【無料ではじめる】脳に効くかもしれない!パソコンお絵描き~クロスプラットフォームのペイントソフト【5選+1】を Acepen AP1060 で使ってみた~

【無料ではじめる】脳に効くかもしれない!パソコンお絵描き~クロスプラットフォームのペイントソフト【5選+1】を Acepen AP1060 で使ってみた~いろいろレビュー
【無料ではじめる】脳に効くかもしれない!パソコンお絵描き~クロスプラットフォームのペイントソフト【5選+1】を Acepen AP1060 で使ってみた~
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皆さんは落書きが脳に良い影響を与えるってことご存じでしたか?

ってことで、今回はパソコンで絵を描いてみようかと思います。

Windows でも macOS でも、そして Linux でも使えるクロスプラットフォームのペイントソフトを紹介します。

手軽にイラストを始めてみたい人や、絵を描くのが好きな方にも参考になれば幸いです。

ぜひ最後までお付き合いください。

「落書き」が脳に効く話。

まず、落書きが脳に効くという話をしておきましょう。

最新の研究によると、落書きは脳に良い影響を与えることが明らかになりました。

2017年に発表されたアメリカ・フィラデルフィアにあるドレクセル大学が発表した論文によると、「自由奔放な落書きや芸術活動は、脳の報酬系とつながっている前頭前皮質への血流を促進し、踊る・笑う・チョコレートを食べるなどの行為と同じ反応が得られる」ことがわかりました。

ギリヤ・カイマル教育学博士らによるこの研究は、機能的近赤外分光を用いて落書き中の人の脳の血流を観察しました。

実験に参加した26人の被験者は、絵がうまいと自負する人、絵が苦手という人がいましたが、この被験者に、

  • 白紙への落書き
  • 円が書かれた紙への落書き
  • 曼荼羅が書かれた紙への塗り絵

という3つのパターンの活動を休憩をはさみながら3分ずつ行ってもらったそうです。

その結果、なんと休憩中よりも落書き中のほうが、明らかに血流が活発になっていたとのこと。

出典▶https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S019745561630171X?via%3Dihub

この結果についてカイマル博士は、芸術に取り組むことへの本能的な喜びによるものであると結論付けています。

んで、さらに興味深いのは、絵がうまいと言っていた人ほど、塗り絵をしているときの血流が少なかったということです。

きっと、もうただの作業ということなんでしょうかね?

実験の参加者は26人ということでしたが、落書きによって血流が促されることを示すための定量的な裏付けも確認されているとのこと。

さらに、実験の前後に実施されたアンケートでは、落書き後の方がよりクリエイティブになり、問題解決能力や発想力が豊かになっていると、被験者たち自身が感じていることも分かったそうです。

出典▶https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S019745561630171X?via%3Dihub

これらの結果から、落書きにポジティブな感情を呼び起こす可能性が秘められているとして様々な方面への応用が模索されているようです。

絵の上手い下手にかかわらず、落書き程度でも描くことで脳へご褒美がもたらされるってことなんですね。

視覚的自己表現に基づく報酬知覚の機能的近赤外分光法評価:着色、落書き、および自由な描画

Functional near-infrared spectroscopy assessment of reward perception based on visual self-expression: Coloring, doodling, and free drawing
Visual self-expression helps with attention and improves health and well-being. Few studies have examined reward pathway activation during different v…

PC-FREEDOM 流 落書き術。

ということで、PC で落書きをしてみましょう。

皆さんご存じの通り、デジタルでイラストやマンガを描くためには、グラフィックソフトや、ペイントツールと呼ばれるお絵描きソフトや、マンガ制作アプリを使います。

PC で使うお絵描きソフトはもちろん、今ではスマートフォンやタブレット端末でも、気軽にお絵描きを楽しめるようになりました。

また、ソフトウェアの購入についてはダウンロード販売が一般的になったため、端末さえあればすぐにプロ向けの製品も簡単に入手できるようになりました。

中には、無料でもしっかり使えるソフトや、手軽に使えるソフトもあります。

最初から有料のソフトウェアを手に入れてガッツリ始めるのも良いでしょうが、まずは無料のものからはじめてみて、雰囲気を掴んでみるのも良いのではないでしょうか?

そんなわけで、今回は特に無料で Windows でも macOS でも、そして Linux でも使えるクロスプラットフォームのお絵描きソフトを紹介していきます。

というか、いずれも Linux で開発されたソフトウェアですので Linux で使えないわけがありません。

それでは早速見てみましょう!

