基本的に Mac ユーザーの僕は、Linux でも Dock があればなぁとよく思う。

そんな思いを抱く人は Linux ユーザーの中にも多くいて、Dock ランチャーを実装させようとする人たちもたくさんいる。

と言うことで、今回は Linux に Dock ランチャーを追加してみる。

macOS ライクな Dock ランチャーをインストールする。

調べてみると Linux 用の Dock ランチャーはいくつか存在する。

すぐに名前が上がるのは以下の3つだろう。

まだまだあるようだけれど、とりあえず今回は3つ。

いずれも導入は難しくない。

ほとんどのディストリビューションのリポジトリに存在するため、App Center などの管理ツールでインストールすることができる。

今回インストールを試みるのは、FMV-C8250 & Peppermint 9 の組み合わせ。

 

古い FMV + Peppermint 9 + Plank

Linux を macOS っぽくする

今回用意したマシンは、お世辞にもハイスペックとは呼び難い。

Core 2 Duo 時代の Celeron 搭載マシン。

それでも Peppermint 9 はけっこう快適に動いてくれた。

そこに追加する Dock は Plank と言う Dock ランチャーを追加する。

Plank を選んだ理由は、軽量と言う情報をつかんだからに他ならない。

インストールは、先に述べたとおり「ソフトウェアの管理」からインストール。

Linux を macOS っぽくする

インストールされた Plank は「アクセサリー」のカテゴリに分類されている。

Linux を macOS っぽくする

クリックすれば、すぐに起動する。

Linux を macOS っぽくする

あとはパネルの位置を調整すれば、たちまち macOS っぽさが出てくる。

Linux を macOS っぽくする

 

Plank を設定する。

Plank は設定も簡単で、方法は2つある。

1.ターミナルで以下のコマンドを入力する。

$plank --preferences

これで設定画面が登場します。

Linux を macOS っぽくする

 

2.Dock ランチャー上で右クリックする。

ちょっとコツがいるのだけれど、Dock ランチャー 上の隅っこなどソフトウェアの名前が出てこない場所で、右クリックするとメニューが開かれ設定画面を選択することができる。

Linux を macOS っぽくする

 

ある程度のカスタマイズができるため、より macOS の Dock に近づけることができる。

 

個人的な意見ですが、

実際には Docky も試してみたのだけれど、なぜだか突然落ちてしまう。

そして二度と姿を現さなくなってしまった。

理由がよくわからないので、放置してしまったが Plank にはそんなことがなかった。

とりあえず、軽快に動作してくれたので今の所満足している。

より macOS に近づけるためのウィンドウテーマなども配布されているが、Pepperemint はそもそも、 Mojave のようなカラーリングなので特別いじってはいない。

そして何より、古い Celeron マシンでもそこそこ動いてくれたことだ。

快適というとウソになるが、なんとか使えるレベルくらいにはなっただろう。

FMV C-8250 でも CPU を交換したり、RAM を増設したり、HDD を SSD に交換したりすれば、もう少し使えるようになるかな?

というような、前振りをしつつ今回は Peppermint に Plank をインストールしてみた。