最近、中古パソコンをカスタマイズして現役復活させるのにはまっています。神経質な方は「誰が使っていたかわからないものを使いたくない!」「小さくても傷が気になる!」「変色しているし、何よりデザインが古い!」などなど、挙げたらばきりがないほど「選ばない理由」が並びます。
が!わたしはそこに一石を投じたいと考えています!
以前(20年くらい前とか)は、プロセッサの進歩がとても早く、3年も経つと全く使い物にならなかったりしてました。しかし、プロセッサがデュアルコアになった頃あたりからプロセッサの進歩のスピードは緩やかになってきました。シングルコアの限界が見えた頃ですね。最近では、複数のコアをどれだけ効率良く使えるか、どれだけ低電力で使えるかという設計が中心となっています。プロセッサの開発も熟成期に入ってきたのでしょう。
パソコンの高齢化?
前置きが少し長くなりましたが、つまりは以前よりパソコンの寿命が延び「ここ数年くらい前のパソコンであれば十分に使える」ということです。ですが、誤解のないように言っておくと、あくまでも使用用途によります。いくら、可能な限りカスタマイズしたからといっても最新のパソコンでの使用を前提としたアプリケーション類すべてを完全に使えるわけではありません。
ですが、用途を絞って使う分には何ら問題はなく、むしろコストパフォーマンスが非常に良いです。
例えば、いまだ根強い人気のCore 2 Duo搭載パソコンであれば1万円以下で手に入ります。(2015年10月現在)これに、メモリやSSDなどを搭載すれば安価で環境を整えることができます。しかも新品のパソコンの購入とは違い、パーツを少しずつ揃えていくことができるので経済的な負担も分散させることができます。(…ローンとかは別として)
最近の人間社会同様、高齢パソコン(?)が元気になっていますね。
自作パソコンとは別の選択肢
自作パソコンという選択肢もあります。同じ予算で自作パソコンを組むこともできます。新品ですし自作パソコンの方が良いという方も少なくありません。しかし、様々なパーツの知識が必要になる自作パソコンは初心者にとって少しハードルが高いのも事実です。
そこで、選ぶのが中古パソコンです。
中古パソコンをとことん使い倒すのも良し、中古パソコンでパーツのことを少しずつ覚えていくのも良し、中古パソコンをパワーアップさせて現役で使うも良し、中古ということと何より低価格ということで気兼ねなくいじり倒せます。
ちなみにわたしの場合は、愛着のあるパソコンをパワーアップするのが目的でした。もちろんそういうのも良いと思います。
参考
eMachines E732Z-A12Bのパワーアップ計画:完結編
eMachines E732Z-A12Bのパワーアップ計画:その3.5
eMachines E732Z-A12Bのパワーアップ計画:その3
eMachines E732Z-A12Bのパワーアップ計画:その2
eMachines E732Z-A12Bのパワーアップ計画:その1
安価で快適な環境を手に入れられる方法はいろいろありますが、中古パソコンを選ぶというのも今の時代はありです。今の中古パソコンは高性能です。