【実録】Celeron が Core i7 を超えた日。古い Core i7 のノート PC と新しい Celeron のノート PC を比較したら驚きの結果が!?

【実録】Celeron が Core i7 を超えた日。古い Core i7 のノート PC と新しい Celeron のノート PC を比較したら驚きの結果が!?PCの選び方
【実録】Celeron が Core i7 を超えた日。古い Core i7 のノート PC と新しい Celeron のノート PC を比較したら驚きの結果が!?
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古い Core i7 搭載ノートPCと、最近の安価な中華ノートPCとを比較してみたら驚きの結果が出ました。

ということで、今回はその比較とパソコン選びについてお話していきます。

まずは結論。

場合によっては古いハイエンド CPU より、最新のローエンド CPU のほうが高性能だったりする。

※数値は2021年6月現在のものになります。

コダシマは貧乏性なので、愛着のあるマシンってなかなか手放せなかったりします。

古くてもハイエンドであればあるほど「もったいないなー」とか思って、処分できなかったりします。

んで、動画ネタ探しとかで、某フリマサイト○カリとか、時々届くコレとかを見るんですが…。

「おい。値段バグってるぞ。」

って思うのけっこうあるんですよね。

はっきり言ってパソコン初心者とか、あまり詳しくない人をカモにする悪徳業者が潜んでますよねコレ。

また広告のやつ、以前に興味本位で覗きに行ったのですが「ナシだわ…」というのがホンネ。

めちゃくちゃコスパ悪いです

最新の Windows10 搭載!とされていた PC は、世代もわからない Core i3 (ステッカーのデザインを見ると第3〜4世代くらいのやつ)RAM はなんと4GB で、SSD 120GB というのがせめてもの救いではないでしょうか。

コレで4万円くらいとか、ボッタクリもいいところ。

その金額出すなら、Amazon とかで中華 PC 買ったほうがまだマシな気がします。

※好みによりますが。

ちなみに、よく覗く中古 PC ショップを見てみたいとトコロ、同じくらいのスペックのマシンが2万円以下でした。

ヤフオクのジャンクとかハードオフのジャンクとか、ジャンク品を漁るコダシマには、それでも高い気がしますが…

そんなこんなで、古いハイエンドマシンと新しいローエンドマシンを比較したら、どんな結果が出るか気になったので、パソコンの性能についておさらいしながら性能の比較をしてみました。

パソコン初心者の方にも役に立てば嬉しいです。

パソコンの選び方。

パソコンでは CPU, RAM, Storage が、三位一体となってその性能を決めます。

性能のバランスが取れていると、とても快適に使うことができます。

逆にどれか一つでも足を引っ張る要素があると、それだけで他の性能が台無しになってしまいます。

なので、今回は特にノートPCの

  • CPU
  • RAM
  • Storage

それぞれについておさらいして見たいと思います。

CPU について。

パソコンの脳みそとも言うべきトコロで、これが無いと始まりません。

CPU の処理速度がマシン性能の大部分を決めます。

でも一言で CPU といっても、

  • Intel なのか AMD なのか
  • Core i なのか Ryzen なのか
  • デスクトップなのかモバイルなのか
  • その世代は?

などなど、たくさんの規格があります。

そこで、CPU の性能を測るベンチマークソフトの出番になるわけですが、CinebenchGeekbench などコレもまたいろいろあり、同じものでもバージョンによっても基準が異なるためスコアが変わります。

https://www.maxon.net/ja/cinebench/

何だか難しそうにも感じますが、いずれも「スコアが高いほど高性能」というシンプルな考え方でOKです。

現状での基準を知るのには、とても役立ちます。

コダシマは様々なプロセッサを計測できる Geekbench をよく使います。

https://www.geekbench.com/

でも、Geekbench は持っている PC は計測できますが、これから買おうと思っているプロセッサのベンチマークを調べるにはあまり向いていません。

というのも、Geekbench で計測された CPU の一覧はありますが、計測されたものをただただ順に掲載しているため同じ機種や CPU でも違う数値のものがたくさん並ぶだけです。

平均値がわかりません。

そこで役立つのが PassMark です。

PassMark Software - List of Benchmarked CPUs
PassMark Software - CPU Benchmarks - Over 1 million CPUs and 1,000 models benchmarked and compared in graph form, updated daily!

