最近は特に AMD 寄りになったコダシマです。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (Advanced Micro Devices, Inc. / AMD) は、アメリカの半導体企業である。使っているマシンの CPU は Ryzen ですし、グラフィックボードも Radion です。ホント AMD 大好き!

Intel も嫌いじゃないですよ、でも AMD なんです。

これは、コダシマの勝手な思い込みなんですが、TV CM や Web サイトとかを見ると、Intel は清潔感や知性を連想させる青と、純粋で清潔さを連想させる白を基調とした配色とデザインを用いて、清潔感があり知性を連想させるのに対して、AMD では強さや自信、重厚感を連想させる黒と、情熱や興奮、強さを連想させる赤を基調とした配色で、力強さと情熱を連想します。

クールでスマートなのもカッコいいと思いますが、それ以上にコダシマは、熱苦しいほどの強さに引かれます。しかも Rayzen の由来もまたカッコいい。

「地平線」や「水平線」を意味する Horizon(ホライズン)と禅宗の「Zen」の組み合わせなのですが、ホライズンには「限界」や「境界」といった意味も含まれているとのこと。そして禅は、精神を集中して無我の境地に入ること。

これをコダシマは「どこまでも無心で限界を追い求める」という意味に捉えました。

カッコよくないですか???

そんな Ryzen の 7、しかも 7735HS を搭載したミニ PC のお話をいただきました!

ありがとうございます!

今回紹介するのは Beelink SER6 Max 7735HS です!

名前だけでめっちゃスゴそう!早速、見てみましょう!

https://youtu.be/ez1hX28acX0
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【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

今回は Beelink が 2023 年 7 月 4 日に発表した、ハイパフォーマンスなミニ PC SER6 MAX を紹介いたします。

まず Beelink について少し説明しておきます。

Beelink は、2011 年に設立された中国の深セン市に拠点を置く Shenzhen AZW テクノロジーのブランドのひとつで、主に Amazon でミニ PC を提供しています。

この Beelink で扱っているミニ PC は、大きく4つのカテゴリーに分けられており、価格重視のエントリーモデル EQ シリーズ、Intel のパフォーマンスモデル SEI シリーズと AMD のパフォーマンスモデル SER シリーズ、AMD Radion 780M 搭載のハイエンドモデル GTR シリーズが用意されています。ちなみに、それぞれのモデルはメモリやストレージ容量の違うバージョンがあったりもします。(ないのもあります)

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!
https://www.bee-link.com/

で、今回紹介する SER6 MAX は、Beelink のこのラインナップからすると「中の上」くらいの位置にある製品かと思います。んー、でも「中の上」とは言ったものの、ずいぶん贅沢な「中の上」だと思うコダシマでございます。

Beelink さん、お声をかけていただき本当にありがとうございます!

モデルSER6 MAX
CPUAMD Ryzen™ 7 7735HS (8C/16T)
Base 3.20GHz boost to 4.75GHz, TDP 54W
GPUAMD Radeon™ 680M (12C) 2.2GHz
RAM32GB DDR5-4800 Dual SO-DIMM PC5-38400
ストレージ1TB SSD M.2 2280 PCIe 4.0 SSD
ネットワーク2.5Gbps LAN, WiFi6, Bluetooth 5.2
映像出力HDMI 2.1 + DP 1.4, Dual USB4
Support 4K 144Hz displays
オーディオ3.5mm Audio Jack×2, Realtek ALC897
カラーGreen, Obsidian Black, Orange, Space Grey
電源Input: AC 100~240V,50/60Hz, Output: 19V/5.26A
TDP: 54W
サイズ126 × 113 × 49 mm
付属品説明書, マウントブラケット、HDMI ケーブル、
電源アダプター

それでは、開封です。

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開封すると、まず目に飛び込んでくるのが Hello と書かれたカード。他になにか書かれていたわけでもないので、中ぶた的なもののようです。

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それと説明書。日本語を含めた7ヶ国語対応です。

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このオレンジのリボンは、取り出し用みたいです。

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本体は金属ボディのためか、けっこうズッシリとしています。(実測値645g)

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本体の下には付属品。

VESA マウント用のブラケット、HDMI ケーブル、めちゃ短い HDMI ケーブルとブラケットを固定するためのネジ、そして電源アダプターが同梱されています。

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独特な形状と、しっかりした作りの特徴的な電源アダプターです。

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短い HDMI って何に使うんだろ?とか思いましたが、モニターなどの裏に取り付ける際には邪魔にならない長さでした。こういう「ありそうで無い付属品」って、なにげに嬉しいですよね。使う使わないは別として…。

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Apple とかも、こんな感じにフィルムで包まれてたりしますけれど、なんっていうか、これだけちゃんとしてると、このフィルムを剥がすのすらももったいない気分になるのはコダシマだけでしょうか?

