【新登場!】Khadas VIM4 その性能はラズパイ超え?! 高機能 SBC をいじってみた。

【新登場!】Khadas VIM4 その性能はラズパイ超え?! 高機能 SBC をいじってみた。Linux
【新登場!】Khadas VIM4 その性能はラズパイ超え?! 高機能 SBC をいじってみた。
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何より先にメーカーに謝罪したいです!

まぁね、いゃホント、ただ見聞きしただけじゃわかりませんね。

ちゃんと現物に触れないとわからないことって、ホントに多いです。

今回も案件なんですが、正直、侮ってました。

ホント、メーカさま申し訳ありません。

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はじめに。

肝心の物を紹介していませんでしたね。

今回紹介するのは SBC (= シングルボードコンピュータ) Khadas VIM4 です!

SBC といえば Raspberry Pi が火付け役というか、いちばん有名かな?と思います。

他にも Jetson とか ODROID とか、まぁ実際にはイロイロあるのですが、Khadas VIM シリーズもそのひとつです。

そしてその VIM もすでに4です。

んで、ボクがメーカーに謝罪したいっていったのが、正直なところ VIM って RasPi のパチもんでしょ?って感じで、名前変えたくらいのもので品質とかも雑なんだろうなぁ…とか思いこんでいたんですよ…。

しかしながら、この Kadas VIM4 。

そんな知ったかぶりのコダシマをまんまと打ち砕きました。

ちなみに今回は、VIM4 の発売前にサンプルのご提供いただき、動画の公開を VIM4 の発売に合わせたかったため、ファーストインプレッションという感じの内容でございます。

イロイロと情報に足りない部分があるかと存じますが、生暖かい目でご覧いただければ幸いでございます。

それではいってみましょう。

この動画はオープンソースのDIYメーカー カダスの提供でお送りいたします。

Khadas VIM4

まず、Khadas のことに触れておきましょう。

Khadas は、中国の Shenzhen Wesion Technology Co., Ltd によって2014年11月に創設されたブランドです。

オープンソースの DIY メーカーとして、独自開発の Amlogic を搭載した SBC VIM シリーズ、および Rockchip を搭載した SBC Edge シリーズを販売しています。

また2018年には Khadas Tone として、Hi-Fi オーディオ市場に参入しているブランドでございます。

して、今回紹介するのはこの中の VIM4 です。

製品到着の際ですが、ポスト投函されていたので、送り主を見るまでは

「ん?なんだこれ?」

という感じ。

良く言えばとてもコンパクトですが、悪く言えば正直雑だなぁとも思いました。

いちおう精密機械なんで厳重とまではいかなくても、もうちょっと丈夫な梱包のほうが…

とか思いました。

でも、開封した瞬間に理解しました。

※ほら、落としても大丈夫(汗

箱が Raspberry Pi のものと雲泥の差。

Raspberry Pi の箱のほうが、パチもん臭があります。

Raspberry Pi の箱って画用紙くらいの厚さで、すぐにひしゃげたりするやつです。

配送の際にはしっかり梱包してもらわないと不安になるやつです。

正直、製品が届くまで、これくらいのレベルかと思ってたので、VIM の箱にはちょっと感動しました。

ココにお金掛けるの?ってご意見もあるかもしれませんが、メーカーからの「配送業者には任せていられない」的な思いを、コダシマは受け取りました。

ってくらいしっかりした箱でございます。

ちなみに厚さ2mm超えの極厚です。

これならよっぽどのことが無いと中身が壊れないと思います。

それより、シールの端を引っ張ると開封できるようですが、粘着力が相当強いです。

あ、技適も大丈夫そうですね。

Khadas って、相当ちゃんとしたメーカーなんじゃないですの?

箱を開けると、飛び出してきたのは、説明書となにかのパーツ。

あとでしっかり見るので、とりあえず本体を拝みたいです!

えっ?なに?グラボ?

