ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える。

2019年2月13日

今回は、前回インストールしたドイツで開発されている Arch 系ディストリビューション SwagArch だけれども、まだ日本語入力ができない。

そこで今回は、日本語入力環境を整える。

SwagArch の日本語化3ステップ

結論から言えば、 Manjaro と同じ作業で完了する。

【今話題!】Manjaro の日本語入力の設定

やることは3ステップ。

  • インプットメソッドのインストール
  • .xprofile の作成
  • .bashrc の編集

一連の作業を、順を追って解説する。

 

インプットメソッドのインストール

ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える

個人的に Fcitx + Mozc の組み合わせが好きなので、関連するパッケージをインストールする。

Pacman を使い以下のパッケージをインストールする。

  • fcitx
  • fcitx設定(Fcitxを選択すると依存関係で設定される)
  • fcitx-configtool
  • fcitx-gtk2
  • fcitx-gtk3
  • fcitx-mozc
  • fcitx-qt4
  • fcitx-qt5

依存関係にあるパッケージも合わせてインストールする。

ちなみに opencc: optional engine to do chinese convert (中国語変換を行うためのオプションエンジン)についても聞かれるので、任意で選択すると良い。

またコマンドを使う場合は以下の通り

$sudo pacman -S fcitx-mozc fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-qt4 fcitx-qt5

このブログでは GUI 操作をメインで紹介しているけれども、実はコマンドでインストールするほうが楽かもしれない。

 

.xprofile の作成

ここからは隠しファイルを表示して操作する。

まず Xwindow システムで必要になる .xprofile を用意する。

ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える

ファイル名を「.xprofile」とし、以下の内容を入力・保存する。

export LANG="ja_JP.UTF-8"

export XMODIFIERS="@im=fcitx"

export XMODIFIER="@im=fcitx"

export GTK_IM_MODULE=fcitx

export QT_IM_MODULE=fcitx

export DefaultIMModule=fcitx

 

.bashrc の編集

こちらはすでに存在するファイルのため、いろいろと記述されているけれども、その最後に以下の内容を追記する。

ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える

export GTK_IM_MODULE=fcitx

export XMODIFIERS=@im=fcitx

export QT_IM_MODULE=fcitx

 

再起動

ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える

以上の作業が終わり、再起動させると日本語入力ができるようになる。

ドイツ産 Arch 系ディストロ SwagArch の日本語入力環境を整える

 

個人的な意見ですが、

Manjaro の日本語入力環境を整えたことがあるのであれば、難しいことはない。

しかしいちばん最初触れる Linux としては、ハードルが高いかもしれない。

個人的には2番目、3番目に使ってみるのがベターかも。

また今回は日本語入力環境としてFcitx + Mozc の組み合わせにしたが、インプットメソッドは他に、

  • iBus
  • IIIMF
  • SCIM
  • uim

がリポジトリには用意されている。

Arch には思いのほかインプットメソッドの種類があるので、好きなものを選ぶと良い。

また日本語入力システムも、

  • Anthy
  • SKK

があるので、より自分好みの使い方ができると思う。

しかしながら環境が整うほど、 Manjaro か SwagArch か悩ましくなる。

以前紹介した ArcoLinux や Archman よりも、SwagArch の方が Manjaro に使い勝手が似ているように感じる。

というか、僕の使っている環境が SwagArch に似ていたのかな?

軽量で安定性の高い Linux を探している方には、オススメのディストロなのは間違いない。