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…ま、それはそれとして、少し外観を眺めてみました。

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Beelink の公式サイトを見ると、グリーン、オレンジ、スペース・グレイ、オブシディアン・ブラック(ちなみに黒曜石って意味があるんですって)以上の 4 種類の色から選べます。

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届いた SER6 MAX のこの色はグリーン。コダシマ的にはオレンジも好きですね。

ってか、この本体デザインはかなり好きです。

おそらく冷却のためでしょうが、全体的にメッシュのような加工がされており、うっすらと内部構造が見えます。ガラス張りで中が見えるのと、また違った良さがあります。

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…この良さをなんて表現したら良いのでしょうか?とにかくカッコいいって言葉しか出てきません。

(言葉を知らない悔しさ)

底面にあるこのビラビラはなんですかね?ゴムみたいですけれど…

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あぁ、きっと後で役に立つやつですね。RAM の増設とかのときのでしょう。きっと。

それと、ここが例の電源です。

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説明書には「直流インタフェース」と書いてありました。確かに「Face to Face」でしょうし、インターフェースと言われたほうがしっくり来る形状ですね。

ってか、なんだか見入っちゃいます。個人的にこのデザインと質感、惚れ惚れしますねぇ〜。

ですが、眺めてばかりもいられないので、まず SER6 MAX の特徴についてみていきましょう!

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セットアップをしながら Beelink SER6 MAX の特徴について紹介していきます。

AMD Ryzen 7 7735HS

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この SER6 MAX の最大の特徴は、何と言っても AMD Ryzen 7 7735HS プロセッサ搭載というところでしょう。

モバイル向けのプラットフォームでありながら、基本 3.2GHz、最大ブーストクロック周波数 4.75GHz で動作する 8 コア 16 スレッドというプロセッサです。

ちなみに with Radeon™ Graphics と言うことなのですが、AMD のサイトで確認してみると、モデルは 2.2GHz で動作する 12 コアの Radeon™ 680M のようです。下手なグラボよりも良いやつですね。

でも、これだけハイパフォーマンスのプロセッサとなると、その発熱が心配ですよね。でも、安心してください。この製品はそこらへんにも配慮されています。

冷却システム

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Ryzen 7 7735HS のハイパフォーマンスを支えるため、SER6 MAX には熱伝導性を上げる技術と仕組みのひとつである、大型ベイパーチャンバーを備えており、発生した熱を素早く伝導・分散させ、均一な温度を維持し、熱の蓄積を防ぐようになっています。また、大型というだけあり、チャンバーの表面積はプロセッサーや電源モジュールなどの主要コンポーネントをすべてカバーできるほど大きい物が使われています。

Beelink では、ストレージの差し替えや RAM の増設についても説明書に記載があるため、簡単な分解は問題ないようです。ですが、担当の方から「ベイパーチャンバーはくれぐれも分解しないように」と念を押されました。構造上、一度分解してしまうとベイパーチャンバーとして十分なパフォーマンスが発揮できないとのことです。

っとまぁ、なんか分かったように話してますが、実はあんまりベイパーチャンバーのことがわかっていなかったので調べてみました。

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!
https://www.dnp.co.jp/media/detail/10158380_1563.html

ヒートパイプと同じように、熱を移動させる仕組みなのですが、水の蒸発と凝縮によって熱を瞬時に移動させる事ができる金属製の放熱部品とのこと。

高い熱伝導能力を持っており、瞬時に熱を拡散させて放熱することができる仕組みのようです。

もう一つ参考:スマートフォンに「熱拡散」が必要な理由とその仕組み
https://techtimes.dexerials.jp/electronics/thermal-diffusion-for-smartphones/

ちなみにこの大型ベイパーチャンバーの技術は、ハイエンドモデルの GTR シリーズのミニ PC にも採用されています。

そして、このベイパーチャンバーだけでなく、SER6 MAX には大風量なのに低騒音という冷却ファンを搭載しています。

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このクーラーは豊富な風量で、高速な空気の循環を可能にし、ミニ PC の発熱を効果的に排出する高度な冷却を実現しています。そのおかげで、SER6 MAX は、負荷の高い作業や長時間の 3D ゲームでも低温を維持し、比較的静かな状態を保つことができます。