はい、こんな感じの見た目です。

ヒートシンクと冷却ファンがグラフィックカードにも見えます。

ってか、なにこれ、スゴくない!(語彙力…)

Raspberry Pi 4 vs VIM4

もうちょっと詳しく見ていきましょう。

ってか、せっかくなので Raspberry Pi と簡単にですが外観とかの比較してみます。

こうしてみると、Raspberry Pi って意外と厚みがあります。

と言うより VIM4 のコンパクトさが引き立ちます。

なんか、スゴく几帳面に設計された印象を受けます。

加えて、何と言ってもヒートシンクと冷却ファンですよね。

ちなみに冷却ファンを外すとこんな感じになるそうです。

縦横のサイズ的にはほぼ同等で、GPIO ピンの数も同じ。

ピンの何がどうってのは、製品発売後にウェブサイトでドキュメントが公開される予定です。

ちなみに動画編集時点では VIM3L のものまで公開されていました。

コダシマは電子工作の知識が乏しいので、ココらへん良くわかってません。

ってか、なんかこの VIM4 ってカラーリングのせいか凄みのある感じがして、コダシマには Raspberry Pi のほうがパチもんに見えてきました。

VIM4 のインターフェース。

VIM4 の I/O ポートを見ていきましょう。

まずはこちらから。

PCとかでも一般的なポートが用意されています。

  • USB 2.0 (1300mA)
  • USB Type-C (2.0 & P.D)
  • HDMI (Output)
  • Gigabit LAN (W.O.L) = Wake on LAN
  • USB 3.0 (1500mA)

んで反対面はこんな感じ。

  • HDMI Input (Type-D)
  • Digital Microphone
  • 40-Pin 2.54mm Header (I2C, I2S, UART, PWM, ADC, USB, SPDIF, MCU-I/O)

裏面には、映像系のインターフェースが並びます。

  • V-by-One
  • HIPD-DSI & TP (eDP)
  • MIPI-CSI
  • MIPI-CSI
    ※基盤には2とありますが、単に CSI の1つ目と2つ目という意味ですかね?それとも CSI-2 の意味ですかね?

カメラとかを扱うインターフェースなのですが、コダシマは詳しくないので、スミマセンここは深掘り出来ませんが、Raspberry Pi よりも充実しているのは理解できます。

んで、M.2 Slot!

頂いた仕様書だと PCIe 2.0 x1 Lane とのこと。

micorSD スロットがおまけに見えて仕方ないです。

ちなみに microSD は SDXC 対応です。

VIN と読むんですかね?正式な読み方を知りませんが、その入力端子もあります。

いわゆる電力を扱う端子です。

こちらは9-20V 対応とのことです。

んで、脇には電源ボタンとファンクションボタン、リセットボタンもあります。

って、なんか知ったように言ってますが、全部説明書に書いてあるものでございます。

いやちょっと、ほんとスゴ過ぎやしません?

センサーとかも実装されてますし…

スゴすぎて若干引き気味です。

だって、この機能コダシマには使いきれませんです。はい。

もっと電子工作に詳しい人のほうが、詳しいレビューができるかと思います。

ちなみに、開封のときに説明書といっしょに落ちてきた謎のパーツ、これはですね、Wi-Fi のアンテナと Bluetooth のアンテナでした。

とりあえず今回は、装着せずに使ってみます。

VIM4 の初期設定。

何はともあれ、Android と Ubuntu がサポートされているということなので、そちらを使ってみたいと思います。

んで、以前に購入し動画を作ろうと思っていて、結果お蔵入りになってしまっていた NexDock に繋いで使ってみます。

https://nexdock.com/

NexDock を知らない方のために説明しておきますと、一見すると PC っぽく見えますが、ざっくり言うとキーボード付きのタッチモニターです。

VIM4 の USB Type-C が 3.1 とかサポートしていたら、ケーブル1本で接続できたのかもしれませんが、規格を見る限り電源としての利用に重点をおいた設計になっているものかと思います。

なので、配線はこんな感じになりました。

説明書には OOWOW (おーおーわう?) 正式な読み方はわかりませんが、それが自動的に起動したり、それから OS をインストールしたりするらしいので、よくわかってませんが、とりあえず電源を入れてみます。

パワーボタンをちょっと長押しすると、電源が入りアクセスランプを兼ねた白色の LED が点灯します。

んで、いちばん最初に電源を入れた際には、このような初期セットアップ画面が表示されます。

なるほど、これが OOWOW なんですかね?

