4月19日、12インチMacBookの新モデルが突然発表されました。
最近のiPhoneや9.7インチiPad Proでも追加されたローズゴールド。今はまだ画面上でしか色を確認できませんが、iPhoneやiPad Proの色と同等だと思われます。
そこで…。
今更ながらMacBookのレビュー
今更ながらMacBookのレビューをします。とはいえ、実際に所有している訳ではないのでほぼファーストインプレッションです。
とにかく軽量のMacBook
厚さ13.1mm、重さ920gと圧倒的に薄くて軽いパソコンです。人気のあるMacBook Airよりも薄くて軽いので持ち歩くには最適ですね。タブレットに毛が生えた程度のサイズは他に類を見ません。
しかもRetinaディスプレイ搭載で、連続使用が最長10時間というのもモバイル環境には良いですね。
気になるMacBookのスペック
スペックは、Intel社の第6世代(Skylake)のCore Mを搭載しており、GPUはCPU内蔵型のIntel HD Graphics 515。Core Mは、MacBook Ariや13インチのMacBook Proが採用するCore i Uシリーズに比べるとプロセッサー性能は劣りますが、MacBookの用途を考えると十分かと思います。
高度な画像処理や、ビデオ編集、プログラミングなどには力不足ですが、Webページの閲覧やメール、テキスト入力などを考えると十分なスペック。
インターフェイスはUSB 3.1 Gen.1(USBタイプC)ポート1基のみと限られていますが、アダプターも種類が増え、通常のUSBポート(USBタイプA)やHDMI出力、VGA 出力、SDカードスロットなどを増設することが可能です。ただし、ここで注意したいのは、USB 3.1といってもGen.1なので、理論転送速度は5GbpsとUSB 3.0を同じという点。USB 3.1の現行フル規格(Gen.2)は10Gbpsのスピードなので、同規格対応の周辺機器ではパフォーマンスが落ちます。
また、USBポートが電源ポートを兼ねているため、アダプターを介さないと充電しながらの各種USB機器を利用できない点も気をつけておきたいポイントですね。
それで使い勝手は?
そんなMacBookですが、実際の使い勝手は賛否が分かれます。いちばん言われるのが「キーボード」についてです。
基本的にAppleでは、キーボードの操作性が一貫しており、キーレイアウト上部のファンクションキーや「return」 「shift」「control」などのキーサイズを小さくするなどして、どのMacを使っても純正キーボードを使っていればおなじ操作性を体験できました。今回のMacBookのキーボードはキーサイズが15.5mmから17mmと大きくなり、キーピッチは19mmと変わりありませんが、キーとキーの間隔が狭くなりました。またキーストロークですが、MacBook AirやMacBook Proなどはおよそ1.5mm、外付けの純正キーボードはもう少し深くおよそ2mm程度あります。それに対して新しいMacBookは、わずか0.2〜0.3mmほどです。
この「サイズ」と「ストローク」が好みが分かれるところとなります。
正直、筆者もカタログスペックだけを見ると「タブレットのスクリーンキーボードとかわらないのでは?」と思っていました。ですが、個人的には「アリ」です。実際にキーボードを触ると、まず、感じたのが「浅めのストローク」。しかし、ストロークは浅くてもしっかりとした打鍵感があります。浅いキーストロークが作り出すパキパキとした打鍵感は新鮮で心地よく、使い慣れると全くストレスを感じることはありません。
キーとキーの間隔はキーが大きくなったため仕方ありません。キー間隔が狭いためご操作してしまうなどの意見はありますが、キーピッチ自体はかわりません。普通に操作すれば問題はないと思います。むしろ、個人的にはこの大きなキーの方が好きです。
見た目がちょっと好きではありませんが、操作性は好きです。
新色登場で物欲に火がついてしまいました。欲しくてムラムラしている今日この頃です。
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