このブログでも「Duet Displayを使ってみた結果。」で紹介しましたが、Macユーザーには広く認識されているアプリの中に「Duet Display」があります。筆者の場合、最近はMacで使うよりもWindowsとの組み合わせで使う機会が増えています。

それはなぜか…?

パソコンのディスプレイ解像度

例えば、このブログでよく扱うeMachines E732Z-A12Bを始めとする多くのノートパソコンのディスプレイはWXGAを採用しています。WXGAの解像度は1280×768、1280×800、1366×768ピクセルのいずれかになり、アスペクト比(縦横比)もそれぞれ5:3(10:6)、8:5(16:10)、16:9になります。

ちなみにeMachines E732Z-A12Bの場合は1366×768ピクセル、アスペクト比16:9になります。

普段、フルHD(1920×1080)のディスプレイを使って作業しているとWXGAのディスプレイはだいぶ狭く感じます。ピクセル数からも明らかですが狭いです。

MacBook ProのRetinaディスプレイであれば、同等の表示エリアを再現することができますが、最近はWindows環境での作業が多かったので狭いディスプレイで作業しなければいけませんでした。

そこで登場するのが「Duet Display」です。

duet displayをWindows 10で使ってみた
写真はWindows 10にアップグレードしたHP社のProBook 4230sでDuet Displayを使った様子です。

パソコン版は無料でダウンロード

Duet Display」はiOSのアプリ自体は有料ですが、パソコンにインストールする分はMacであれWindowsであれ無料でダウンロードできます。「Duet Display」を使う可能性があるパソコンにインストールしておくと非常に便意です。

Duet Displayの設定

duet displayをWindows 10で使ってみた。

WindowsでDuet Displayを使う場合には「フレームレート」「パフォーマンス」「解像度」を設定することができます。当然ですが快適に使おうとすると消費電力が高くなるので、電源が取れない場合は注意してください。

duet displayをWindows 10で使ってみた。
フレームレートは「30FPS」「60FPS」から選ぶことができます。「30FSP」を選んだ場合、場合によってはカクカクした感じを受けることがあります。
duet displayをWindows 10で使ってみた。
パフォーマンスは「ハイパワー」と「省エネ」を選ぶことができます。省エネを選択した場合には動作が若干鈍くなります。
duet displayをWindows 10で使ってみた。
解像度は「Regular」「High」「Extreme」「Retina」の4段階あります。個人的には初期設定の「High」がちょうど良いです。「Retina」を選んだ場合、画面は広く使えますがとにかく文字が小さくて読みにくいです。

設定とはちょっと違いますが、iPad上で表示されたものはタッチ操作できるのもDuet Displayが人気の秘密です。

トリプルディスプレイはできるの?

使っているうちに疑問に思ったのが「もう1つ接続したらどうなるの?」ということです。

結論から言うとできません。

残念といえば残念ですが、アプリ自体がDuet(=二重奏)と言っているのでTrio(=三重奏)はできないようです。

duet displayをWindows 10で使ってみた。
Duet Displayを起動した複数のiPadを接続しても、使用できるのは1台限りです。

残念とはいえモバイル環境でディスプレイが3台とか、正直いらないですけどね(笑

 

 

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