独自系 Linux Solus の日本語入力環境を整える。

2019年1月5日

Solus を日本語でインストールしたのだけれども、まだ日本語入力はできない。

そこで今回は、日本語入力環境を整えていく。

作業手順

今回の僕が作業した手順は以下の通り。

  1. インストールのときに Japanese を選ぶ。
  2. インストール後にインプットメソッドのiBusの設定をする。
  3. 日本語入力メソッドが入っていないことに気が付き Anthy をインストールし、再起動。
  4. それでもなお日本語入力ができないので、Region & Language を確認・設定変更し、再起動。
  5. 無事に日本語入力ができるようになった。

あれこれ確かめながら設定したので、多少順序の前後はあるかもしれないけれども、とりあえず日本語入力ができるまでに至った。

それでは、ひとつひとつ細かく見ていこう。

 

1.インストールのときに Japanese を選ぶ。

インストーラーを起動し「Japanese」を選ぶ。

ここは前回やったところ。

独自系 Linux の Solus をインストールしてみた。

ほかのインストーラーだと、言語選択をした時点で日本語表示になるものもあるけれど、Solus は残念ながらそうではない。

 

2.インストール後にインプットメソッドの iBus の設定をする。

日本語入力に欠かせないインプットメソッド iBus の設定は「すべて」→「iBus の設定」または「諸ツール」→「iBus の設定」でアクセスできる。

 

iBus の設定では入力メソッドの切り替えのため、「キーボードショートカット」の設定を変更する。

「…」をクリックして「入力メソッドの切り替え中のキーボードショートカット」にアクセスする。

 

「キーコード」の項目にある「…」をクリックし、キーの組み合わせの設定にアクセスする。

 

「キーもしくはキーの組み合わせを入力してください」では、選択されている「無効」をクリックする。

 

表示が「新しいアクセラレータ…」になってから、任意のキー(ここでは全角/半角を選択した)を押す。

 

入力メソッドの切り替え中のキーボードショートカット」に戻ると、「キーコード」の欄が先程選択した任意のキーに変わっていることを確認し、ウィンドウ下部にある「適用」をクリックする。

 

キーボードショートカットの変更が確認できたら、画面下部の「OK」をクリック。

 

「次の入力メソッド」の項目が設定したキーコードになっていれば設定完了。

 

3.日本語入力メソッドが入っていないことに気が付き Anthy をインストールし、再起動。

「IBus の設定」ウィンドウ上部にある「入力メソッド」のタブをクリック。

入力メソッドがない場合は「追加」をクリック。

 

入力メソッドを追加する場合、まずは「入力メソッドの選択」ウィンドウで、任意の言語を選択。

 

入力システムを選択してウィンドウ下部にある「追加」をしたかったのだけれども、日本語しか表示されてない。

Mozc とか Anthy を選択したかったのだけれども…。

 

日本語入力システムがないことに気がついたので、ソフトウェアセンターから検索してインストールすることにした。

まず「メニュー」→「 Software Center 」でソフトウェアセンターを起動。

 

「検索」をクリックし、日本語入力システムを探す。

 

入力システムとして iBus がインストールされているものの、 Fcitx + Mozc での日本語入力環境が希望だったので、まず Fcitx を検索してみた。

残念なことに、リポジトリには無いようだ。

 

iBus + Mozc ならイケるかと思い Mozc を検索するも、これまたリポジトリにはない。

残念。

 

ホントは Fcitx + Mozc で日本語入力を行いたかったのだけれども、この Solus のリポジトリには存在していなかったため iBus + Anthy の組み合わせで、日本語入力環境を設定するしかない。

止むを得ず「 Anthy 」を検索する。

 

見つけた「 Anthy 」をクリックすると、ソフトウェアの詳細が表示される。

 

ウィンドウ右上にある「インストール」のボタンをクリックすると、依存関係にあるパッケージが表示されるので、一緒にインストールする。

 

もちろん管理権限で実行しなければいけないので、パスワード認証が求められる。

 

Anthy のインストールが終わると、先ほどの「入力メソッドの選択」で Anthy が表示され、追加できるようになる。

 

「IBus の設定」ウィンドウの「入力メソッド」の一覧に「 Anthy 」が表示されていれば設定完了。

 

これで日本語入力ができるようになったかと思われたのだが…。

 

4.それでもなお日本語入力ができないので、Region & Language を確認・設定変更し、再起動。

まだ日本語入力ができなかったので、とりあえず「メニュー」→「 Region & Language 」をのぞいてみることにした。

 

手探りで「入力ソース」にある「+」ボタンをクリックしてみた。

 

すると「入力ソースの追加」ウィンドウが開くので、任意の言語(ここでは日本語)をクリック。

 

するとキーボードの設定で見たことがある名前が並ぶ中「日本語(Anthy)」の文字を発見。

選択して「追加」ボタンをクリック。

 

「入力ソース」の項目に「日本語(Anthy)」が追加された。

ちなみに項目の右側にある歯車のマークをクリックすると「IBus の設定」が開かれる。

 

並び順を変更し、作業終了。

多分これで大丈夫。

 

5.無事に日本語入力ができるようになった。

念のため一度 Solus を再起動し、試しにターミナルで日本語入力を行ってみた。

 

これでようやく日本語入力ができるようになった。

今回はこの手順で日本語入力ができるようになったけれども、たぶん2〜4の手順が多少異なっても大丈夫そうな雰囲気がある。

 

個人的な意見ですが、

Solus を試す前は、独自系のディストロということで日本語環境やらアプリの追加やらの不安を抱えていたものの、とんだ取り越し苦労だった。

Linux 定番のアプリは当然ながら一通り揃っており、普段使いには何ら問題はない。

しかもGoogle Chrome や Spotyfi 、Skype とか WPS Office などなど、プロプライエタリのソフトウェアも揃っているとは思いもよらなかった。

でもちょっと残念だったのは、使える日本語入力システムは、今のところ Anthy のみということ。

僕は最近、日本語入力はほぼ Mozc (もしくは Google 日本語入力)を使っているので、Mozc の変換のクセとか使い勝手になれてしまっていた。

願わくば、 Mozc が使いたかったというのが正直なところ。

ソースから自力でビルドするとかいうスキルを持たない僕は、止むを得ず Anthy を使うしかない。

日本をはじめとした東アジアで Solus ユーザーが増えれば、いずれ Fcitx + Mozc の環境が実現するかもしれないが、今のところ Solus を使うならば日本語入力は Anthy ということになる。

でも、まだまだこれからのディストロと思えば、これくらいの不満は無いに等しい。

ただやっぱり Budgie は重たかったので、次回 MATE エディションを簡単にレビューしたいと思う。

Solus → https://getsol.us/home/