Solus を日本語でインストールしたのだけれども、まだ日本語入力はできない。

そこで今回は、日本語入力環境を整えていく。

https://youtu.be/PJahV8edGcs

作業手順

今回の僕が作業した手順は以下の通り。

  1. インストールのときに Japanese を選ぶ。
  2. インストール後にインプットメソッドのiBusの設定をする。
  3. 日本語入力メソッドが入っていないので Anthy をインストールし、再起動。
  4. それでもなお日本語入力ができないので、Region & Language を確認・設定変更し、再起動。
  5. 無事に日本語入力ができるようになった。

あれこれ確かめながら設定したので、多少順序の前後はあるかもしれないけれども、とりあえず日本語入力ができるまでに至った。

それでは、ひとつひとつ細かく見ていこう。

1.インストールのときに Japanese を選ぶ。

インストーラーを起動し「Japanese」を選ぶ。

ここは前回やったところ。

ほかのインストーラーだと、言語選択をした時点で日本語表示になるものもあるけれど、Solus は残念ながらそうではない。

2.インストール後にインプットメソッドの iBus の設定をする。

日本語入力に欠かせないインプットメソッド iBus の設定は「すべて」→「iBus の設定」または「その他」→「iBus の設定」でアクセスできる。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

iBus の設定では入力メソッドの切り替えのため、「キーボードショートカット」の設定を変更する。

「…」をクリックして「入力メソッドの切り替え中のキーボードショートカット」にアクセスする。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

「キーコード」の項目にある「…」をクリックし、キーの組み合わせの設定にアクセスする。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

「キーもしくはキーの組み合わせを入力してください」では、選択されている「無効」をクリックする。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

表示が「新しいアクセラレータ…」になってから、任意のキー(ここでは全角/半角を選択した)を押す。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

入力メソッドの切り替え中のキーボードショートカット」に戻ると、「キーコード」の欄が先程選択した任意のキーに変わっていることを確認し、ウィンドウ下部にある「適用」をクリックする。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

キーボードショートカットの変更が確認できたら、画面下部の「OK」をクリック。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

「次の入力メソッド」の項目が設定したキーコードになっていれば設定完了。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

3.日本語入力メソッドが入っていないので Anthy をインストールし、再起動。

日本語入力システムがないので、ソフトウェアセンターから検索してインストールすることにした。

まず「メニュー」→「 Software Center 」でソフトウェアセンターを起動。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

「検索」をクリックし、日本語入力システムを探す。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

入力システムとして iBus がインストールされているものの、 Fcitx + Mozc での日本語入力環境が希望だったので、まず Fcitx を検索してみた。

残念なことに、まだリポジトリには無いようだ。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

iBus + Mozc ならイケるかと思い Mozc を検索するも、これまたリポジトリにはない。

残念。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

ホントは Fcitx + Mozc で日本語入力を行いたかったのだけれども、この Solus のリポジトリには存在していなかったため iBus + Anthy の組み合わせで、日本語入力環境を設定するしかない。

止むを得ず「 Anthy 」を検索する。

見つけた「 Anthy 」をクリックすると、ソフトウェアの詳細が表示される。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

ウィンドウ右上にある「インストール」のボタンをクリックすると、依存関係にあるパッケージが表示されるので、一緒にインストールする。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

もちろん管理権限で実行しなければいけないので、パスワード認証が求められる。

4.それでもなお日本語入力ができないので、Region & Language を確認・設定変更し、再起動。

まだ日本語入力ができなかったので、とりあえず「メニュー」→「 Region & Language 」をのぞいてみることにした。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

手探りで「入力ソース」にある「+」ボタンをクリックしてみた。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

すると「入力ソースの追加」ウィンドウが開くので、任意の言語(ここでは日本語)をクリック。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

するとキーボードの設定で見たことがある名前が並ぶ中「日本語(Anthy)」の文字を発見。

選択して「追加」ボタンをクリック。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

「入力ソース」の項目に「日本語(Anthy)」が追加された。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

ちなみに項目の右側にある歯車のマークをクリックすると「IBus の設定」が開かれる。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

並び順を変更し、作業終了。

多分これで大丈夫。

5.無事に日本語入力ができるようになった。

念のため一度 Solus を再起動し、試しにターミナルで日本語入力を行ってみた。

アイルランド生まれの 独立系Linux Solus 4の 日本語入力環境を 整えてみた。

これでようやく日本語入力ができるようになった。

今回はこの手順で日本語入力ができるようになったけれども、2〜4の手順が多少異なっても大丈夫なので、気が向いた設定から行うと良い。

個人的な意見ですが、

んー。

ずっと Fcitx + Mozc の組み合わせはつかえないのかな?

自力でビルドするスキルを身に着けなければいけないのかな?

でも、気になるのはそれくらいかな?

独立系とはいえ、必要なアプリはひと通りあるし、なにより見た目が好き。

かっこいいね。

普段遣いできる Linux をお探しであれば、おすすめのディストロ。

ぜひお試しあれ。

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