【Archベース人気No.1】EndeavourOS の日本語入力設定をやってみた。

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【Archベース人気No.1】EndeavourOS の日本語入力設定をやってみた。Linux
【Archベース人気No.1】EndeavourOS の日本語入力設定をやってみた。
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注目度 No.1 の Arch Linux ベースのディストリビューション EndeavourOS の日本語入力設定を紹介します。

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EndeavourOS

https://endeavouros.com/

Linux ファンの方なら、もうご存知の方も多いことでしょう。

ちょうど先日、新機能満載の最新版がリリースされたばかりの EndeavourOS です。

EndeavourOS: Cassini, packed with new features, is here

世界トップクラスの Linux, BSD の情報サイト Distrowatch.com のページヒットランキングで、現在2位という高い注目を集めている EndeavourOS は、Arch Linux に基づくローリング リリースの Linux ディストリビューションです。

https://distrowatch.com/

このプロジェクトは、開発者の時間不足により2019年5月21日に突然開発が終了した Arch Linux 系のディストリビューション Antergos の精神的な後継者になることを目指して開発が続けられています。

EndeavourOS は Arch ベースでありながら、GUI インストーラーが用意されており、デフォルトのデスクトップ環境は Xfce ですが、オンラインインストールの際には複数のデスクトップ環境からお好みの環境を選ぶことができるという特徴があります。

まだ残ってた Antergos の日本語サイト⇒ https://antergos.jp/

以前、高い人気を集めている MX Linux の考察記事の中でも少し触れており、その際にも Arch ベースのディストリビューションの中では比較的難易度が低いとされるものと紹介しています。

EndeavourOS は、たしかに Arch 系としては比較的難易度は低い方ではありますが、はっきり言って初心者向けではありません。

Arch ベースで言えば、Manjaro のほうがずっと初心者向けです。

ですが、考察動画の中でコダシマは Linux に興味を持ったユーザーが、もう少しコマンド操作や Linux システムについて知りたくなったときに選ばれる、いわゆる「次に選ばれる」Linux と考えていると説明しました。

そして人気の高さは、次に選びたい難易度のバランスが絶妙な Linux の数が限られているから、と考察しました。

その考えは変わっていません。

ローリングリリースモデルの OS でありながら、安定性は高く、何より軽量、しかもスタイリッシュという、 OS としての完成度は非常に高く、普段使いするデスクトップ OS としても充分におすすめできる Linux です。

そこら辺も人気の理由でしょう。

が、そのままでは日本語入力できません。

古くからの Linux ファンであれば、ちょちょっと設定できてしまうかもしれませんが、最近の Linux ディストリビューションは親切なものが増えてきたため、海外で開発されている Linux ディストリビューションでも、ほとんど設定せずに日本語表示はもちろん、日本語入力までできてしまうものがとても多くなりました。

とっつきやすくなって良いことだと思う反面、経験の浅い Linux ユーザーとかから「なんだよ!使えないじゃん!」とかいう人も出てくるんじゃないかと、なんだか気がきじゃありません。

まぁ、そこまでいかないまでも「どうやって日本語入力するんだろう?」と、その手がかりをお探しの方もいるはずです。

前置きが長くなりましたが、今回はそんな「EndeavourOS に興味を持ったものの、日本語入力のしかたがわからない」方向けの動画となります。

まぁ、PC-FREEDOM の Youtube チャンネルを登録までして見に来るみなさんは、なかなか知的好奇心の強い方ばかりなので、すでに知っていたり、すぐに調べたりするんでしょうが、そうでない方もいらっしゃると思いますので、ぜひぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。

ということで、まずは EndeavourOS のダウンロードとインストールをしてみましょう。

EndeavourOS のダウンロード。

https://endeavouros.com/

EndeavourOS のダウンロードはプロジェクトサイトから行うことができます。

ミラーサーバーのリストがいくつもありますが、時々リンク切れのものもあるので注意してください。

Github のはだいたい大丈夫だと思います。

実機にインストールする際には、インストールメディアを準備しましょう。

Windows 環境の場合には Rufus がいちばんシンプルで高速だと思いますが、コダシマのイチオシは Raspberry Pi Imager です。

https://www.raspberrypi.com/software/

コチラのソフトは、みんな大好き Raspberry Pi OS の書き込み用に開発されたものですが、Rspberry Pi 用の OS だけでなく、ダウンロードしたイメージファイルの書き込みや SD カードや USB メモリなどのフォーマットまで行える便利ソフトです。

さらに Windows, macOS, Linux に対応するクロスプラットフォームのソフトウェアなので、どの OS でも同じく使えるのがおすすめの理由です。

以前には Balena Etcher もクロスプラットフォームのソフトウェアとしておすすめしていましたが、コチラでは SD カード や USB メモリのフォーマットだけをする機能がないため、ちょっとイチオシではなくなりました。

