VLCメディアプレーヤー (VideoLAN Client media player)は、クロスプラットフォームで動作するメディアプレーヤー。
もしかしたらあなたもすでに使っているかもしれないが、非常に多くのメディアファイル用コーデックが内蔵されており、動画ファイルや音声ファイルなどだいたい再生できる。
むしろこのソフトに再生できないファイルを持ってこい!ってな感じのGPL下で公開されているフリーソフトウェア。
VLCメディアプレイヤー の概要
最大の特徴は、対応するコーデックの多さ。
数あるメディアプレイヤーの中で群を抜いて多い。
しかもこの大量のコーデックは内蔵されているため、別途手に入れる必要がない。
元々、ネットワーク上のサーバーにあるファイルを再生するためのクライアントとして開発されたこともあり、Webブラウザや端末からでも簡単にストリーミング再生を行うことができる。
もちろんWebブラウザのプラグインもある。
ポッドキャストに対応しているのも嬉しい。
あまり知られてないが、コーデックの変換や画面のキャプチャーまで撮影できちゃったりするモンスター。
再生機能
- 音楽ファイルの再生
- 動画ファイルの再生
- CD, DVDの再生
- 早送り、巻き戻しなどの操作
- 加速再生、減速再生
- ステレオ、モノラル再生、PANの設定
- 一定区間の繰り返し再生
- イコライザ
- 再生位置ブックマーク
- メディア情報の表示
- ポッドキャストの再生
- サーバーからのストリーミング再生
再生サポート
- メディア
- DVD-Video
- ビデオCD
- スーパービデオCD
- 音楽CD
- HTTP
- FTP
- MMS
など
コンテナ形式
- AVI(DMF)
- ASF
- MP4
- MOV
- MPEG-2システム
- Ogg
- OGM
- Matroska(WebM)
- WAV
- FLV
など
ビデオコーデック
- MPEG-4(DivX・Xvid・3ivX)
- MS-MPEG4
- H.263
- WMV9(VC-1)
- DV
- Theora
- H.264
- Motion JPEG
- On2VP3
- On2 VP6
- VP8
- Cinepak
- RealVideo
- Dirac
など
オーディオコーデック
- MP1
- MP2
- MP3
- AC-3
- DTS
- LPCM
- AAC
- Vorbis
- WMA
- ADPCM
- DV Audio
- FLAC
- Real Audio
- Speex
- ATRAC
- WavPack
- TTA
- Monkey’s Audio
- Musepack
- Apple Lossless
など
引用:Wikipedia VLCメディアプレイヤー
個人的な意見です。
メディアプレイヤーといったら、まずこれだろう。
あなたも名前を聞いたことがあるかもしれない。
というかアイコンである「三角コーン」はどこかで見たことがあるはずだ。
これだけ「何でもあり」なメディアプレイヤーも珍しい。
どんな OS でも使え、どんなメディアファイルも再生してしまう。
Windows や macOS 、 Linux は当たり前で、 Android や iOS 、果ては見たこともないような OS にまで対応している。
データの再生に関してもデータが破損していない限り、再生できないメディアファイルを今まで見たことがない。
インターフェイスの見栄えを変えるスキンも用意されているので、自分好みにできるのも嬉しい。
もはや変態だ。(褒め言葉です。
でも以前に愉快なバグが存在していた。
愉快といったら怒る人もいるだろうが、インストールするとアイコンのすべてが 三角コーンになってしまうものだ。
たしか Windows 版でのバグだったと思う。
PC内にあるすべてのプログラムファイルだろうが、データファイルだろうが、何でもかんでもアイコンが三角コーン。
もう何が何だかわからない。(笑い
それくらいの「何でも」な意気込みがプログラム自体にも宿っていたということなのかな?
そんなバグもどこ吹く風で、愛用しているユーザーは多い。
私もそんな1人だ。
メディアファイルの再生で困ったら試してみるべし。
VideoLAN → https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
追記:
スーパーの駐車場で三角コーンを目にした時に「あっ、VLC 」となったら、もはやあなたも中毒者だ。