2018年10月20日、10月のスナップショット(October Snapshot)と言う名前で Feren OS の新たなバージョンがリリースされた。
さしづめ Feren OS 2018.10 とでも言うべきかな?
Feren OS とは?
Feren OS は Linux Mint から派生したデスクトップ指向の Linux ディストリビューション。
Ubuntu も、もうおじいちゃんだなぁ。
デフォルトのデスクトップ環境は Cinnamon 。
ここらへんは Linux Mint からの派生だからなのかな?
グラフィック関連の機能が強化され、見た目がより洗練された。
当然カスタマイズ可能。
また正式なリリースではないものの、擬似的なローリングリリースも試みられている。
なかなか意欲を感じるディストリビューションになってきた。
Feren OS をインストールするのに必要なスペック
- CPU: 64-bit プロセッサ
- RAM: 1-2 GB ( 4 GB 推奨)
- ストレージ: 20 GB 以上( 50 GB 以上推奨)
- 解像度: 1024×768 XGA
- インターネット環境
上記のスペックが推奨されているが、まだ 32-bit もサポートされている。
Old マシンユーザーとしてはありがたい。
また Feren OS Lite もあり、こちらは Xfce がデスクトップ環境として用意されている。
バージョンは 2018 7月のスナップショット (2018 July Snapshot) 。
Xfce バージョンは Cinnamon に比べ、一部機能が使えないもののパフォーマンスは良い。
Xfce と聞くと、僕の触覚は動く。
また開発中ではあるものの KDE のバージョンも存在する。
まだまだマイナーな Linux ではあるが、 Feren OS もだんだんと賑やかになってきた感じを受ける。
個人的な意見ですが、
見た目のクールな Linux を探しているときに知った Feren OS だけれども、中身はデスクトップ OS としても優れている Linux Mint なわけで、使い勝手も決して悪くない。
そして Linux Mint といえば Ubuntu 系のディストリビューションなわけで、リポジトリにはたくさんのソフトウェアがひしめいている。
Feren OS はよりデスクトップ指向が強いディストリビューションでもあり、Web サイトのトップには Windows や macOS の代替えになる OS と謳っている。
Feren OS is a free Replacement for Windows and macOS with the best that the Linux Community can offer in customisation, applications, and much more in one package.
”Feren OSは、Linux Communityがカスタマイズ、アプリケーションなどで提供できる最高のWindowsとMacOSの無料代替品です。”
公式サイトからの抜粋
Linux の進歩は目覚ましく、デスクトップ OS として十分に使える。
このブログは、 Linux を Windows や macOS と同列のデスクトップ OS として扱う内容なので、Feren OS のような存在は注目に値する。
まだまだマイナーな Linux ではあるけれども、僕的には今後も注目していきたいディストリビューションだ。
追ってレビューしていきたい。
興味のある方は、以下のURLから。
Feren OS → https://ferenos.weebly.com/