調べたい CPU のスコアの平均値が表示されます。

(もちろんGeekbenchと基準が違うので頭を切り替えましょう)

検索窓に調べたいプロセッサ名を入力して検索することもできますが、Google でプロセッサの名前をコピペして、その後に passmark として検索するとだいたいいちばん上に結果のページが表示されます。

こっちのほうが探しやすいかもしれませんね。

んで、この PassMark も Intel や AMD のプロセッサだけでなく、Snapdragon などの ARM プロセッサのスコアの平均値も知ることができます。

ARM とかだと時々検索結果に出てこないものもありますが、Intel や AMD であれば検索結果のないものを見つける方が難しいです。

ベンチマークスコアだけでなく、さまざまな情報も見ることができるのでとても便利です。

で、これで調べた結果、古い Core i7 よりも新しい Celeron のほうが速かったのです。

先程も触れた○カリとかに潜む悪徳業者は Core i7 の呪いとでも言うべきか、Core i7 なら何でも良いみたいな雰囲気を出しています。

注意してください!

Core i7 を始めとした Core i シリーズが登場したのは 2008年11月、モバイル向けは2010年。

そこからずっと Core i3, Core i5, Core i7 は、ほぼ毎年新しい世代の CPU に切り替わっています。

10年以上前に登場した Core i7 と、ついこないだ登場した Core i7 が同じ性能ではないことは、パソコンに詳しくなくとも理解はできるはずです。

でも、初心者や知識の乏しいユーザーに対して世代をごまかして Core i7 というキャッチーなワードに目を向けさせて販売する業者が多いのが現実。

騙されないでくださいね

実際に Celeron を積んだ中華 PC のほうが Core i7 を積んだ PC よりもスコアが良いですから。

比較したのは、以前登場したノート PC の eMachines E732Z-A12B と、2020年11に Amazon で買った Teclast F7 Plus です。

2015年10月14日にアップしてるので、すでに10年以上前のマシンですね。

eMachines E732Z-A12B は動画にしないでしまいましたが、最終的に Core i7-640M を載せました。

ちなみに Core i7-640M が登場したのは2010年です。

対する Teclast F7 Plus に搭載されている CPU は、Celeron N4100 で 2017 年に登場した CPU です。

PassMark のスコアを比較してみると…

なんと Celeron のほうが Core i7 よりも高いスコアです!

興味が湧いたので、ちょっと世代を追いかけてみました。

Celeron N4100 は第2世代と第3世代の間くらいのスコアになりますね。

ちなみに登場したばかりで、まだ搭載マシンが殆どありませんが、新しい Celeron N5100 のスコアは当然ですがさらに高いです。

これも同じく世代を追いかけて比較してみました。

今度は第5世代と第6世代の間くらいのスコアです。

新しい Celeron でも i7 の性能を超えるので、新しい i3 とかでも充分な性能を持っています。

数値ばかりを並べてみてもあんまりイメージが沸かないと思うので、参考までに実際に使う場合でのことを考えていきましょう。

最近では、さまざまなインターネット上のサービスを利用する際に、ある程度のスペックがないと快適に動作してくれません。

その一例が Youtube です。

Youtube を見るために必要なシステム要件を調べてみました。

Youtube システム要件

Youtube のシステム要件を紹介するページでは、肝心のハードウェアのスペックについての記載がなかったので、手がかりのあった Windows 7 をベースに調べてみました。

システム要件 - YouTube ヘルプ
YouTube の動画を視聴するには、最新のバージョンのブラウザ、オペレーティング システムを使用し、インターネット接続が良好であることをご確認

Windows 7 システム要件

  • CPU: 1.0GHz+
  • RAM: 1GB+
  • Storage: 16GB+
  • GPU: WDDM 1.0 以上のドライバが提供されている DirectX 9.0 以上
Windows 7 のシステム要件
PC が Windows 7 を実行できるかどうか、システム要件を確認してください。

だいぶ古いマシンですね…。

なので今度は、Windows 7 が搭載され始めた時期のマシンスペックを参考にします。

Core i シリーズが発売され始めたあたりになるので、第1世代 (Nehelem 世代) の CPU のスペックを参考にしてみましょう。

さっきの eMachine のが、ちょうど世代になるかと思います。

これらの CPU を積んだマシンを実際に使ってみた感想は、問題なく動画を視聴できるのは 1000以上のスコアだと思います。(2021年6月現在)

1,000以下でも動画再生することはできますが、解像度を高くできなかったり、カクつきが出たりして、動画の視聴がままならなくなってきます。

1,000以下のマシンだと、動画視聴は快適ではないですね。

ちなみに、Google ドキュメントや Facebook、Office Online なども同等のスペックを必要とするので、それなりに快適に使うなら同じく1000以上のスコアを出す程度の CPU が良いです。

