Guixは、GNUプロジェクトによって開発されたGNU オペレーティングシステムの高度なディストリビューションです。これは、コンピュータユーザーの自由を尊重します。

GNU プロジェクトによって開発された、コンピュータユーザーの自由を尊重する Guix が、2019年5月2日に 1.0.0 をリリースした。

GNU Guix とは?

GNU Guix v1.0.0 がリリースされたので、

Guix System Distribution(GuixSD)は、Linuxベースのステートレスオペレーティングシステムで、GNU Guixパッケージマネージャを中心に構築されている。

オペレーティングシステムは、トランザクションのアップグレードやロールバック、再現可能なビルド環境などの高度なパッケージ管理機能を提供している。

このプロジェクトの新しいリリースは GuixSD 1.0.0で、新しいシステムインストーラ、より簡単なキーボード、X.Org の設定、1,000を超える新しいパッケージがディストリビューションのリポジトリに追加された。

▼より詳しいリリース情報は▼
>> https://www.gnu.org/software/guix/blog/2019/gnu-guix-1.0.0-released/

Guix の概要

  • ベース: 独立
  • アーキテクチャ: i686, x86_64
  • デスクトップ環境: Enlightenment, GNOME, i3, MATE, Xfce
  • パッケージ管理: Guix

個人的な感想ですが、

ついに v1.0.0 がリリースされた Guix (ギークスと読むらしい)。

以前から気にはなっていたものの、ハッキリ言って僕のスキルだと追いつかないので、しばらくスルーしていた。

サイトの作りやデザイン、ロゴタイプ、ディストロなど全体的な雰囲気が僕好みなので、使いたいディストロではあったけれども、初心者向けではない。

生まれたてのディストロになるため、パッケージ管理も GUI のフロントエンドがあるわけでなし、全てターミナル(コンソール)での作業となる。

guix コマンドの使い方を、ここ1週間くらいお勉強して使ってみた。

パンクしそうな頭を抱えながらの感想になるが、サクサク動いてくれるしオペレーティングシステムとしての安定感と言うか安心感がある。

デスクトップ環境もたくさん用意されている中で、今回は GNOME を選択。

日本語でインストールしたけれども、インストール直後は文字化けの嵐。

僕の力量だと日本語フォントが見つけられなかったため、仕方なくシステム言語を英語にして使ってみた。

しかしサクサク動いたのは、ほとんどアプリが入っていないせいなのか、システムが安定しているのか…。

まず時間をかけて、もう少し使い込んでみようと思う。

日本語化などができたら、追って紹介したい。

ちなみに、

最近では単に ” Debian ” と表記されることも多くなったけれども、本来は ” Debian GNU/Linux ” と表記するのが正しい。

同様に、この Guix も ” GNU Guix ” が正しいようだ。

▼ Guix をダウンロードする▼
>> https://www.gnu.org/software/guix/download/