いつも PC-FREEDOM をご覧いただき、ほんとうにありがとうございます。

趣味で始めた動画配信も、まだまだ弱小 ブロガー& Youtuber ではありますが、それでもたくさんの人にご覧いただけるようになり、Youtube については知人からは「世の中に2万5千人も変態がいるのに驚きだよ!」というお褒めの言葉をいただいております。

そしてひょんなことから「OSの開発」をすることとなりました。

OSの開発について。

ということで今回は OS の開発、正確には Linux ディストリビューションの開発について発表したくこの記事を用意しました。

まず、簡単にことの発端を話すと、先日 Twitter でつぶやいていたときに勢い余って「OSを開発する」とか言っちゃいました。

プログラミングなんて、大昔にちょろっと BASIC をさわった程度で、全くの未経験素人です。

そんなんだから、はじめはポチポチおもちゃみたいのを一人でコシラエて晒していこうかと思ってましたが、想像を絶する勢いで「手伝いたい!」「参加させてください!」という声をいただきました。

そこで、日頃から絡みにある方々に声をかけてみたところ、みなさんが二つ返事で快諾してくれるじゃないですか!

みんな秒で快諾です!(ありがたい!!!)

ただの、戯言がまたたく間に実現すべき目標となった瞬間です!

「あれ?これって…?!」って事になり、急遽ショート動画をアップした次第でした。

そしてすでに開発チームと呼べる人数が集まり、現在さまざまな準備を進めています

コダシマのビジョン。

準備を進めていく中で、イロイロと想いを巡らせていました。

ボクは以前から「あんな事いいな」「できたらいいな」「あんな夢、こんな夢いっぱいあるけど…」と、もんもんと生きてきました。

もともと人前に出ることが苦手で、ビビリな性格だったため、おっさんになっても「やってみたいけど…」といって尻込みしていたことばかりです。

が、勢い余って口走ったことで全てが動き出しはじめました。

ということで、今回の件でコダシマの中で実現すべき目標となったこと3つをお話します。

1.コミュニティーの構築。

ボランティアにしろ、ビジネスにしろ、何かしらを創り上げるコミュニティーの構築を夢見ていました。

学生や若い世代には活躍の場の提供を、働き盛りの世代にはもっと輝ける場の提供を、諸先輩方には後進の育成とボケ防止…(ごめんなさい。口が滑りました…)

何れにせよ、そんな環境の構築を夢見ていたわけです。

OS の開発は、はじめ一人のつもりでしたが、一瞬でコミュニティーの形成ができてしまいました。

今回の件で、日本のあちこちに熱意と技術と才能を持った人たちがホントにたくさんいることを再認識しました。

その人達が活躍できる場の一助になれば…ということでしたが、嬉しいことにすでにもうボク個人のものではなくなりました。

2.世の中に爪痕を残す。

生きているうちに、なにかしら世間に爪痕を残せることをしてみたいと思ってました。

PC-FREEDOM はそのきっかけになればと始めたものでした。

そんなぼんやりしていた想いも、熱意を持った人たちに触発され実現すべき目標となりました。

ボク個人の意見として、今の時代 OS はインフラの一部ではないか?と思っています。

電気・水道・ガスに次いで、情報というインフラが確立され、それを使うためのものが OS という認識です。

つまりは、うちにあるコンセントや蛇口とかみたいな立ち位置が PC で、OS は提供される情報とほぼ同等、情報の一つの形ではないかと考えています。

みんなの役に立つ情報は共有すべきだと思っているため、オープンソースである Linux に非常に興味を持ち、今日まで OSS の情報を中心にブログや Youtube で発信していました。(企業案件も多くなったけどね…)

以前は Windows の劣化版と言われていた Linux ディストリビューションも、ちょっとクセは残っているものの、デスクトップ OS として日常的に使うことができるものへと成長しています。

そんな Linux は世界中で、さまざまなカタチで活用されています。

例えば、Windows のようにライセンス料を必要としない、無料で使える Linux を使って寄付などで集めた中古 PC を再生し、より手軽な価格で提供している団体も世界には存在します。

また、Linux のシンプルなシステムを活用して、PC の性能を最大限に生かした製品を提供しているメーカーも世界には存在します。

さらに、インターネットを中心に広がる Linux のたくさんの情報を使って、プログラミングやシステムの学習を進める国や地域が世界には存在します。

日本でも OSS が普及してきてはいると思いますが、強い興味を持っているボクですら業界の外側からだと表舞台に立つことを知る機会はとても少ないと感じています。

そこで OSS である Linux ディストリビューションを引っさげて、中古 PC の再利用にしろ教育の面にしろ、世間に引っかき傷くらい付けてやろうというところです。

3.日本のイノベーションの復活。

今の日本はたくさんの先人たちの偉業により先進国と呼ばれる国となりました。

ですが、最近の日本はなんだかちょっと元気が無いように感じているのはボクだけでしょうか?

でも先程も言いましたが、今回の件で日本のあちこちに熱意と技術と才能を持った人たちがホントにたくさんいることを再認識しました。

日本人は、絶対やればできる子ら!なんです。

それなら「フルスクラッチ」や、「国産 OS の Tron を使え!」という声もあるかもしれませんが、そもそもコダシマは能力不足なので、開発環境や情報、普及の面において個人的判断で最も効果的な環境が Linux だと考えています。

元来日本人は海外の技術などを日本流に昇華して、より素晴らしいものを創り上げる性質が標準装備された民族だと思っています。

Linux のリソースを最大限に活かし日本のイノベーションを活性化させたい!

これから開発する OS が、そのプラットフォームとして、その起爆剤で有りたいと願っています。

ということで、PC-FREEDOM 発の Linux ディストリビューション、プロジェクト名「 open.Yellow.os project 」を始動させます!

この名前にはコダシマの様々な想いが込められています。

それらは、また後ほどプロジェクトサイトで紹介していきます。

そしてそのウェブサイトやら何やらは現在準備を進めており、 3月中旬ころの公開を予定していますので準備が整い次第またお知らせいたします。

さらに開発環境の維持や活動のための資金は、PC-FREEDOM のメンバーシップやグッズの販売で調達しようと思っているので、そちらも準備ができ次第お知らせします。

んでおまけに、PC 系 Youtuber を中心にコラボとかも積極的にやっていきたいと思っていますので、そちらの方の応援も、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

今回のまとめ。

ということで今回コダシマは、open.Yellow.os を発足し、OS というか Linux ディストリビューションの開発を通じて日本のイノベーションを復活させるコミュニティーを構築し、世間に引っかき傷をつけるのが目的です。

と、いささか大風呂敷を広げすぎたようにも思わなくもないですが、すべて実現可能な目標だと信じています!

それをそう思わせてくれたのは、集まってくれたメンバーや誰でもないこのブログや Youtube チャンネルをご覧いただいているアナタです!!!

open.Yellow.os はもうボクが作る Linux ではありません。

アナタが作る OS です!!!