実は、テストで一度起動していたため Wi-Fi の設定は行ってしまっていますが、それもこの画面で設定します。

すべて英語ですが、落ち着いて読むと理解できると思います。

そして、ここまで「あれ?そういえば OS の準備していないけど…?」と少々不安に思っていました。

なぜなら、Raspberry Pi の場合、OS は microSD に書き込んで、それから起動させるという流れだからです。

コダシマは Raspberry Pi シリーズくらいしか、まともに SBC に触れたことが無いので、それが当然だと思っていました。

しかしながら、VIM4 はまたしてもコダシマに知らない世界を教えてくれました。

コダシマの知らない世界。

ネットワークに接続すると OS のインストール画面に進みます。

なんと VIM4 には 32GB の eMMC 5.1 フラッシュストレージが標準装備されているため、そこに直接 OS をインストールして使うことが出来ます。

現在サポートされているのは

  • Android 11 32bit
  • Ubuntu 22.04 GNOME
  • Ubuntu 22.04 Server

の3種類。

迷いに迷って Ubuntu 22.04 GNOME を選びました

あとから Android のほうがベンチマークとか測りやすかったかもとかも思いましたが、GNOME の Ubuntu というのが刺さりました。

Linux を使われている方はご存知かと思いますが GNOME というデスクトップ環境は Linux でもトップクラスの重量級デスクトップでございます。

Xfce とかの軽量のデスクトップじゃないんですよコレ。

なんだか、性能に対する自信も垣間見えたので Ubuntu をインストールしてみました。

てか、イメージファイルが 4.3GB もあるため、ダウンロードには時間がかかりました。

んで、ダウンロードのあとにインストールという流れですね。

シークバーの代わりに OOWOW が OOWOWOO… になっていきます。

ちなみに、先程の電源ランプの脇におそらくストレージへのアクセスランプと思われる赤色の LED ランプがあります。ストレージへのアクセスと思われるタイミングで赤くチカチカ点滅するのでおそらくそうでしょう。

そんな感じでインストール完了を待ちます。

VIM4 で Ubuntu を使ってみる。

インストールが完全に終わると再起動が促されます。

再起動すると、冷却ファンが回りはじめ、期待が膨らみます。

ってか、冷却ファンがどれくらいで回りだすのか、確認しませんでしたが、むき出しなので動き出すと結構音はしますね。

まぁ、これは構造上仕方ないかと思います。

ログイン画面です。

確かにロゴは Ubuntu 22.04 のものですね。

ってか、ログインパスワードは…?

※どっかに書いてたっけ?

root ?

password ?

どっちもダメかぁ…と思いましたが、閃きました!

khadas っと。

これですよね。

ほらやっぱり。

後でユーザー名とパスワード変更はしておきましょう。

ネットワークとかは改めて設定しなければいけません

ってか、日本語化とかもしなきゃ無いですね。

まぁ、ココらへんは Arm 版 Ubuntu の特徴かもしれません。

やむを得ないでしょう。

しかしながら Ubuntu で日本語化の設定をするのは久しぶりです。

Ubuntu での日本語化は、言語サポート (Language Support) を起動させ、不足のパッケージを追加したり、設定項目の地域と言語 (Regions & Languages) に日本語を追加したり、キーボードにインプットメソッドを追加したりします。

んで、ココでアンテナ未装着の影響が出たと言うべきですかね?

OS のインストールのときも、もしかしたら電波が弱かったのかもしれませんね、パッケージのインストールが早く終わるよう、有線LAN に切り替えました。

日本語化の設定の途中に、ついでなので音声出力についても見てみました。

が、ココではテストボタンを押してチェックしてみましたが、音が出ませんでした。

HDMI から音声出力されるだろうから問題ないと思っていましたが、NexDock との相性で音声出力できなかったのかもしれません。

ってことで、ちょっと様子を見ることにしてみました。

んで、日本語化も落ち着いたのでシステム情報を表示する neofetch や、タスクマネージャーの htop をインストールしてみました。

特に Htop を見るとオクタコアというのがひと目でわかります。

ブラウザが無い?

んで、一般的に最もよく使うソフトウェアであろう Web ブラウザを使いたいと思ったのですが見当たりません。

通常の Ubuntu であればいちばん上に表示されている Firefox が見当たりません。

※開発関連のソフトウェアは充実しています!