GIMP

https://www.gimp.org/

GIMP は GNU Image Manipulation Program の頭文字をとって名付けられたオープンソースで開発されている画像処理ソフトです。

ちなみに直訳すると GNU 画像処理プログラムという意味。

GIMP はペイントソフトというよりはフォトレタッチソフトといったほうがしっくり来るソフトウェアで非常に高機能です。

プロ御用達の Adobe Photoshop に匹敵する、いやそれ以上の機能を持つグラフィックスソフトで、コレひとつでコンピュータ上のほとんどの画像編集ができてしまいます。

様々なファイル形式に対応しており、レイヤー機能はもちろんのこと、エフェクトやブラシなども豊富に揃っている上、“Script-Fu”と呼ばれるスクリプト言語を実装しており、バッチ処理で画像を加工することもできます。

無料で使えるのに、機能に全く不足がないグラフィックスソフトです。

ちなみにマスコットの名前は Wilber です。

GIMP
GIMP - The GNU Image Manipulation Program: The Free and Open Source Image Editor

Krita

https://krita.org/jp/

スウェーデン語で「クレヨン」または「チョーク」の意味を持つ Krita は KDE プログラムのひとつで、Linux のペイントソフトと言えば必ず名前が上がるソフトウェアです。

初心者からプロまで使える本格的なお絵描きツールを目指して、20年以上にもわたり開発が続けられています。

特徴的なインターフェースとラスターベースのソフトウェアでありながら、SVG 画像などのベクター画像を編集できるため、Inkscape などで編集していた SVG 画像をそのままコピペできたりします

Photoshop の調整レイヤに相当する機能もあるため、ペイントソフトとしては強力なフォトレタッチ機能を持ちます。

それとアニメ作成。

Krita 3.0 から実装された機能で、最近リリースされた5.0では、それまでのアニメーションタイムライン・アニメーションカーブ・オニオンスキンに加え、ストーリーボードのドッカーが搭載されました。

※ドッカー=この場合、アプリ操作をコンテナに分けて実行することを指します。

無料のソフトではありますが、寄付も歓迎しており、「Microsoft Store」や「Steam」からアプリを購入すれば開発を支援できます。

気に入ったら改めてストアから購入して支援するのも良いでしょうね。

ちなみにマスコットは Kiki the Cyber Squirrel (電脳リスのキキ)

MyPaint

http://mypaint.org/

MyPaint は、高品質なブラシを多数備えたお絵描きツールです。

多彩でユニークなブラシを数多く取り揃えているところが最大の特徴で、最初から100種類以上も用意されています。

特に下準備なしでも本格的なタッチの絵を描くことができます。

それぞれのブラシには、サイズ・透明度・シャープさ・ゲイン・スムーズといったパラメータがあり、自由に調整することができるため思い通りの表現を再現することができます。

また、さまざまな質感を持ったテクスチャを下地として使うこともできるため、現物のようなリアルな絵を描くことができます。

高度な画像編集機能はありませんが、ほかのツールにはまねできない表現力があります。

Krita と並んで Linux では人気の高いペイントソフトのひとつです。

Pinta

https://www.pinta-project.com/

ここからはちょっとライトな感じのソフトウェアになります。

Pinta は、.NET Framework 上で動作する Paint.NET を参考にオープンソースで開発されている手軽なグラフィックスソフトです。

Windows の「ペイント」のような基本機能に加え、シンプルなソフトながらレイヤーやヒストリー機能がありエフェクトも使うことができます。

ちなみに画像調整とエフェクトには Paint.NET のコードを利用しているとのこと。

GIMP まで高度な機能を必要としないユーザーにはちょうどよいソフトウェアです。

Tux Paint

https://tuxpaint.org/

Tux Paint は「お絵描きソフト」という言葉がしっくり来る、子供向けのソフトウェアです。

色鮮やかなインターフェースと効果音が特徴の Tux Paint は、開発が始まってから 2022 年でちょうど 20 周年を迎えます。

先に紹介した GIMP や Krita とは大きく異なり、3歳時にも使うことが出来るよう設計されています。

基本描画ツールは、他のペイントソフトと同じく、絵筆や消しゴム、直線や多角形、文字などを利用できます。

またその他にもぼかしやフェード、特殊効果なども利用でき、たくさんのイラストや写真をラバースタンプツールによって配置することができます。

スタンプするたびに効果音が鳴るのって、おじさんでも楽しいです。

Free art software for kids of all ages
Tux Paint
Download Tux Paint for free. An award-winning drawing program for children of all ages. Tux Paint is a free, award-winning drawing program originally created fo...