オフィスソフトも、例えばオフライン版の Microsoft Office を使うのであれば

Microsoft Office システム要件

  • CPU: 1.6GHz 以上、2コア以上
  • RAM: 4GB 以上
  • Storage: 4GB 以上
Microsoft 365 と Office | リソースと製品情報
Microsoft 365 または Office 製品の購入を検討している場合や使用を開始する場合は、該当する製品の情報をご覧ください。家庭向け製品や一般法人向け製品のシステム要件について説明しています。

というスペックが必要になるので、さっきの CPU でいうと「Intel Celeron P4505 @ 1.87GHz」が最低ラインですかね。

ということで、書類作成やインターネットの閲覧、動画視聴くらいの用途であれば PassMark でのスコアは、現状 (2021年6月現在) で 1000 以上がひとつの目安となるでしょう。

リモートワークで使うだけなら、ここらへんで良いと思います。

一方でマシンパワーの必要な動画編集などの場合、例えば2021年6月現在、動画編集ソフトの Adobe Premier Pro が必要とするシステム構成は、最小仕様で Intel Core i シリーズの第6世代以降、または AMD Ryzen 1000 シリーズ以降となっています。

Adobe Premiere Pro 必要システム構成
以下の推奨されるシステム仕様は、ユーザーに最適です。Premiere Pro を実行するには、システムが最小仕様を満たす必要があります。

PassMark のスコアだけで見れば最低 3000 以上で動いてくれそうに見えますが、実際には第6世代以降という条件と、5000 以上のスコア、それとグラフィックカードのスペックが条件を満たしていなければまともに使えません。

※ココでは RAM やグラフィックカードなどについては割愛します。

CPU の世代が違うと命令セットの違いやキャッシュ容量、グラフィックス周りの機能の違いがあるため仕方ない面もありますね。

ストレスなく動画編集ができるようにするには対象のグラフィックカードと潤沢なメモリ、そして世代の合う10,000くらいのスコアの CPU がほしいですかね。

なのでコダシマの場合、当座のつもりで使っていた Core i5-9600F をまだ使ってます。

ゲームとか快適にプレイする場合も同等のスペックが必要ですね。

ゲーミング PC とか、結構高いスコアをはじき出します。

TDP について。

んで、CPU 選びのときにもう一つ気にしておきたいのが TDP (Thermal Design Power)、俗に「熱設計電力」とか「熱設計消費電力」とか呼ばれ電源と冷却に関する指標を示す数値があります。

ちょっと乱暴な言い方になりますが「TDPは平均的な消費電力」という感じです。

なので、TDP の数値が大きいほど使う電力は多くなります。

例えばバッテリーでノート PC を動作させている場合、TDP の数値が大きい CPU のほうが駆動時間は短くなるイメージです。

また、TDP はもともと熱量についての数値なので、数値が高いほど CPU が熱くなります。

闇雲に高性能な CPU を選んでしまうとパソコンが熱くなりやすかったり、バッテリーが持たなかったりというデメリットが生じます。

そこで先程の CPU をもう一度よく見てみましょう。

Core i7-640M の TDP は 35W 、対する Celeron N4100 の TDP は 6W と圧倒的に Celeron N4100 のほうが消費電力が少ないと言えます。

オーバークロックや ThrottleStop (スロットルストップ) などで電力制限解除して、さらに性能を引き出すこともできますが、今回の趣旨がぶれてしまうので、ここではそこら辺まで突っ込みません。

ThrottleStop (9.3.1 Beta) Download
ThrottleStop is a small application designed to monitor for and correct the three main types of CPU throttling that are being used on many lapto

とにかく、「性能が低く消費電力が高い」or「性能が高く消費電力が少ない」。

さて、どちらを選びますか?という話です。

RAM (メモリ) について。

RAM (メモリ) は机の広さに例えられます。

机が広いと、資料とかノートとかたくさん開いて使えますね。

逆に狭い机だと、無理してたくさん資料とか開くと、置くところがなくなって重なったり、落としたり…。

似たようなことがパソコンにも起こります。

せっかく CPU が高性能でも RAM が少ないと、それが足枷となって使い勝手が悪くなってしまいます。

なので、個人的には RAM は多いに越したことはないと思ってます。

懐具合にもよりますが…。

んで、その RAM (メモリ) には DDR? SDRAM というものが使われています。

DDR は Dance Dance Revolution Double Data Rate といい、直訳すると「二重データ速度」というものです。

DDR SDRAMとは - IT用語辞典
DDR SDRAM【Double Data Rate SDRAM】とは、コンピュータの主記憶装置(メインメモリ)に用いられるRAMの規格の一つで、SDRAMを改良してクロック同期信号の立ち上がり時と立ち下がり時の両方を利用して信号を伝送するDDR(Double Data Rate)方式を採用したもの。

最近のものは、ほとんどがデュアルチャンネル対応なので、マザーボードが対応していれば2枚で使うと良いやつですです。

1枚で使うよりもパフォーマンスが上がるので、2枚で使える環境であれば、ぜひとも2枚で使いましょう。

また SDRAM とは Synchronous Dynamic Random Access Memory、直訳すると「同期動的無作為性接続記憶」逆に分かりづらい気がする…。

「同期動的ランダムアクセスメモリ」くらいがちょうどよいですかね?

