Fossapup64 9.5: 超軽量の Puppy Linux の最新版がリリースされたので。

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Fossapup64 9.5: 超軽量の Puppy Linux の最新版がリリースされたので。
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超軽量で人気の Puppy Linux の最新版となる Fossapup64 9.5 が、2020年9月22日にリリースされた。

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Puppy Linux とはどんな OS ?

http://puppylinux.com/

Puppy Linux は、とてもサイズが小さいので未だに CD-ROM に収まってします。

また全て CD から起動させることができるため、ストレージにインストールする必要がない Live ディストリビューション。

ただし CD-ROM などの光学ディスクからの起動の場合には、当然だが作業していた内容は消えてしまう。

永続的に使うのであれば、 USB メモリや SD カードなどのメディアの方が良いだろう。

Puppy Linu の最大の特徴は、起動時に RAM へシステムを読み込み利用する仕組みというもの。

このシステムのためにストレージがが無くても動作する。

起動時以外は Live CD が不要なため、CD ドライブを他の目的に使うこともできる。

ただし、システムの読み込みの際には 20 倍速以上の CD-ROM ドライブを装備していることが望ましいが、最近のマシンであれば気にする必要ないかな。

今回リリースされた Fossapup64 Puppy は、Ubuntu Focal Fossa DEB (64bit) パッケージから構築されているため、Ubuntu とのバイナリ互換性があり、Ubuntu FocalFossa リポジトリにアクセスできる。

変更点より詳しい情報はコチラから

FossaPup64 Release

FossaPup64 の概要

  • ベース: 独立
  • アーキテクチャ: x86_64
  • デスクトップ環境: JWM, Openbox
  • パッケージ管理: PET
  • カーネル: 5.4.53

Fossapup64 をインストールするのに必要なスペックは?

  • CPU: 64bit Core2Duo 以上のプロセッサ
  • RAM: 2GB 以上のシステムメモリ
  • Storage: 300MB以上

主なアプリケーション

  • ブラウザ: Pale Moon
  • メール: Claws Mail
  • オフィス: AbiWord, Gnumeric
  • グラフィック: mtPaint, InkscapeLite
  • マルチメディア: mpv Media Player

FossaPup64 についてのより詳しい情報
http://distro.ibiblio.org/puppylinux/puppy-fossa/release-fossapup64-9.5.htm

Fossapup64 についての個人的な意見ですが、

Live 環境でもサクサク動いてくれる、というかそれがデフォルトな Puppy Linux。

Ubuntu ベースの Puppy Linux も4番目のリリースとなる。

Ubuntu とバイナリ互換があるため、豊富なパッケージを Puppy Linux のものとして使えるのはとても便利。

バージョンが進むに連れシステム要件が高くなり、ついに 32bit のリリースは無くなったがそれでもやっぱり超軽量!

RAM にシステムを書き込むスタイルで、まだまだ古い PC の救世主と言える Linux ディストリビューションと言える。

日本語化

Fossapup64 の日本語化は、以前に比べてだいぶ手間が省けたように思う。

これはパピーリナックス日本語フォーラムで活躍されている皆さんのおかげにほかならない。

パピーリナックス日本語フォーラム

しかも、すでに Fossapapu64 対応の言語パックが公開されていたので使わせて頂いた。

日本語化はこの言語パックをダウンロードしてクリックするだけでインストールされる。

ローカル設定などが行える Quick Setup 画面。

インストールが終わると Quick Setup 画面が表示されるので、「Country」のカテゴリの設定を日本語用に設定。

「OK」をクリックすると自動的に X window system が再起動され、日本語化されます。

日本語化された Fossapup64。

日本語言語パッケージのダウンロード▶http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewtopic.php?f=26&t=3490

Quickpet

Quickpet は簡単にアプリケーションを追加できる Puppy Linux の独自ツール。

追加できるアプリケーションは限られるものの、必要最低限の定番アプリケーションは用意されており、すべてワンクリックでインストールされるのでとても便利。

Puppy Linux は何でも揃っているデスクトップ環境ではなく、高機能なウィンドウマネージャが採用されているため、一見すると Linux 初心者には難易度が高そうに思えるが、実際には細かなところで使いやすいところが多い。

Puppy Linux とほかの軽量 Linux との比較

先程も少し触れた「RAM にシステムを書き込む」という Linux ディストリビューションのため、ストレージへインストールする他の軽量 Linux とは、その軽さや速度が桁違いとなる。

GUI に採用されているデスクトップも JWM というデスクトップ環境に迫る高機能ウィンドウマネージャが使われており、システム全体が 300MB 以下という Linux でも特にコンパクトなサイズに収まっている。

Puppy Linux も軽量な Linux として Tiny Core なども知られるが、Ubuntu とバイナリ互換がありより汎用的な使い方ができる Puppy Linux のほうが人気が高いのは納得の理由だろう。

FossaPup64 の残念な点と良い点

残念な点

  • Ubuntu ベースのため今回から 32bit 版がなくなったのは残念極まりない…。
  • 日本語環境の設定が手間なのは相変わらず…。
  • 今回の壁紙はイマイチ好みじゃない…。

良い点

  • 32bit 版は無くなったが、それでも超軽量で超高速の Puppy 。
  • Puppy Linux 人気も高まったため(?)か、日本語化パッケージの対応が早かった。
  • Fossapup64 のおすすめ度(5段階評価)

Fossapup64 のおすすめ度

初心者向け度… ★★★☆☆

Linux 初心者でも迷わず使えるかどうか。★が多いほどデスクトップ指向。

初期起動設定とかは、Linux 初心者にはハードルが高く見えるかもしれないが、よく確認していくと案外わかる。細かなところで、ほかの Linux よりも簡単に使えるところも多いので、食わず嫌いせずに挑戦してみよう!

日本語の環境… ★★☆☆☆

日本語表示および日本語入力ができるかどうか。★が多いほど設定も簡単。

Puppy Linux の日本語化はパッチを当てる作業が必要になる。また、それとは別に日本語入力環境の設定も必要。ここらへんの設定は、他のディストリビューションよりも手間がかかる。

システム要件… ★★★★☆

古いマシンでも快適に使うことができるかどうか。★が多いほど古いマシンでも使える。

32bit 版のリリースがなくなったということで星-1としたが、基本的に 64bit 対応の CPU を積んでさえいれば古いマシンでも十分に動作する。

総おすすめ度… ★★★★☆

全体的なおすすめ度。★が多いほどアナタに使ってみて欲しい Linux。

日本語化や各種設定でいろいろと難易度高めのところはあるものの、軽量 Linux といえば必ず名前が上がるディストリビューションなので、一度は試してみるべき。

Fossapup64 に興味を持ったアナタは、下の URL を今すぐクリック!

▼ダウンロードする▼
http://puppylinux.com/index.html#download

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