気がつけばWWDC 2016が終わりました。基本的にWWDCはエンジニア向けのイベントですが、ユーザーにとっても魅力的なイベントであるのは確かです。
巷で予想されていた内容の発表があったり無かったりと、今回も非常に興味深いものでした。
個人的に、ハードウェアの発表がなかったのが非常に残念です。が、残念ではあるもののAppleのそれぞれのデバイスOSの進歩が見られる内容でした。
2時間のWWDCを7分の動画で知る
WWDC 2016を7分間にまとめた動画をMacRumorsがYouTubeで公開していました。ポイントをしっかり押さえている内容になっているので、これだけで今回のWWDCのことを知る事ができますので、まだ見ていなかった人にはおすすめです。
より深く今回のWWDCを知る
ITmedia PC USERではストリーミング配信では知ることができない現地のレポートが紹介されていました。
ITmedia PC USER_
WWDCに参加してみた:ストリーミング配信では伝わらなかった裏話をたっぷり! WWDC 2016現地レポート
合わせて読むことで、まるで現地に行った気分になります。
個人的な感想
個人的にいちばん気になったのは「OS X」が「macOS」へ名称変更したこと。
一周りして元に戻った感じを受けるためか、様々なメディアでは賛否があります。でも、個人的にはわかりやすくていいと思います。MacのOSだからmacOSって。
そして、iOSなど他のデバイスOSとの連携がよりシームレスになりますます使い勝手が良くなりそうなので、リリースが楽しみです。
Windows 10とは違う方向性に進化している感じも受けました。
Windows 10ではスマートフォンからタブレット、デスクトップまで同じOSで扱えるということを謳い文句にしていますが、AppleではそれぞれのデバイスOSは独立しているものの連携が非常にシームレスでOSの違いを感じさせない工夫がなされています。
どちらが優れているとは一概に言い切ることはできませんが、個人的にはそれぞれのデバイスの特性や性能を活かすには後者の方がより効率的だと感じます。
ただ、やっぱりハードウェアに関する発表が無かったのが非常に残念です。
ハードウェアに関する発表がなかったため、Appleは減収するのでは?という意見もみられますが…。
とにかく新しいOSのリリースが楽しみです。
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