つまり DDR  SDRAM とは、二重データ速度を持つ同期動的ランダムアクセスメモリで、2つのチャンネルとシステムバスに同期して動作する DRAM (ダイナミックランダムアクセスメモリ)ということ。

早い話、メモリの一種です。

現在の主流で、こちらにも世代があります。

現行のマシンだと、概ね DDR3 SDRAM や DDR4 SDRAM などが使われているかと思います。

RAM は CPU の性能に合わせ

  • メモリチップ規格 (最大動作周波数)
  • メモリモジュール規格 (最大転送速度)

によって分けられています。

メモリチップ規格は、

  • DDR3-2666 とか
  • DDR4-5600 とか

メモリモジュール規格は

  • PC3-21333 とか
  • PC4-44800 とか

です。

ときどき DDR3L とか LPDDR4 とか、DDR の他にも L とかなんとかついているもを見かけますが、これは「低電圧版」のものになります。

後に付いている数値が大きい方がより転送速度が速かったり、動作周波数が高かったりと高性能にはなるのですが、CPU やマザーボードが対応するかどうかで RAM の性能を出し切れるかが決まります。

またそれぞれの世代によって、溝の位置が違うので対応している RAM でないと使えません。

つまりはちゃんと CPU に合った RAM が必要になります。

Wikipedia とかでも調べられるので、RAM を探すときには調べてみましょう。

ちなみにコダシマの場合は、可能な限り最大容量を積みたい派です。

でも、お財布の都合とかでそうも行かない場合もあります。

容量の多いものや、高性能なものはやっぱり高いですからね。

例えば 64bit OS のマシンで 4GB とかは、普通に動画視聴とか資料作成でもなかなか厳しいのが実状です。

メモリが少ないだけで、急に動作がモッサリしてしまいます。

なので最低限 8GB は積みたいところです。

また、リモートワークなどで使う場合には、複数のソフトウェアを使うことが予想されるので 16GB くらいがベターかと思います。

まぁ、16GB くらいあれば、だいたいのことには困らないでしょう。

しかし、動画編集とかであれば、メモリはあればあるほど良いですね。

とてつもなく RAM を消費するので、お財布とマザーボードが許す限りの RAM を積みましょう。

でもまぁ、そこまでになると場合によってはオーバースペックになるかもしれません。

目安として一般的なのは RAM は 8GB 以上で、おすすめは 16GB くらいです。

Storage について。

ストレージとは保管場所や倉庫といった意味を持つ単語で、IT 関連では記憶装置のことを呼びます。

以前はディスク=記憶装置という感じでしたが、SSD とかのようにディスクを使わないものが主流になってきたのでストレージという呼び方の方がしっくりきます。

パソコンで使われているストレージには主に

  • HDD
  • SSD
  • eMMC

があります。

それぞれサクッとおさらいしておきましょう。

HDD = Hard Disk Drive

HDD はプラッタと呼ばれる金属製の円盤に書き込んで記憶します。

  • Hard = 硬い
  • Disk = 円盤
  • Drive = 駆動装置

というわけです。

メリット
  • 容量が大きく沢山のデータを収納することが出来る。
  • SSD に比べ容量ごとの単価が安い。
デメリット
  • 物理部品が駆動する仕組みのため SSD に比べて読み込み・書き込みの速度が遅い。
  • 物理部品が駆動する仕組みのため熱を持ちやすく、振動に弱い。
  • デスクトップ用の HDD は特に大きい。

SSD = Solid State Drive

SSD はデータの記録方法が従来の円盤ではなく、メモリチップと基盤で構成されたシンプルな構造です。

  • Solid = 個体
  • State = 状態
  • Drive = 駆動装置

です。

メリット
  • 物理パーツがないため読み込み・書き込み共に HDD と比べとても速い。
  • フラッシュメモリになったためコンパクトで場所をとらない。
  • 静かで熱を持ちにくく、振動にも強い。
  • 消費電力が少ない。
デメリット
  • 大幅に改善されたが、書き込み回数に上限(寿命)がある。
  • 容量ごとの単価が HDD に比べ割高。
  • だいぶ大容量化されたが、 HDD ほどの大容量化が出来ていない。

