アイルランドで開発されている Solus の最新版、Solus 4.2 が2021年2月3日にリリースされていたので試してみました。
好きな Linux ディストリビューションのひとつなので、ブログの方では以前にも何度かレビューしています。見方によっては Linux っぽくない Linux かもしれません。
Solus 4.2 の概要
- ベース: 独立
- アーキテクチャ: x86_64 (AMD64)
- デスクトップ環境: Budgie, GNOME, MATE, KDE Plasma
- パッケージ管理: eopkg
- カーネル: 5.10.12
Solus をインストールするのに最低限必要なスペックは?
- CPU: 64bit プロセッサ
- RAM: 2GB+
- Storage: 10GB+
- ブロードバンドインターネット接続
主なアプリケーション
- ブラウザ: Firefox 85.0
- メール: Thunderbird 78.6.1
- オフィス: LibreOffice 7.0.4.2
- マルチメディア: VLC 3.0.12
▼Solus 4.2 についてのより詳しい情報は▼
Solus のおすすめ度(5段階評価)
初心者向け度… ★★★☆☆
Linux 初心者でも迷わず使えるかどうか。★が多いほどデスクトップ指向。
Linux という性質上、どうしてもコマンドを使わなければいけない場面もあるが、デスクトップ指向のディストリビューションのためほとんどの操作を GUI 環境で行うことができる。
日本語の環境… ★★★☆☆
日本語表示および日本語入力ができるかどうか。★が多いほど設定も簡単。
入力メソッドが iBus のほか Fcitx も選べるようになり、入力システムも Anthy のほか Mozc も選べるようになったのは○
システム要件… ★★★☆☆
古いマシンでも快適に使うことができるかどうか。★が多いほど古いマシンでも使える。
用意されているデスクトップ環境は全体的に重めだけれども、Windows Vista 世代のマシンでも快適に動作してくれた。
よほど古いマシンでなければ必要なシステム要件を満たしていると思われる。
総おすすめ度… ★★★★☆
全体的なおすすめ度。★が多いほどアナタに使ってみて欲しい Linux。
Budgie デスクトップ環境はやっぱりクール。
多少重たくても一度は使って見る価値あり。
また、独立系の Linux ディストリビューションでありながら、デスクトップ指向の OS のためアプリケーションはとても充実している。
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