今回は、あなたのテクノロジーライフを別次元へと連れていく、タッチモニターをご紹介します。

最近、コダシマをはじめとしてタッチモニターが注目を集めていますが、その中でも、Raspberry Pi などの SBC 用として、コンパクトサイズでありながら高い機能性を備えたモニターが人気を博しています。

今回はその中から「Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen」を紹介いたします。

サムネイルでおわかりの通り、とにかく特徴的な見た目がコダシマの心を鷲掴みにしました。

このモニターは、1280×800 の解像度を提供し、Windows や Linux をはじめとした、さまざまなシステムに対応しています。

さてさて、どんなモニターなんでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

個性的なバックライトで、あなたの空間を演出

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

Meteor Screen の最大の特徴は、背面に RGB ウォーターライトデザインが採用されていることです。

RGB ウォーターライトデザインは、LED ライトを使用してディスプレイの背面に美しく光る効果を作り出すデザインです。

このデザインは、ディスプレイに独特の照明効果を与え、一般的なモニターとは一線を画した個性的な雰囲気を醸し出します。

19種類の異なるライティングモードを搭載しており、単色からグラデーション、点滅や流れるような光まで、さまざまな照明効果を楽しむことができます。

もちろん明るさを自由に調整することができ、目に優しい環境や、より鮮明で派手な演出など、好みに合わせた光の演出も可能です。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力
ボタンバックライト1回押すと明るさが10%アップします。
100% に達したら、もう一度押すと 10% に戻ります。
3秒間押してバックライトをオフにし、もう一度押すと元の明るさに戻ります。
RGB オン/オフ電源ONで自動点灯(前回電源OFF時のランニングライトモード)、クリックでマーキー機能OFF、押してマーキーON(前回モード実行)。
RGBモード(ダイヤル)左に切り替え: ラスト ライト モード
右に切り替え: 次のライトモード
ミドルプレス:マーキーライトの明るさ調整。 (プリセット3ギア調整、暗から明へ順番に、注:ライトオフ機能はありません)

専用ブラケットが付属していますが、正直なところ「ずいぶんシンプルだなぁ」と思いました。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

ですが、このシンプルさのお陰で RGB ウォーターライトデザインをより引き立てることができ、モニターをより魅力的に見せることができます。

※保護紙は後ではがしましょう。

Meteor Screen は、他のモニターとは一線を画したロマンあふれる個性的なモニターであるのは間違いないです。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

※ただし形骸である。「ゲーミングモニター」という言葉を使いましたが、リフレッシュレートが高いわけではありません。光るだけです。

高解像度モニターで、どんなシーンでも最適な映像を

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

一般的な10インチ程度のモニターの場合、その解像度は 1024×600 ピクセル程度のものが多いです。

Meteor Screen は派手な見た目だけでなく、モニターとしての機能もしっかりしています。

IPS HD 1280×800 解像度と 178° の視野角を実現しており、300cd/㎡ の明るさと、700:1 のコントラスト比でしっかりと映像を映し出します。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

屋内用のモニターとしては十分な性能です。

思いのほかクリアな画質なので、エンターテイメントだけでなく、使おうと思えば仕事や学習などのシーンでも使うことができます。

派手な演出を許してくれる現場であればですが…。

また、レスポンスの良い静電容量式5点タッチ機能により、スムーズな操作も実現します。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

OS がタッチ操作向けのインターフェースであれば、より効果的に使えますね。

いろいろなデバイスに対応!汎用性抜群で、あなたのニーズに応えます

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

Meteor Screen は、Windows を始めとして Ubuntu、Kodi といった Linux ベースの OS など、幅広いオペレーティングシステムをサポートしており、HD 通信はプラグアンドプレイに対応しています。

煩わしい設定や手順を踏むことなく、すぐに活用することができるのはありがたいですね。

ハードウェアも、一般的な PC の他に、Raspberry Pi 3/3B+/4B、Jetson Nano、Beaglebone、Banana Pi などなど、さまざまな SBC との互換性があります。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

どんなデバイスやシステムにも対応するので、あなたのあらゆるニーズに応えることができます。

DIY プロジェクトや IoT デバイスの開発、さらにはプロフェッショナルな仕事にも活用できることでしょう。

気になったところ

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と、Meteor Screen の良いところをお伝えしましたが、やっぱり気になるところもあります。

コダシマが実際に使ってみて気になったところを紹介します。

電源について

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

いちばん初めに Raspberry Pi 400 に接続し、電源も Raspberry Pi 400 から取ろうと思いました。

ただ気にしていなかったのですが、Raspberry Pi 400 に使った電源アダプターが最大 0.5A までの出力にしか対応していなかったものに加えて、 Meteor Screen の電源が 5V/2A だったため、Raspberry Pi 400 の動作が不安定になったり、途中でモニターが消えたりしてしまいました。