Aacepen AP1060

http://ja.ace-pen.com/

これらのソフトウェアはマウスだけでも絵を描くことができますが、それでは正直描きづらいですよね。

そこで便利なのがペンタブレットです。

専用のペンを使うため、マウスに比べ格段に手書きに近い操作ができます。

んで今回、 Acepen のペンタブレットを提供いただいていたので、コレを使ってそれぞれのソフトウェアを使ってみます。

それよりも、コダシマはペンタブレットって Wacom くらいしか知らず、 Acepen というブランドは初めて知りました。

調べてみると Amazon などで販売されているペンタブレットのようです。

てか、ペンタブレットは相当久しぶりに使います。

とりあえず、Acepen について紹介します。

中国グラフィックタブレット,グラフィックモニター, グラフィックタブレット保護バッグサプライヤー, メーカー, 工場 - ACEPEN
深センウビンテクノロジー株式会社:価格は芸術の境界になるべきではありません。アセペン最大の目標は、可能な限り最も適切で到達可能な価格で1台のコンピュータですべてを描画し、最高のグラフィックタブレット、ペンディスプレイモニターを作るようになりました。

Acepen は手書き電子署名などのペーパーレス分野を得意とする中国の企業、深セン UPIN tech Co., Ltd のブランドです。

今回の AP1060 というペンタブレットは、Windows と macOS に加え Android がサポートされている製品です。

おや、Linux では使えないようですね。残念。

Acepen AP1060

サイズ (cm)35.7×24×0.9
重量678g
圧力感度8192レベル
読み取り速度266P/S
読み取り解像度5080LPI
傾き検知60度
センサーの高さ10mm
ペンの精度±0.01mm

ペンの読み取り可能範囲は 10×6インチで、傾け検知角度は60度なので、普通に使えば問題なく検知してくれます。

また、8つのファンクションキーがあるので、よく使う機能をキーに割り当てることができます。

デフォルトでも十分使えそうですが、自分好みにカスタマイズすることができます。

同梱品として、接続用の USB ケーブル、

USB のアダプター「 A ⇒ C 」のものと「 A ⇒ B 」のものが付属してます。

ペン先の予備もたくさん入ってます。

二本指手袋も入ってますね。

んで、説明書は日本語対応しています。

Acepen AP1060 を使ってみた。

接続は USB ケーブルで PC と接続するだけです。

ペンもタブレットも電源は必要ありません。

PC に接続すると、キーボードとして認識されます。

このままでも使うことが出来ますが、専用のドライバが用意されています。

専用のドライバは、インターネットからダウンロードしてインストールします。

Support - Shenzhen Upin Technology Co., Ltd
Support

ドライバは Windows 用と macOS 用が用意されていますが、残念ながら Linux 用はありません

ドライバーをインストールしたあと、念の為に一度 PC を再起動させておきました。

ドライバの設定は

  • ペン
  • マッピング
  • 機能

の変更を行うことができます。

ペンの設定ではホットキーや、ペンのモード、筆圧の設定などが行なえ、筆圧のテストもできます。

マッピングでは、ディスプレイと読み取りエリアの設定を行うことができます。

機能(ファンクションキー)は、よく利用する「アンドゥ」や「消しゴム」、「ブラシサイズ」の変更や「拡大」「縮小」などと言ったキーボードショートカットを登録することができるため、いちいちキーボードに手を伸ばす必要がないのは便利ですね。