また SSD の接続には、従来の Serial ATA (SATA) のほか、より高速な NVMe というものもあります。

NVMe に慣れてしまうと、他のストレージがとても遅く感じるかと思います。

eMMC = Embedded Multi Media Card

eMMC は、NANDフラッシュメモリと制御回路からなる記憶装置の1種です。

  • embedded = 埋め込み
  • Multi = 複数の
  • Media =  媒体
  • Card = カード

ざっくりいうと SD カードの親戚みたいな感じです。

メリット
  • HDD よりも読み込み、書き込みともに高速。
  • 構造がシンプルなためとてもコンパクト。
  • 消費電力がとても少ない。
デメリット
  • SSD に比べ読み込み・書き込みともに速度が遅い。
  • 大容量のファイルの読み書きが苦手。

SSD に比べると速度は遅いのですが、HDD に比べると高速に読み書きでき、小型化が容易なことと消費電力が少ないことでスマートフォンやタブレット、安価なノート PC で採用されることが多いです。

モバイルデバイスとかの場合は内蔵 ROM とも呼ばれる部分に eMMC が活用されていますね。

ただしパソコンの場合には、大容量のファイルを高速に読み書きする性能が求められるため、スマートフォンやタブレットの場合よりも使い勝手はよくありません。

それでもバージョンが上がるごとに最大転送速度が向上しており、

  • eMMC 4.5 からは最大 200MB/s の HS200 モード
  • eMMC 5.0 からは最大 400MB/s の HS400 モード

以上がサポートされるようになりました。

さらに、より高速な UFS (Universal Flash Storage) という後継規格もあり、最大転送速度も Sirial ATA 接続の SSD に迫る勢いです。

NVMe には到底及びませんが、用途によっては充分な性能になってきていると思います。

速さの順で言えば

  1. NVMe SSD
  2. Sirial ATA SSD
  3. eMMC (UFS)
  4. HDD

という感じです。

コダシマの動画編集用マシンは、NVMe に OS やソフトウェアをインストールし、作業は SSD の領域で行っています。

HDD は安くて大容量といメリットを活かし、データ保存用にしています。

画像や動画データ、Linux とかのイメージデータをたくさんダウンロードしますからね。

でもまぁ、ストレージは現状だと NVMe にしろ Serial ATA にしろ、SSD が良いのは間違いありません。

今回のまとめ。

今回は、古い Core i7 を搭載したノートPCと、最近の Celeron を搭載したノートPCとを比較し、その結果とパソコン選びのポイントを紹介してみました。

CUP は、例えば Core i7 だったとしても世代が違えば、その性能も異なります。

もちろん新しい方が高性能です。

そのため場合によっては、Core i7 よりも性能が低いとされる Celeron のほうが高性能だったりします。

実際に、Core i7-640M と Celeron N4100 を PassMark のスコアで比べてみたところ Celeron N4100 の方が高いスコアとなっていました。

この事実をベースに、CPU や RAM, Storage についてお話ししました。

Core i7 は確かに高性能ですが、用途によってオーバースペックになります。

CPU は闇雲に高性能のものを選んでも、消費電力や発熱量が多いだけ。

用途に合った CPU を選ぶことでお財布的にも電力的にも、最大のパフォーマンスを発揮できます。

最近の Celeron は第2世代の Core i7 に匹敵しますからね。

次に RAM についてですが、個人的には最大容量を積みたいところです。

処理速度の速い高性能な CPU を積んでいたとしても、RAM が少ないと CPU の性能を活かしきれません。

ですが、こちらも用途によります。

多すぎても使いきれません。

オフィスなどのビジネス用途では 8GB 〜 16GB くらいがおすすめです。

そして Storage です。

これもやっぱり CPU や RAM を強化していても、読み込み・書き込み速度の遅い HDD だと途端に使い勝手が悪くなります。

CPU や RAM の性能を充分に活かす意味でも、SSD は必須かと思います。

NVMe が理想ですが、Serial  ATA でも充分快適です。

場合によっては eMMC でも間に合うかもしれません。

ここら辺はお財布と相談してみましょう。

結局のところ、それぞれのパーツのバランスが取れていると、安価なマシンでもけっこう快適なものです。

今回の記事が、新しいパソコンを買う機会の参考になれば幸いです。

今回はノート PC に絞った内容でしたが、機会があればデスクトップ PC についてもお話ししてみたいと思います。

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