【意外と簡単!】Linode × WordPress ~個人でも使えるクラウドコンピューティングサービス Linode で、定番 CMS の WordPress を構築してみました~ #linode

【意外と簡単!】Linode × WordPress ~個人でも使えるクラウドコンピューティングサービス Linode で、定番 CMS の WordPress を構築してみました~#linodeいろいろレビュー
【意外と簡単!】Linode × WordPress ~個人でも使えるクラウドコンピューティングサービス Linode で、定番 CMS の WordPress を構築してみました~#linode
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今回はサーバーについてのお話です。

先日 open.Yellow.os の開発をはじめるという発表をさせていただきました。

んでコダシマがいちばん最初に準備をはじめたのが Web サイトやビルドを行うための環境について。

Web サイトもまだ準備段階で、お見せできるものがまだできてはいませんが、今回は Web サイトの構築までのところをお伝えしたいと思います。

Linode とは?

で、まず Web サーバーの構築でコダシマが選んだのは動画のスポンサーでもある Linode です。

まずはこの Linode について紹介していきます。

Linode はクラウドコンピューティングサービス(クラウド・ホスティングサービス)です。

ボクのような素人からすると VPS とクラウドコンピューティングって、何が違うかわかりません。

そこで、その違いを調べてみました。

従来のいわゆるホスティングサービスや VPS しか知らなかったコダシマが、まず一番に驚いたのはその自由度の高さです。

仮想技術を使って仮想サーバーを提供している面では VPS もクラウドコンピューティングも同じです。

VPS の場合には仮想サーバー1台毎に契約する必要があり、またそのRAMやストレージといったリソースも自由に変更できません。

それに対してクラウドコンピューティングは、1契約で自由にサーバーを構築できるうえ、リソースの変更も自由にできると言った違いがあります。

クラウドコンピューティングで有名なのは Amazon が提供する AWS (Amazon Web Servise)や、Google の Google Cloud Platform 、Microsoft の Microsoft Azure (アジュール) です。「アジャァ」って聞こえるけど…。

また日本国内でもいくつかサービスを提供している企業があります。

もちろんそちらを選ぶのも良いでしょう。

いずれもとても高機能で、できることも多いです。

また、どのサービスも従量課金制、つまり使う分だけ支払うという面では同じです。

が、料金の算出がなかなか複雑なんですね。

当然料金についての説明はありますが、ひと目で分かる料金表のようなものがありません。

ですが Linode はシンプルでわかりやすい料金体系です。

月額料金も従量課金の内容も一覧で表示されています。

しかも料金は VPS 並!

選ぶなら VPS よりもできることが多いクラウドコンピューティングのほうが良いと思いますがいかがでしょう?

加えて言えば、Linode はサインアップするだけで $100 USD のクレジットがアクティブ、つまり登録するだけで $100 を使い切るか、60日が過ぎるかの、どちらかの条件を満たすまで無料トライアルできます。

サインアップは Google アカウントか、Github アカウント(技術者向けっぽい)、または電子メールのいずれかを登録するだけなので、とても簡単に始めることができます。

※サインアップ後は有効なクレジットカードの登録などが必要になります。

先程も VPS との違いで触れましたが、クラウドコンピューティングである Linode では一度に複数のサーバーを立てることができます。

しかも選べる OS の数が半端ないです!

一般的というかメジャーどころの Cent OS やその互換 OS はもちろんのこと、Debian や Ubuntu がひと通り用意されている他にも、日本のサービスだとまず見ることができない Alpine (アルペン?)や Arch Linux 、Gentoo や Fedora 、Slackware や openSUSE までも見ることができます。

