OKdo Nano C100 を使う
機械学習やディープラーニングについて、なんのアイディアも無かったのですが、とにかく OS を使ってみることにしました。
専用の OS は OKdo のサイト、もしくは日本の正規代理店である IoT 本舗さまのサイト「Nano C100の初期設定 (iothonpo.com)」からダウンロードできます。
イメージファイルの書き込みには balenaEtcher がおすすめされていますが、コダシマはお気に入りの Raspberry Pi Imager を使います。
ソフトウェアが違っても裏でやっていることは同じなので問題ありません。
ちなみに Rufus でも書き込んでみましたが、それでも動きました。
OS が用意できたので早速起動させてみましょう。
電源は AC アダプター、もしくは USB (Type-B) からですが、ジャンパスイッチの有無でどちらかに決めます。
初期状態 (ジャンパスイッチ有) の状態だと AC アダプターからです。
AC アダプターは、最近ちょっと怖い思いをしたので、USB で電源を取ります。
電源をつなぐと NVIDIA のロゴが表示されます。
初回起動時のブートシークエンスは、こんな感じで大きく C100 の文字が見えます。
初回起動はしばらくかかり、突然電源が切れたりして驚きました。
どうやら、自動的に初期設定が行われているようです。
気長に待っていると OS のインストール画面に切り替わります。
OS は Ubuntu ベースですが、この壁紙は Bionic Beaver、つまり 18.04 LTS です。
少々古いですね。
そろそろ更新しても良さげかと思います。
それより何より、インターフェースは Unity です。
SBC の Ubuntu では Unity ばかり見かける気がします。
GNOME よりは軽快に動作してくれると思うのですが何ででしょうね?
SBC の Ubuntu で多いのは、日本語入力環境とか、デスクトップ OS として使う場合には面倒がたくさん残っている環境です。
この Nano C100 にも、せっかく LibreOffice とかも入っていますが、これをちゃんと使うのであれば日本語化しなければいけません。
ただまぁ、そもそも SBC って、デスクトップ OS で使うってことのほうが稀で、本来は電子工作だったり IoT とか組み込みシステムの開発に使うもの。
開発環境として使う分には日本語化とか、もしかしたらそこまで問題ないかもしれません。
いや…、そうでもないかな?※良くわかってない。
Web サイトで情報を検索するときに、日本語が入力できないとやっぱり不便でしたね。
んで、デスクトップに張り付けてあるアイコン。
ほとんどは Web サイトのブックマークなのですが、開発プロジェクトのサンプルもありました。
CUDA でこんなことができるよ!ってな感じのデモです。
変顔フィルターかな?
んで、こちらは画像から指定した要素を抽出するデモのようです。
こんなことができるようになるということですね。
Ubuntu 18.04 LTS の通常サポートは2023年4月までで、EMS (= Extended Security Maintenance: 拡張セキュリティメンテナンス) は2028年4月までの Ubuntu です。