DuZeru GNU/Linux のインストールと日本語化に挑戦。

先日紹介したブラジル発の DuZeru OS のインストールと日本語化に挑戦してみた。

DuZeru OS のインストールと日本語化

インストール

DuZeru のインストールは日本語表示に完全対応している。

DuZeru OS のインストールは、もはや GUI インストーラーの定番とも呼べる Calamares インストーラーなので、指示通りに設定していけば問題ない。

表示言語の選択

もちろん日本語にも対応している。

初期設定は起動時に選択した言語(ポルトガル語か英語)になるが、日本語にも対応している。

ロケーション

地域とタイムゾーンを設定する。

システムの表示言語の設定と数字や日付のローカライズを設定する。どちらも同一の場合には地図上の地域をクリックするだけで反映される。

キーボード

使うキーボードのレイアウトを設定する。

自分の環境に合わせてキーボードを選択する。ひとつ前のロケーションが反映されるので、ロケーションと一致しない場合には変更が必要。

例えば、ボクみたいにイキって日本人なのに US キーボードを使ってたりすると変更しなければいけない。

パーティション

パーティションを設定する。

クリーンインストールする場合には「ディスクの消去」で問題ないが、マルチブートなどでパーティションサイズを変更する場合には「手動パーティション」を選択する。

また、事前に他の OS がインストールされている場合には、その OS と共存させるか置き換えるかを確認する項目もある。

他の OS がインストールされている場合。

画面下部には選択した項目のイメージが表示されるので、コレを参考にパーティションを確認する。

ブートローダーの場所も決められる。

ブートローダーの場所を決めることができるが、マルチブートにする場合以外は初期設定で問題ない。

ユーザー情報

ユーザー情報を設定する。

使用するユーザーの情報を設定する。

設定の参考例。

要約

設定の要約。

ココまで設定した内容の要約が表示される。変更などをする場合には、「戻る」ボタンを使って変更したい項目まで戻ることができる。

インストール

インストール中の画面。

要約された内容に問題がなければ、いよいよインストールの開始。インストールするマシンの環境にもよるが、およそ20分程度でインストールは完了する。

終了

インストールの終了画面。

この画面が表示されると、インストールの完了となる。

「今すぐ再起動」の項目があるけれども、Ubuntu 系の多くで見られるような、再起動の途中でインストールメディアの取り外しを促すメッセージが表示されるわけではないので、チェックを入れずにインストーラーを完了させ、改めてシャットダウンしたほうが無難。

インストール後は?

ブートメニュー

DuZeru はブートメニューまでも非常にグラフィカルに作られている。

DuZeru は起動直後のブートメニューまでグラフィカル。

ログイン画面

これまたグラフィカルなログイン画面。

またログイン画面も、他のディストリビューションではほとんど見ることができないほどグラフィカルで好感が持てる。

…がしかし、インストールのときに「パスワードを尋ねずに自動的にログインする。」にチェックを入れたはずだが…。

Bem vindo ao DuZeru

起動させると、ウェルカム画面が表示される。

「Bem vindo ao DuZeru」はポルトガル語で「ようこそ DuZeru 」の意味。

テーマの設定なのか、ナイトモードとかの設定なのかわからなかったが、ウェルカム画面に表示されているPCの画面下には、なにやらスイッチが用意されている。

切り替えるとこんな感じ。たぶんコレがナイトモードだと思われる。

それぞれの項目は以下の通り。

「ABOUT」の項目にはイントロダクションなどが明記されている。が、全て英語。
「TIPS」の項目にはアプリケーションの追加などについて明記されている。
「CONTACT」の項目には開発者の情報が明記されている。

コレで DuZeru OS を使う準備が整った。

しかしながら、どこもかしこもグラフィカルな DuZeru に脱帽。特にコントロールセンターは秀逸。

コントロールセンター。

だが、この段階ではまだ日本語入力ができないので、次に日本語入力の設定をしていく。

日本語化

DuZeru OS を日本語でインストールすると、再起動後は表示言語や単位などのフォーマットは日本に対応している。また翻訳されていない部分も少なくはないが文字化けも無い。

日本語化されたメニュー。

しかし、日本語入力環境は別途設定する必要がある。

通常の Debian 系ディストリビューションでは、多くの場合 Synaptic パッケージマネージャがプリインストールされ、GUI 環境でも必要なパッケージがインストールできる。だが残念なことに DuZeru OS では Synaptic パッケージマネージャはプリインストールされておらず、GUI でのパッケージ管理は GNOME Software での管理となる。

初期段階でのパッケージ管理は GNOME Software のみ。

GNOME Sftware は fcitx などのパッケージをインストールすることはできるが、Synaptic とは違い日本語入力システムは検索をかけても出てこない。つまりは Synaptic パッケージマネージャがなければ、GUI 操作だけで日本語入力環境を設定することはできない。

だが、実はコマンド入力で設定したほうが簡単な場合もある。日本語入力に必要なパッケージも以下のコマンドで一通り揃う。

$ sudo apt install –install-recommends fcitx fcitx-mozc

関連するパッケージもインストールするため「–install-recommends」を付加したが、無くても大丈夫そうだった。それよりも Synaptic パッケージマネージャをインストールする手間で、日本語入力環境も設定できてしまう。なので、たまにはコマンドも使ってみるべきだと思った。

ちなみに Synaptic パッケージマネージャが使いたい場合は、最低限のコマンド操作でインストールする必要がある。

$ sudo apt install synaptic

とりあえずこれで、再起動後に無事に日本語入力ができるようになっている。

日本語入力も問題ない。

まとめ

DuZeru OS のインストールは、一般的な Calamares の設定と何ら変わりはないので、指示通りに設定していけば問題ない。

また日本語化において、日本語表示はインストールの際に設定すれば文字化けも無く日本語表示される。ただし難易度はそれほど高くは無いけれども、日本語入力の設定は必要になる。この記事を参考に日本語入力設定をすれば問題ないので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

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https://duzeru.org/en