ベンチマーク測定ソフトも CrystalDiskMark (以降 CDM ) 意外にもたくさん存在していることに、改めて気づかされた。

今回、古いノートパソコン用に SSD を買うとき Patriot というブランドの SSD の数値欄をみて気が付いた ATTO というものもある。

なぜこの ATTO を知ったかというと、Amazon の商品情報が妙な書き方をしているのに気づいたから。

どんな製品?

僕はあまり耳馴染みがなかったが、メモリのメーカーとしては実績があるようだ。

たしかにメモリでなら、Amazon でこのブランドの文字を見かけたことがある。

PATRiOT → https://www.info.patriotmemory.com/

作りやパッケージングはしっかり丁寧にされており、また米国のメーカーということもあってか妙に安心感がある。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

しかし先ほども少し触れたが、この SSD を買う前に Amazon の商品説明に妙なコトが書かれていることに気が付いた。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

それまで僕は、 ATTO の存在を知らなかったので調べてみた。

調べてみると、それがディスクベンチマークの測定ソフトだと知った。

ATTO → https://www.atto.com/disk-benchmark/

ちなみに 240GB とかならば、ATTO と CDM の数値差がほとんどない。

このような数値の差は 120GB だけのようだ。

「計測するソフトウェアが違うと結果が違うんだろうなぁ」くらいに思い、使うマシンも FMV A-8280 だから、できるだけ安いものをと買ってみたのだ。

FMV A-8280 の仕様 → http://www.fmworld.net/biz/fmv/lifebook/0904/a8280/spec.html

FMV A-8280 のチップセットはモバイルインテル® GM45 Express なので SATA のリビジョンは 2.0 。

リビジョン 2.0 なら転送速度が 300 MB/s だから、それ以上の数値が出ているものであれば問題ない。

今流通している SSD の多くは SATA Revision 3.0 (転送速度 600 MB/s) 以上のものばかりで、古いパソコンには逆にもったいない気がする。

SSD のスペックで値段が安くなるのであれば、それもアリだなと思ったのだ。

 

性能チェック

手元に届くと、さっそく知ったばかりの ATTO で実測してみた。

たしかに商品情報の内容どおり高い数値をはじき出した。

HDD や SSD のベンチマークスコアの意味・読み方

次に CDM で計測。

こちらも商品情報に書かれていた通り。

HDD や SSD のベンチマークスコアの意味・読み方

先ほども少し触れたが、ソフトウェアによって「計測の仕方が違うんだろうな」くらいにしか思っていなかった。

実際に Web サイトで確認できる、この SSD の値もおおむねこの通りだった。

120GB PRODUCT SHEET → https://docs.wixstatic.com/ugd/20c502_3878ec4059c2447e86960db4a7cdf0ac.pdf

 

その後 Linux 用で使っていたが、前回紹介した記事のためにスクリーンショットを撮るべく、フォーマットしなおして計測したところ以下のような数値が…。

HDD や SSD のベンチマークスコアの意味・読み方

ん?なんでだ?

上記の結果は、一度だけではなく何度か計測してみた平均的な数値を選んだもの。

 

いずれにせよ使うのは FMV なので、転送速度は最高で 300 MB/s で充分。

この SSD アタリなのか、まぐれなのか。

フォーマットの仕方で速度が変わるものなのか?

最適化?

いずれにしろ推測の域を出ない。

SSD の中ではかなり安価な部類になるので、後でもう一つ買って検証してみようかな?

 

ソフトウェア

この SSD も、データ移行用のソフトウェアなどは Web サイトからダウンロードするタイプ。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

PATRiOT の SSD ブランド ページ BURST のページ下部にダウンロードボタンがある。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

インストールする

ダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけでインストールが始まる。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

しかし、ここで警告が出る。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

インストールを続けるには「詳細情報」をクリックし、実行できるようにしなければいけない。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

実行するとそのままソフトウェアが起動する。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。

 

あっ!

しまった!

この SSD 、別のパソコンに使ってた。

やっぱり専用のソフトウェアなので、デバイスが接続されていないと使えない。

でも画面を見る限り、できることは推測できる。

  • Summary …接続されているストレージの概要をみる(たぶん)。
  • S.M.A.R.T …接続されているストレージの障害を検知するための自己診断機能(たぶん)
  • Optimization …接続されているストレージの最適化を行う(たぶん)。
  • SecureErase …接続されているストレージの初期化(かな?)。
  • Firmware Upgrade …文字通りファームウェアのアップデート。

でもまぁ、僕は毎回フリーソフトウェアなどで初期化してしまうので、ツールが使えなくてもあまり不便を感じないので、今回はこれくらいで。

 

個人的な意見ですが、

ラッキーだったのか激安 SSD だったのにも関わらず、実はメジャーブランドに負けない性能を持っていた。

正直 SATA-300 のマシンに使うのがもったいなく感じてしまう。

しかし数値の変化が気になる。

ホントになんでなんだろう?

何かしら理由があるのであれば、メーカーで分かるはずだろうし。

やっぱり、もうひとつ買って確かめるしか方法はないか。

もしもこのブログを見たあなたが、PATRiOT BURST 120GB ( 240GB とかは普通なので) を買って、測定した数値を教えてくれても良いよ。

Amazon で見てみる→ https://amzn.to/2Bx9ifw

 

追記:

すべて終わってから気が付いた。

ATTO の方、CDM に単位寄せられた。

【激安SSD】Patriot Burst 2.5" 120 GB を買ってみた。