インストールされていないのかと思い、コマンドでインストールしてみましたが、すでに最新バージョンと…。

ん?

アイコンは見当たらないし…

snap がどうのって言われているので、改めて snap 版の Firefox をインストールしてみることにしました。

「あれれ?フリーズ?」と思うほど待たされましたが、しばらくすると再起動が促されたので、まずは再起動してみました。

再起動後、アプリケーションメニューの方に Firefox のアイコンがあったので、こちらをクリックしてみるものの、やっぱり Firefox は起動しません。

ちなみにアプリケーション一覧には未だ Firefox のアイコンはありませんでした。

そこで再度 snap 版のインストールに挑戦します。

すると今度はすんなりインストールが進みます。

さっきのって、snap のセットアップに関わってたのかな?多分。

※知らんけど。

いずれにしろ、今度こそ Firefox が起動するはずです。

アイコンも表示されているし、今度こそ大丈夫でしょう。

ほら来た!

Firefox も日本語表示に変更して使ってみます。

手前味噌ではございますが、PC-FREEDOM のブログを閲覧してみましたが、意外とストレスなく表示されました。

んで、おまけで埋め込みの Youtube 動画をクリックしてみると…

ちゃんと音付きで再生されました!

んん〜???

どういうこと?

状況が飲み込めていませんが、それなら!ということで全画面表示と、画質を 1080p にしてみました。

ってか、設定画面のテストでは音声出力出来なかったのですが…

どうなってんですかね?

サウンドドライバの相性でしょうかね?

まぁ、思わぬ収穫です。

ちょっと特殊な環境でテストしてしまったので、よくわかりません。

ってか、スゴっ!

全然ストレスがなく、ふつうに PC として使えるレベルじゃないですかね???

んー、確か zswap って言ってましたかね?

Raspberry Pi 向けの Ubuntu 最新版では標準で有効化されていると聞きました。

ARM 版にはそこらへんの恩恵もあるのかもしれませんが、にしても良いです!

ちなみに日本語入力についてですが、NexDock は US 配列なので入力切替に手間がありますが、一般的な日本語配列のキーボードであれば問題ないかと思います。

電源OFF。

んで使い終わって電源をオフにすると、赤色の LED が点灯します。

この状態で電源アダプターを抜いたりするみたいです。

電源ボタンを押すと起動してしまうので、おそらくそうです。

ってか、eMMC 5.1 のお陰で、思いのほか快適に動作してくれます。

Raspberry Pi 4 の microSDは ubuntu の環境よりも相当快適です。

んで、収録したつもりで、撮影できていませんでしたが、タッチモニターもちゃんと機能していました。

もうホント、普通にデスクトップ PC として使えるんじゃないかしら?

Khadas VIM4 のまとめ。

ということで、今回は新発売の Khadas VIM4 のファーストインプレッションを行ってみました。

冒頭でもお話した通り、今回は発売に間に合わせたかったため、いつもよりもあっさりした内容になってしまいましたが、正直 Raspberry Pi のパチもんと思っていた SBC が、ココまで、ほんとココまでスゴイとは思いませんでした!

まだね、Android の方も試していませんし、M.2 とかも試してみていないので、そちらの方も後でお知らせできたらいいなーと思っています。

この記事の執筆時点では、Web サイトなどもまだ準備中 (W.I.P) だったりするのもあるので、コダシマみたいに電子工作とかの知識が乏しい人には、専用のドキュメントを確認しないことには、これ以上何かできるというわけではありませんが、少なくとも Ubuntu がココまでスムーズに動いてくれるところを見てしまうと、 Raspberry Pi と遜色ない、どころかそれ以上のパフォーマンスを発揮してくれると感じざるを得ません。

いゃー、Khadas 様、侮っていて大変失礼いたしました。

ホントゴメンナサイ!

スゴイです!VIM4 はただただスゴイです!

はい。

今回紹介いたしました Kadas VIM4 、皆さんはいかがな感想をお持ちになりましたでしょうか?

半導体不足とかイロイロな条件が重なって、一部の SBC が手に入りにくい状況が続いていますが、この機会に VIM4 を選んでみてはいかがでしょうか?

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