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

さらにシステムファンも搭載され RAM や SSD、ワイヤレスカードなどの内部コンポーネントも効果的に冷却し、発熱によるパフォーマンスの低下を最小限に防ぎます。

パワーサプライモジュール

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

独創的な電源周りも SER6 MAX の特徴なのは間違いありません。

4+2+1 パワーサプライモジュールとのことですが…、なんのことだかサッパリ。

担当さんに教えていただきました。

「4+2+1 パワーサプライモジュール」とは、CPU に電力を供給する方法の一つで、この数字は、電力をどのように分けて供給するかを示しているとのこと。

4 … CPU のコアといった主要な部分に電力を供給するための 4つの経路。

2 … CPU の他の部分、たとえば画面を表示する統合メモリコントローラに電力を供給するための2つの経路。

1 … その他の小さな部分、​​システムコンポーネントや周辺機器などに電力を供給するための1つの経路。

とのことでした。

このように、電力を分けて供給することで、コンピュータがスムーズに動作するようにしています。例えて言うなら、家の中で電気を使うために、部屋や廊下にスイッチがあるようなイメージ。コンピューター内部でも、それと似たように、それぞれに電力を供給するスイッチのようなものがあると考えるとわかりやすいかもしれません。

そして、これを独自のデザインのアダプターに落とし込んだというところ。

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

この特徴的な電源は、リアパネルにより多くの機能ポートを配置できるだけでなく、安定した電源の提供のために独自に開発されたものということになります。また接触面積が大きく、しかも強力な磁石によって電源アダプターをミニ PC にしっかりと接続します。

見慣れない形状ですが電源が簡単に外れることはありません。

豊富なインターフェース

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SER6 MAX には豊富で贅沢なインターフェースが揃っています。

正面には USB 3.2 の Type-A ポート(10Gbps とあったので、正確には USB 3.2 Gen 2×1 かと思います。)と、 USB 2.0 の Type-C ポート、USB 2.0 なのでこちらのポートからの映像出力はできません。

んで、ヘッドセットに対応した 4 極ミニジャックが用意されています。

背面には独自の電源モジュールによって確保できたスペースに、LAN ポート、USB 2.0 の Type-A ポート 2 基、映像出力用の DisplayPort、HDMI ポート、そして!そして!40Gbps、PD3.0、DP1.4 のフル機能 USB 4 ポートが 2 基も用意されています。※あ、背面にも 4 極ミニジャックがある。

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最高 4K 144Hz の 4 画面表示ができてしまうパワフルなインターフェースです。

これだけあれば、なんの問題もありません。

ってか、映像出力の面で言ったら、多くの方々は使い切れないのではないでしょうか?

少なくともコダシマは 2 画面くらいが良いところです。それ以上だとカーソルとかが迷子になってしまうんですよね。この動画をご覧のあなたはいかがですか?

高速 RAM & ストレージ

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

メモリとストレージも強力です。

SER6 MAX は、デフォルトだと 32GB (16GB*2) DDR5 RAM が搭載されています。DDR5-4800MHz 用の SO-DIMM スロットが 2 基用意されており、最大 32GB × 2 枚のデュアルチャネル メモリをサポートしているため最大 64GB まで RAM を拡張できます。

またストレージは、PCIe 4.0 x4 フォーマットで、容量 500GB または 1TB の M.2 2280 NVMe SSD がプレインストールされています。ストレージも、もう一枚 M.2 2280 NVMe SSD を追加することができるため、ストレージも最大 4TB までの拡張が可能です。

そして、この 2 つの M.2 スロットのうち 1 つは、オプションになりますが拡張ボードを使用して 2.5 インチ HDD/SSD が使用できる SATA インターフェースに変えることができます。

ただし、拡張ボードは別途購入する必要があるため、交換する前にカスタマー サービスに問い合わせるようアナウンスされています。

っとまぁ、特徴だけでこれだけ語ってしまいましたが、次はパフォーマンスについて語っていきたいと思います。

ベンチスコアチェック

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

見るからにハイパフォーマンスな SER6 MAX ですが、ここから数値でそのパフォーマンスを見ていきましょう。

まず、今回の SER6 MAX の性能比較する上で、現役で使っている自作のデスクトップマシン 2 台、モバイル向け Ryzen 7 搭載マシン 1 台を用意しました。そして PassMark に掲載されている、それらのスコアをまず比較してみました。

自作のデスクトップマシンの概要

① Intel Core i5-9400F with GeForce GTX 1660 Ti 64GB DDR4 RAM

②AMD Ryzen 5 5600G with Radeon RX 6600 80GB DDR4 RAM

②’ (with Radeon RX 6400 16GB DDR4 RAM)

モバイル向けプロセッサのマシンの概要

③AMD Ryzen 7 5800H 16GB DDR4 RAM

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ちなみにグラフでは AMD 製品は暖色系になっており、赤いグラフが今回の SER6 MAX になっています。

このグラフを見るとコダシマ家最強マシンになりそうですね。

今回はまず Geekbench6、Cinebench R23 にてスコアを比較してみました。

Geekbench

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Geekbench で CPU と グラフィックス性能をチェックしてみました。

