Appleは「iOSとMac OSの統合はない」と言っていますが、ユーザーの中にはMicrosoftのSurface見たいに「iPad上でMac OSのソフトウェアが動けば他に何もいらない」と考える人も少なからずいることでしょう。

皆さんもご存知の通り、今やiPadはMacBookをも凌ぐパワーを身につけたタブレットです。

参考:GIZMODO 「Macを凌ぐパワフルさ! iPad Proのベンチマークが凄い

「iPadでMac OSを動かす」それを具現化した強者がいました!

Hacking Julesという人物がiPad Air 2上でMac OS 7.5.5を動かす動画をYouTubeで公開しています。

健全なiOSユーザーにはあまり耳馴染みのないjailbreak(いわゆる脱獄)したiPad Air 2にエミュレーターを無理やり走らせることで実現しているのですが、このMac OS 7.5.5、19年前(2016年2月現在)にリリースされたOSです。

なぜ、わざわざ入手することすらも難しそうな19年前のOSを使うのか?

iPad Air 2は決してノロいマシンではありませんが、Mac OSを起動させるのに恐ろしく時間がかかります。この7.5.5ですら、起動に約2分を要する程度には動作はモッサリだから。モッサリの原因は、おそらく無理やり動かしていることにあるようです。

前述のとおり、今やiPadはMacに限りなく近い性能を有しています。

それを考えれば、今後iPad上でMac OSをうまく動かす方法が研究されることで、現代のEl Capitanなんかもヌルヌル動く日がくるのかもしれません。

無論、その前にAppleが公式で対応するなんて可能性もゼロではありませんけどね。

source: Cult of Mac

Amazonで確認する
APPLE MacBook (1.1GHzデュアルコア Intel CoreMプロセッサ/12型/8GB/256GB/USB-C/ゴールド) MK4M2J/A