まぁ、いずれにせよこれらのソフトウェアを使ってインストールメディアを準備しましょう。

EndeavourOS のインストール。

https://www.virtualbox.org/

今回は、画面を見やすくするため Virtualbox を使った仮想環境にインストールします。

実機へのインストールではないため、画面などで若干異なる部分があるかもしれませんのでご注意ください。

EndeavourOS のインストーラーは最新の Calamares 3.3.0-alpha3 で、なかなかの高機能です。

まず、インストーラーを起動させると「オンライン」でインストールするか「オフライン」でインストールするか尋ねられます。

オンラインを選んだ場合、各種デスクトップ環境を選択することができ、その際にインストールするパッケージを選択することができます。

インストールするパッケージを事前に細かく選択することができるのも特徴的です。

また「オフライン」でのインストールの場合には、自動的に Xfce がインストールされます。

EndeavourOS では、デフォルトのデスクトップ環境は Xfce です。

さらに、コミュニティエディションとして、より軽量なインターフェースを選ぶことができます。

コチラは「オンライン」インストールのみですが、人気の高いウィンドウマネージャーが用意されています。

ただ、注意していただきたいのは、この後設定する日本語入力環境についてはデフォルトの Xfce 向けのものになります。

日本語入力設定自体、基本的な内容は同じなのですが、デスクトップ環境によって微妙に異なる部分が出て来ます。

Xfce 以外のデスクトップ環境を利用する場合には注意しましょう。

ではインストールができたので日本語入力について設定していきましょう。

EndeavourOS 日本語入力設定の手順。

EndeavourOS の日本語入力設定については ArchWiki での設定を参考にしました。

ArchWiki は Arch Linux ベース以外の Linux ディストリビューションでも役に立つ情報が満載なので、Linux に興味をもつ方であればブックマーク推奨です。

日本語入力設定の手順は2つ。

  1. 必要なパッケージのインストール
  2. 「.xprofile」の作成(環境変数の設定)

です。

早速やってみましょう。

1. 必要なパッケージのインストール。

日本語入力環境に必要なパッケージは、「fcitx-im」というパッケージグループにまとめられているので、パッケージをインストールする際に「fcitx-im」を指定すると、必要なパッケージがインストールされます。

ちなみに以前にこのパッケージグループに含まれていたパッケージは

  • fcitx
  • fcitx-configtool
  • fcitx-gtk
  • fcitx-qt

だったのですが、fcitx-im パッケージグループのインストールの様子をチェックしてみると

  • fcitx
  • fcitx-qt5
  • fcitx-qt6

だけのようです。

何れにせよインストールコマンドはコチラ。

$ sudo pacman -S fcitx-im fcitx-mozc

※su コマンドで管理者権限のある状態の場合には sudo コマンドは不要です。

必要なパッケージのインストールが終わったら、次に環境変数の設定を行いましょう。

2. 「./xprofile」の作成(環境変数の設定)

では「.xprofile」を作成して、環境変数の設定を行います。

ホームディレクトリを開き、隠しファイルを表示させておくと作業が分かりやすいと思います。

※コダシマは GUI 環境が大好きです。

ここで、右クリックし、「ドキュメントの作成」⇒「空のファイル」を選択。

ファイル名に「.xprofile」と入力し「作成」ボタンをクリックすると、環境変数設定用の「.xprofile」が作成されます。

作成した「.xprofile」に、テキストエディタなどを使って3行の設定スクリプトを入力することで設定は完了です。

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

あとは、ログインし直すと日本語入力ができるようになっています。

※ちなみにコダシマは再起動派です。

いかがでしょう?

思ったよりは設定が簡単だったんではないでしょうか?

日本語入力環境が自動化される前の Manjaro なんかは、もっと面倒でしたからねぇ。

なんにせよ、EndeavourOS での日本語入力環境の設定は、Linux を使いこなせるようになるための、最初のステップとして良いんじゃないかな?と思ってます。

EndeavourOS 日本語入力設定のまとめ。

今回は Arch ベース一番人気 EndeavourOS の、デフォルトデスクトップ環境である Xfce での日本語入力設定をしてみました。

日本語入力設定の手順は2つ。

  1. 必要なパッケージのインストール
  2. 「.xprofile」の作成(環境変数の設定)

です。

ちょっと手間がかかるように感じるかもしれませんが、やってみると案外と簡単ですので、コマンド操作や設定の練習ということでやってみてはいかがでしょうか?

今回紹介した EndeavourOS もまた MX Linux 同様に「次に選ぶ」優良 Linux ディストリビューションですので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

参考サイト

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