まずは CPU です。やはり、Single Core、Mulch Core いずれもコダシマ家最高のスコアが出ました。

次はグラフィックス性能です。

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

マシン②はグラフィックカードの交換と RAM の増設をしていますので、それも合わせて比較してみました。

やっぱり、専用のグラフィックカードの有無は大きいですね〜。これらは良い勝負です。

ですが、Radeon RX 6400 のスコアは思ったほど高くなかったです。SER6 MAX に搭載されている Ryzen 7 7735HS は内蔵グラフィックスですが、その中身は Radeon 680M 。グラフで見ると RX 6400 と 680M は、そこまで大きな差が無いように見えます。

RX 6400 の性能が低いのか?それとも 680M の性能が思いの外高いのか?といったところでしょうか。

なかなか興味深い結果でした。

Cinebench R23

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Cinebench での結果は既視感のあるグラフです。

PassMark での結果が、そのまま反映されたような結果でした。

CPU の性能は、コダシマ家最強なのがわかりましたね。

ではここからは、ほかの機種と比較しませんが、ドラクエベンチと FF ベンチを使ってみてみたいと思います。

ドラゴンクエストベンチマーク

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まずは、ドラクエベンチでスコアの計測をしてみます。

ドラクエベンチは比較的軽めなので、高性能なのがわかった SER6 MAX の計測は、最初から最高設定で計測してみます。

結果は、評価: すごく快適・スコア: 13160

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スペックがスペックなだけに「でしょうね」という感想でした。

FINAL FANTASY XV ベンチマーク

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次は逆に重ためな FF XV での計測です。とりあえずフル HD の標準品質でチェックしてみました。

なんとミニ PC にも関わらずスコア: 3391、評価: 普通という結果でした。

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好奇心で軽量品質でもチェックしてみると「やや快適」の評価。解像度を下げたら、もっと良い評価になることでしょう。

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最近のミニ PC は、ホント侮れないですね。

ゲームしてみた

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ここまでハイスペックだと、どれだけ快適にゲームがプレイできるか気になるところです。

ここで少しゲームをプレイしてみました。

ただし、家には 144Hz で表示できるディスプレイが無いので、せめてもと思い 100Hz で表示できるモバイルモニターを使いました。

まずストリートファイターVをプレイします。

別動画で紹介した mini PC の際に、処理落ちが見られるというコメントを頂きましたが、そのマシンよりもスペックの高い SER6 MAX でプレイしてみて、その意味がわかりました。

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

なるほど。同時にスタートしたにもかかわらず、どんどんズレていきます。

次はエーペックスレジェンズ。

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映像では見にくいですが、戦闘中にはフレームレートが 100fps で表示されていました。とてもなめらかです。

144Hz のモニターが欲しくなるわけです。

ここらへんのゲームは十分に楽しめるスペックではないでしょうか

気になるお値段

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これだけハイスペックだと、その価格が気になるところです。

公式サイトをチェックしてみると $619.00 で販売されています。今は $1 が 135 円くらいなので、日本円に直すと およそ 83,500 円くらい。この金額で、これだけのパワーが手に入ります。

また Amazon でも ¥86,800 で販売されており、しかもクーポンまで!

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※クーポンは期間や枚数に限定がありますので、ご注意ください。

スペックだけ見てたら 10万円超えるかと思ってたので驚きました。

自作 PC には自作 PC の良いところがあるので、一概には比較はできませんが、拡張性云々をど返しすれば下手に自作 PC に手を出すよりも、コストパフォーマンスは良いかもしれませんね。

ってかノート PC だったら、これだけのスペックがあれば 10 万円は超えるはずです。

最近のミニ PC って、ほんとスゲー

Beelink Amazon ストア – https://amzn.to/44VeO7w

【実機レビュー】AMD Ryzen 7 7735HS 搭載!Beelink SER6 Max 7735HS の真の能力を徹底チェック!

ってことで、今回の Beelink SER6 MAX 7735HS はいかがでしたでしょうか?

コダシマの頭の中は終始「スゲー」しかありませんでした。

搭載しているプロセッサの性能は当然として、その機能を活かすための仕組みやデザイン、価格の面においてとにかく「スゲー」のひとことでした。んで、これがラインナップの「中の上」(最新の情報を見たら「中の中」くらいになってました!)というのもスゲーです。

Beelink は AZW のハイブランドといった感じです。

といったところでレビューを締めたいと思います。

コンパクトなのにかなりパワフルなミニ PC Beelink SER6 MAX。PC の買い替えやサブ PC をお探しの方、もちろんメインでも良いでしょう。カラフルでコスパも高いのでオススメの一台です。

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