ただただスゴイの一言です。

また CPU も専用か共有かを選ぶことができ、それぞれ RAM 容量に応じたプランを選ぶことができます。

さらに RAM をたくさん消費するケースに向けた High Memory プランも用意されており、こちらは専用 CPUプランでのみ使うことができます。

あと日本のリージョンでは使うことができませんが、機械学習や AI 、動画のトランスコーディングといった専門向けに GPU プランも用意されています。

これで Linode に不満があれば無料トライアルのうちに解約すれば良いでしょう。

ですがコダシマは間違いなく、無料ではすみません。

Linode × WordPress

https://wordpress.org/

それでは実際に Linode で Web サイトを構築してみます。

Linode ではサーバーを構築してから、自分で好きなように設定できますが、基本操作は CLI 環境です。

不慣れな人にはなかなか厳しいですが、コンソールを使わなくても簡単に設定できる機能が用意されています。

それが Marketplace です。

以前は One-Click Apps という項目だったようで、この名前のままの解説サイトがたくさんありました。

現在では One-Clic Apps という名前はガイドページなどの一部で見ることはできますが、 Linode の管理画面では Marketplace として表示されています。

同じ意味だと思って大丈夫でしょう。

んでその Markietplace ではさまざまなアプリケーションを簡単にデプロイ(配置、展開などの意味)することができます。

マーケットプレイスで提供されているアプリケーションはデータベースや開発環境など現在87種類あり、その中にはブログでは定番の CMS である WordPress もあります。

今回は、 Linode を利用する一例として WordPress を使って Web サイトを構築してみます。

※今回はあくまでもテストで構築したものです。

Create

では Linode に WordPress をデプロイしましょう。

設定などについて細かく説明があるので、コダシマのように経験不足のユーザーでもちゃんと構築することができます。

Attention Required! | Cloudflare

というか、一度でもホスティングサービスを利用して WordPress を構築したことがある人であれば、Linode のそれが驚くほど簡単なのが理解できると思います。

本来、WordPress を構築する際には、WordPress を動かすための PHP やデータベースである MySQL サーバー、Web上にサイトを提供するための Web サーバーなどの構築が必要になりますが、Linode の場合これら必要なソフトウェアをいっぺんにインストールし、設定してくれます。

実際にやってみましょう。

管理画面左側に表示されているメニューの一番上にある Linodes または、画面上部に表示されている「Create」をクリックするとノードを作成することができます。

※Node: ネットワーク構造やツリー、グラフなど複数の要素が結びついてできた構造体において、個々の要素のことを「ノード」と呼びます。

さまざまな業界で使われますが、少しずつ微妙にニュアンスが異なる場合があるので注意しましょう。

ちなみにクラウドホスティングサービスでは主にサーバーを指す単位として使われることが多いです。

さらにノードを結びつける線やつながりは「edge」または「Link」と呼びます。

Linode という名前は Linux + node から生まれた言葉で、このサービスではノードのことを Linode として使っているようです。

ということで「Create Linode」または、Create メニューから「Marketplace」を選びます。

すると、インストールできるアプリの一覧が表示されます。

特に人気の高いアプリが上部に表示されており、続いてアルファベット順にインストールできるアプリが表示されています。

WordPress は最も人気が高いのでしょう。

一番目立つところに表示されています。

まずはアプリ名の脇にある「i」をクリックしてみます。

それぞれのアプリの概要が表示されるようになっており、アプリの公式サイトや Linode での設定の仕方についてのリンクが表示されます。

設定方法に不安がある場合はガイドページを確認してみると良いでしょう。

ちなみに、このリンクからは英語版のサイトにしか行くことはできませんが、Linode の日本語ページも用意されており、日本語でも確認することができます。

日本語のマーケットプレイスページ … https://www.linode.com/ja/marketplace/apps/

WordPress をクリックすると、画面右側に表示されている Linode Summary に WordPress のラベルが追加されます。

WordPress をインストールする際には、オプションの設定が必要になります。

WordPress Options

オプションは上から、

  • E-mail Address(WordPress 管理者のメールアドレスが必須です)
  • Admin Username(WordPress 管理者のユーザー名が必須です)
  • Admin Password(WordPress の管理ユーザーのパスワードが必須です)
  • MySQL root Password(MySQL 管理者のパスワードが必須です)
  • WordPress Database Password(MySQL に構築されるWordPress 用データベースのパスワードが必須です)

