GhostBSD の日本語入力設定を紹介する。
GhostBSD の日本語入力設定
コチラの記事で紹介した GhostBSD の日本語入力設定を行う。
日本語入力設定は、どの入力メソッドも共通して以下の手順にてできる。
- パッケージのインストール
- 「.xprofile」の編集
- 再起動
ではさっそく設定してみよう。
パッケージのインストール
まずは、必要なパッケージをインストールする。
GUI でパッケージをインストールには「システム」⇒「システム管理」⇒「Software Station」からインストールする。
今回は入力システムとして「Mozc」を使う。
Software Station は Debian 系の Synaptic パッケージマネージャのような使い心地なので、初心者でも使いやすい。
追加するパッケージは以下の通り。
Uim
- Uim
- ja-uim-mozc
iBus
- ibus
- ja-ibus-mozc
Fcitx
- ja-fcitx-mozc
- zh-fcitx-configtool
- ja-mozc-server
- ja-mozc-tool
こうしてみると、Fcitx にはより多くのパッケージが必要になるのがわかる。
.xprofileの編集
隠しファイルを表示し、「.xprofile」にを編集する。
「.xprofile」には以下を追加する。
Uim-Mozc
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim
export XMODIFIERS=@im=uim
/usr/local/bin/mozc start
uim-xim &
iBus-Mozc
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
/usr/local/bin/mozc start
ibus-deamon -d -x
Fcitx-Mozc
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS=@im=fcitx
/usr/local/bin/mozc start
fcitx -r -d
再起動
以上の設定が終わったら再起動する。
これで日本語入力ができるようになるが、なぜだかこの設定だけだと、Mozc のアイコンが表示されない。
何かが抜けているのかな?
個人的な意見ですが、
コミュニティや Web 上で日本語入力の設定を調べてみたところ、非常に情報が少なくていろいろと苦労した。
しかしながら、一度うまくいく方法を見つけると、ほかの設定も似ているので対応できた。
Uim
Web で見つかる情報の多くは Uim-Mozc の設定だったけれども、Uim だとサジェストウィンドウが変なところに出て気持ち悪かった。
何かしらの設定で修正できるのかもしれないが、スキルのないボクにはハードルが高すぎる。
iBus
また iBus-Mozc の設定を見つけてやってみた。
実行コマンドがわかれば、.xprofile のせっていはほぼ同じなことに気づく。
Fcitx
そして FcitX-Mozc 。
東アジア圏の言語を扱う場合は Fcitx がいちばん柔軟に対応できるらしい。
Mozc のオートスタートの設定がよくわからなかったがコミュニティなどの情報を参考に、どうにか設定することができた。
この記事が GhostBSD を使うきっかけになってくれるとうれしい。