Raspberry Pi 400 単体で動作させる場合には、全く問題ない電源アダプターでしたが、周辺機器の電源を取る場合には、もう少し出力できるものが望ましいですね。

Meteor Screen  の製品紹介ページにも予め「5V 1A の場合、RGB はオンにならず、明るさは 90% にしか調整できません」との記載もあり、電力については少々気を配る必要があります。

スピーカーが無い

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これはもう、個人的なわがままなのですが、スピーカーがついていればなお良かったですね。

DIY 向けの同等の製品ではスピーカーがついているものは見かけませんが、一般的なモニターにはスピーカーが内蔵されています。

もしかしたら製品に込められたコンセプトからズレるのかもしれませんが、ただでさえ多くなりがちな配線を減らす意味も含めてスピーカーが内蔵されていればと思いました。

そうなるとお値段も上がることでしょうが、この手の製品にお金を出す類の人種には大した差は無いことでしょう。

Raspberry Pi 用アセンブリ

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もともと Raspberry Pi 3/3B+/4B 向けに設計されたタッチモニターだということは理解できます。

また、主に DIY や IoT デバイス開発向けに設計されたということも理解した上で思ったのは、Raspberry Pi 用のアセンブリやシンプルなブラケットも良いですが、ココまで来たら 75mm×75mm の VESA マウント規格で、取り外しできるスタンドとかの方が、汎用性が広がるように思いました。

なんなら、そのマウントに Rasperry Pi 用のアセンブリ、Raspberry Pi 3/3B+/4B の他にも Zero 用とかを付属するとか…。

そうなると、スピーカーつけたり VESA マウントだったりすると、コンセプトが全く違ってくるかもしれませんが、背面に RGB ウォーターライトデザインを採用するのであれば、むしろそれくらいやったほうが良いように感じました。

気になるお値段とスペック

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肝心なお値段なのですが、Meteor Screen は現在 Elecrow の公式ストアから $109.90 (15,000円くらい) で購入することができます。

2023年4月現在、Amazon や楽天などでは手に入りません。

あいつに差をつけるなら今がチャンスです!(何のキャラ?)

Meteor Screen のスペック

表示パネル画面サイズ10.1インチ
触る容量性 5 ポイント タッチ
バックライト制御サポート
デジタル入力HDMI対応インターフェース
パネルの明るさ300cd/㎡
対比700: 1
解決1280X800
視野角178°広視野角
外観寸法239×157.5×12.6mm
アクティブタッチエリア216.57×135.36mm
電源DC5V-2A
互換性Raspberry Pi 3/3B+/4Bに対応
消費電力5.29w(LEDストリングライトを点灯させずに100%の明るさ)
パネル6H強化パネル
正味重量540g
RGB ライトストリングRGB ライト モデル3535 モデル、RGB フルカラー ライト
位置画面の背面に配置された、U字型のレイアウト
27個のランプビーズ、間隔は約22mm。
輝度合計3つのギア(ボタン調整付き)
消費電力7.6W(RGB輝度100%、画面輝度100%)
モード19のモード

まとめ

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

今回は、Elecrow Meteor Screen 10.1 インチ IPS Capacitive Touch Screen というタッチモニターをご紹介いたしました。

このモニターは、何よりもその個性的な RGB ウォーターライトデザインと高解像度の画質で、さまざまな用途で活躍することが期待できます。

また、静電容量式5点タッチ機能によるスムーズな操作感や、幅広いオペレーティングシステムへの対応が魅力的です。

  • IPS HD 1280*800 の解像度と 178° Full の視野角は、優れた視覚体験を提供します。
  • 背面の RGB ウォーターライトはクールな雰囲気を演出し、19種類のカスタマイズされた LED フローはモードを自由に切り替えることができます。
  • バックライト制御をサポート
  • 静電容量式5点タッチ、スムーズで正確、かつ高速な反応
  • HD 通信、タッチフリードライブ、プラグアンドプレイ、使いやすさを使用します。
  • Windows、Linux、Ubuntu、Kodi などをサポートします。
  • Raspberry Pi 3/3B+/4B、Jetson Nano、Beaglebone と互換性があります。

一方で、電源に関しては注意が必要であり、スピーカーが内蔵されていない点も改善の余地があると感じました。

しかし、その独自のデザインと機能性から、DIY プロジェクトや IoT デバイス開発などに興味がある方には特におすすめのタッチモニターです。

あえて言おう!ゲーミングモニターと!Raspberry Pi 対応 Elecrow Meteor Screen 10.1インチ IPS Capacitive Touch Screen の魅力

Meteor Screen を利用して、あなたのテクノロジーライフをより充実させてみてはいかがでしょうか。

ド派手な Elecrow Meteor Screen、買うか買わないかは、あなた次第です!