次に Advanced Optionse として制限付きユーザーの設定を行うことができます。

セキュリティ対策として推奨されるので設定しておきましょう。

  • Website Title
  • The limited sudo user to be created for the Linode(Linode用に作成される限定sudoユーザー)
  • The password for the limited sudo user(限定 sudo ユーザーのパスワード)
  • The SSH Public Key that will be used to access the Linode(Linodeにアクセスするために使用するSSH公開鍵)
  • Your Linode API token. This is needed to create your WordPress server’s DNS records(あなたのLinode APIトークン。これはWordPressサーバーのDNSレコードを作成するために必要です。)
  • Subdomain(サブドメイン)
  • Domain(ドメイン)

今回はサブドメインとして「blog」を設定します。

ドメインは「openyellowos.com」(取得しました!)です。

Select an Image では「Debian 10」一択なので、ここはそのままスルー。

Region では日本人コダシマは「Japan」を選びました。

Linode Plan は、予算が潤沢にあればどれでもよいでしょうが、WordPress の場合、最小プランとして専用CPU、4GB RAM が必要になります。

実際には共有CPU プランでも設定することはできますが、サイトの表示に時間がかかったり、記事の更新に時間がかかったりと、デメリットが大きくなるのでおすすめできません。

本番サイトを構築する場合には専用 CPU プランが良いのは間違いありません。

必要な項目を入力したならば、いよいよノードを作成します。

画面右側にある「Create Linode」をクリックすると設定が始まります。

ドメイン設定。

インストールが終わるとIPアドレスが決まるので、まずは IP アドレスでアクセスしてみましょう。

一応ページは表示はされましたが、画像とかがちゃんと表示されていませんね。

ログイン画面にもアクセスはできますが、見たことのある姿ではありません。

これって、ドメインの設定がちゃんとされていないためです。

ドメインの設定を行いましょう。

A/AAAA Record

予め設定してあるドメインの A/AAAA Record に、先程 WordPress をインストールする際に設定したサブドメイン「blog」を追加します。

サブドメインを追加したいドメインをクリックしてゾーン一覧の中から「Add an A/AAAA Record」をクリックします。

Hostname と IP Address を入力して「Save」をクリックすれば設定完了です。

IPv6 の方(AAAA Record = クアッドエーレコード)も設定しておきましょう。

はい!これで正しく表示できるよう設定ができました。

この通り大丈夫です!

ってか、管理画面からなにから表示がサクサクしてますね!

しかも、めちゃくちゃ設定が簡単でした。

ノードの作成から WordPress の管理画面にアクセスするまで、10分もあればできてしまいました。

open.Yellow.os のために使い始めたのですが、今現在別のホスティングサービスで運営している PC-FREEDOM のブログもコチラに引っ越ししようか本気で考えています。

今回のまとめ。

今回は Linode で WordPress を構築してみました。

ドメインの準備が整っていれば、ほんの数分で WordPress をインストールしサイトを公開することができます。

面倒なことを全部やってくれるのはとてもありがたいです。

しかもインストール後は、管理画面から何からサクサク軽快です。

WordPress だけを使うのに $30 + ドメイン料となると、割高な気がしてしまいますが、構築したノードには WordPress だけでなくストレージが許す限り、データベースだったり、ゲームサーバーだったり、メディアサーバーだったりのアプリケーションを追加できるので、月額 $30 以上の使いみちは充分にあります!

が、操作は CLI 環境です。

先程 WordPress をインストールしていた際にのぞいたコンソールや SSH を使って操作するので、ちょっとスキルがいりますが、チャレンジしてみるのも面白いでしょう!

何れにせよ、クラウドコンピューティングって企業向けのものだと思っていましたが、Linode であれば個人でも充分満足できるサービスです。

ちなみに共有 CPU でも間に合うアプリであれば月額 $5 から使い始めることができます。

いままでのイメージがすっかり覆りました。

サーバーに興味を持っている方や Linode に興味を持った方は是非是非チェックしてみてください!

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