トルコ生まれの Debian 系ディストリビューション(以降、ディストロ)をインストールして、日本語入力環境まで整えてみた。
まずは起動。
起動すると、まず表示言語の選択をおこなう。読める方を選んでおこう。

次の画面では、ライブ環境で試してみるか、インストールを行うかを選択する。

起動するまで少し待つ。

インストール開始。
言語の選択
初期設定ではトルコ語が選択されているけれども、日本語も用意されている。

多言語対応は、さすが Debian 系といったところ。

場所の選択
初期設定では言語同様、トルコが選択されている。この設定はタイムゾーンの設定となるため任意のものを選ぶ。どこに設定しても問題は無いけれども、日本に住んでいれば日本を選択するのが望ましい。

下にスクロールすると「日本」があらわれる。

キーボードの選択
場所を日本に設定すると、キーボードの設定は自動的に日本語が選択されている。

「続ける」をクリックすると、インストーラーコンポーネントのロードが始まる。

ネットワークの設定
ネットワークの設定では、PC 識別するためのホスト名やドメイン名を設定する。
ホスト名の設定

特に設定しなくても先に進めるが、ネットワークの管理をする場合にはしっかり設定しておくと良い。
ドメイン名の設定

こちらも設定は任意となる。
ユーザーとパスワードのセットアップ
Pardus を使うユーザーと、そのパスワードの設定をする。
新しいユーザーの本名(フルネーム)

あなたのアカウントのユーザー名

新しいユーザーのパスワードを選んでください
先ほど設定したユーザーのパスワードを設定する。

ディスクのパーティショニング
ユーザーの設定が終わると、ディスクのパーティショニングを行う。
パーティショニングの方法

パーティショニングするディスクの選択

パーティショニングの機構

パーティショニングについての設定が一通り終わると、概要が表示される。変更があれば「戻る」をクリックし、設定し直したい箇所まで戻ることができる。

「続ける」をクリックすると、パーティショニングの最終確認が表示され、問題がなければ「はい」を選択し「続ける」をクリックする。

システムのインストール
システムのインストールには、環境に応じて15分~30程度かかる。

インストールが終わり、再起動をかけると日本語表示で Pardus が起動する。

日本語入力環境を整える
このブログをご覧頂いているあなたであれば、もうおなじみであろう。Debian 系の GUI パッケージマネージャである Synaptic を使って、日本語入力に必要なプログラムをインストールする。

以下の2つにチェックを入れると、依存関係にある必要なプログラムがすべてチェックされる。
- fcitx
- fcitx-mozc
Debian 系なので、iBus など他の入力メソッドもあるので好きな組み合わせで設定すると良い。
個人的な意見ですが、
インストールから日本語化まで行ったが、標準的な Debian 系の設定そのまま。
他の Debian 系をインストールしたことがある人であれば、すんなりとインストール、および日本語化を済ませることができる。
先日の記事でも話したとおり、Xfce のバージョンは非常に軽快で使いやすいし、DDE のバージョンもリッチな使い心地はくせになる。
Xfce バージョン DDE バージョン
なかなか使い心地の良いディストロだけれども、残念ながら RetroPie はサポートされていなかった。
▼ Pardus をチェックする▼
Website >> https://www.pardus.org.tr