もちろんカスタマイズもできます。

とにかく AP1060 を使ってみましょう。

GIMP で使ってみた。

まずは GIMP で使って見ました。

GIMP ではなぜだか筆圧感知というか、ブラシ自体がうまいこと機能しません。

何度かドライバをインストールし直してもうまくいきません。

筆圧感知機能に対応しているアプリとして説明書に記載されていたのですが…。

どうやら GIMP とこのタブレット筆圧感知機能の相性は悪いようです。

ドライバをインストールしていない状態であれば使えますが、そうなると筆圧感知は機能しません。

ちなみに Adobe Photoshop でも筆圧感知しませんでした

どうやらフォトレタッチソフトとの相性が悪いみたいですね。

ここはマイナスポイントです。

Krita で使ってみた。

Krita では問題なく使うことができました。

というか、実は GIMP より先に Krita で試してみていたので、ドライバが機能していることは確認していました。

ちゃんとペンの筆圧も感知してくれています。

筆圧感知って面白い。

MyPaint で使ってみた。

MyPaint でも問題なく使うことができました。

ペンの筆圧もちゃんと認識してくれます。

MyPaint は説明書になかったですが使えました。

ブラシによってはちょっと遅延を感じます。

Pinta で使ってみた。

Pinta はもともと筆圧感知に対応していないソフトウェアなので、当然筆圧感知はしませんが、普通に使えます。

ぶっちゃけ Windows のペイントに毛が生えた程度のソフトウェアですが、逆にそれが手軽で良いですね。

Tux Paint

Tux Paint も筆圧感知非対応です。

ですが、ペンタブレットと Tux Paint って、子どものお絵描きにはちょうど良い組み合わせかもしれませんね。

スタンプとか面白いです。

コダシマ的にいちばん楽しかったです。

Android(Sketchbook)で使ってみた。

そしてもう一つ、OTG 対応のスマホでも使えるようなので試してみました。

Android でもいくつかお絵描きアプリがありますが、今回は Sketchbook というアプリを使ってみました。

ちなみにスマホは Pixel 3 です。

スマホで使うとき、ペンタブレットはファンクションキーを上にして、縦位置にして使うようです。

また、ペンタブレットは Android でも「UPIN.INC 1060」というキーボードとして認識されます。

ペンタブレット接続中は、ソフトウェアキーボードが使えなくなります。

文字入力する際には一度取り外さないといけません。

ちょっと面倒ですね。

でも、ちゃんと筆圧感知も機能します。

スマホにペンタブレットを接続して使うっていうのは、iPad とかで Apple Pencil を使うのとはまた違った感じで、なんとも言えない不思議な感じがしますね。

んで、タブレットでも使ってみました。

使ったのは Teclast M40 です。

タブレットも基本的にはスマホと同じなのかな?と思ったのですが、マッピングの様子が違います。

タブレット縦位置で、ペンタブレットは横位置…。

タブレットを横位置にしても、ペンタブレットのマッピングは縦位置のときと同じまま。

とにかく何かしらを書いてみるとマッピングのせいで縦長になってしまいます。

最悪なのはタブレットを横位置にしたときには届かないエリアとはみ出るエリアがあること。

うちにある Android タブレット全て(Teclast T40 Plus、CHUWI HiPad Air)が同じ状態でした。

便利なのか、不便なのか…。

Linux では?

Linux でも使えないものか、いろいろ試してみましたがコダシマのスキルではどうやってもダメでした。

おとなしく Windows か macOS 、もしくは Android スマホで使うことにします。

今回のまとめ。

今回は落書きが脳に良い影響を与えるということを知ったので、PC でお絵描きをしてみました。

PC でお絵描きするにはソフトウェアが必要なのですが、今回は特に無料で使える Windows や macOS、そして Linux でも使えるクロスプラットフォームのソフトウェアと、Acepen のペンタブレット AP1060 を紹介しました。

紹介したソフトウェアは無料な上に、クロスプラットフォームなので、どの OS でも基本的には同じ使い方が出来ます。

特に GIMP や Krita 、MyPaint は無料とはいえ有料のソフトウェアにも負けない機能を持っており、高品質なデジタルグラフィックスを気兼ねなく初めることが出来ます。

それと Acepen のペンタブレット。

ペンタブレットといえば Wacom の独壇場になっている状態ですが、最近では少しずつほかのメーカーも参入してきているようです。

今回の Acepen もその一つ。

最近は Linux 環境でも、Ubuntu などで Wacom のタブレットが普通に使えるようになりました。

せっかく提供いただきましたが、今回の Acepen はまだ Linux で使えません。

Windows や macOS であれば使えますが、Linux 好きとしては残念ですね。

でも Android でも使えるってのは面白いです。

今回は Sketchbook というアプリを使いましたが、ちゃんと筆圧感知も機能するのは面白いですね。

OTG 対応のスマホであれば問題なく使えますが、タブレットだとマッピングが画面と合わないため使いづらいです。

Android についてはスマホ専用と言うことでしょう。

いずれにしろ PC やスマホとペンタブレットを組み合わせると、机や手を汚すことなく、道具の片付けも最小限で済むため、より手軽にお絵描きを楽しめるかと思います。

ソフトウェアも無料で手に入るので、脳トレがてら絵を描いてみるのも良いですね。

落書き程度で十分効果があるようなので、久しぶりに落書きにふけってみます。

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