってみて、本気で Windows や macOS からの代替えを狙っていると感じた。

特筆すべきは新たに追加された機能「グローバルテーマ」。

Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。
Windows 10 のような「Familliar Layuout」

Windows のルック・アンド・フィールに近づけたテーマや、macOS のルック・アンド・フィールに近づけたテーマなどが用意されている。が、それだけであれば他の Linux ディストリビューションでも見ることができるため、わざわざ言うことでもないが、Feren OS のそれはコレまでのものと一味違う。

特ににボク個人が驚いたのは macOS 風の「Cupertino Layaut」。メニューバーの機能については、オリジナルの macOS にかなり近づけられている。メニューバーやドックの位置でパット見の雰囲気が macOS っぽいものはたくさんあるけれども、macOS と同等に機能しているものははじめて。というのも、ご存知の通り macOS のメニューバーは、その名前が表すとおりアプリケーションを起動したときにメニューが表示される。

Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。
macOS のような「Cupertino Layout」

一方でほとんどの Linux で見られたメニューバーらしきものは、タスクバーでしかなかった。もちろんタスクバーはメニューバーではない。メニューではなく起動されているタスク(起動しているアプリケーションなど)が表示される。つまりは見た目こそメニューバーにみえるが、機能としては全く別物。タスクバーが上にあるだけだった。

macOS のメニューバーは、プロプライエタリでないと再現されないのかな?と思っていたのだけれども、今回の Feren OS が Plasma を使ってそれを実現した。Plasma デスクトップはここまでできるのか!という Plasma の底力を思い切り見せつけられた。

ただドックの使いやすさについては「Docky」などのほうが macOS に近いかもしれない。そこはちょっと残念だった。

欲張りな気もするが、デフォルトで用意されているテーマのほか「新しいグローバルテーマを取得…」で、テーマを追加することができる。

Feren OS: USA発WindowsやmacOSの代替えにピッタリのLinuxを試してみた。
Ubuntu のような「Ubuntu Unity Layout」

乗り換えツール

特に Windows から切り替えるための Transfer Tool が用意されている。このツールはファイルやいくつかの設定を新しい Feren OS に転送するためのもの。転送ツールは以下からデータを復元することができる。

  • Windows
  • Feren OS
  • Linux

詳しい説明や使い方はコチラ▶https://ferenos.weebly.com/feren-os-transfer-tool.html

これらのことから Feren OS は、代替え OS としての地位を本気で狙っているように思える。

Feren OS の良かった点・悪かった点

良い

  • Mint 由来の使いやすさはピカイチ。
  • 日本語の設定も簡単にできる。
  • Windows や macOS にそっくりなデスクトップに設定できるのはウレシイ。

悪い

  • 最近のマシンであれば問題ないと思うけれど、Linux としてはけっこうな重量級。
  • プチフリーズがちょこちょこある。熟成するにはもう少し時間がかかるかも…。
  • 翻訳しきれていない部分がわりと多いのが残念。

Feren OS のおすすめ度(5段階評価)

初心者向け度… ★★★★★

Linux 初心者でも迷わず使えるかどうか。★が多いほどデスクトップ指向。

Windows や macOS からの切り替えならコレがおすすめ!もともと Mint からの派生なのでデスクトップ OS としてならトップクラスの使い心地。

日本語の環境… ★★★★☆

日本語表示および日本語入力ができるかどうか。★が多いほど設定も簡単。

インストール後の初期起動時に自動スクリプトにて設定する。ちょっと Linux の知識がないと「?」になるかも。でも基本的な設定については難易度低め。

システム要件… ★★★☆☆

古いマシンでも快適に使うことができるかどうか。★が多いほど古いマシンでも使える。

快適に使うためには Linux としては高めのマシンスペックが必要とされる。まだ 32-bit 版も公開されているけれども、2020年には削除される予定。 

総おすすめ度… ★★★★☆

全体的なおすすめ度。★が多いほどアナタに使ってみて欲しい Linux。

まだ新しい Linux ディストリビューションなので、ちょこちょこ気になるところはあるけれども、個人的な普段遣いであれば乗り換えにもぴったり。一度は試してみてはいかがだろう。

Feren OS に興味を持ったアナタは、下の URL を今すぐクリック!

ダウンロードする
https://ferenos.weebly.com/get-feren-os.html

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