先日紹介した Android-x86 ベースの PrimeOS を実際にインストールしてみた。
前回のおさらいはコチラ。
▶パソコンで Android !? Android-x86 ベースの PrimeOS とは?
まず、ダウンロード。
何はともあれ、まずイメージデータを用意しなければいけない。
前回の記事でも紹介したとおり、バージョンが3種類あるので、自分のマシンにあったバージョンをダウンロードすること。

今回は、手持ちの FMV A-8280 に PrimeOS をインストールしてみるので PrimeOS Classic 32 bit をダウンロードした。
インストール開始
BIOS を USB メモリから起動できるように設定し、起動させると以下のような画面が立ち上がる。
試しに使ってみる場合には、リストいちばん上の ” Live CD – Run PrimeOS without installation ” を選択すると、ライブ環境で使ってみることができる。
今回はインストールするので、リストいちばん下の ” Installation – install PrimeOS to harddisk ” を選択した。
なお、スキルが乏しいため、手順が前後したり余計な操作が入っているかもしれないけれども、そこは生温かい目で見てもらうとありがたい。

画面を進めると、オペレーティングシステムっぽいさまざまな設定が流れていく。

Choose Partition
しばらくするとパーティション選択画面が表示させる。
いちおうこれも GUI と分類されるけれども、余計な装飾がないためとても機械的に感じる。

ただし、なかなかわかりにくいので、ほかの Linux をライブで起動させて GParted などのパーティショニングツールでパーティションを用意してからでもよい。
でも今回は、あえて挑戦したいと思う。
Confirm
フォーマットの種類である GPT を使うかどうかを聞かれる。
どちらでも問題はないと思われるので、今回は試しに < Yes > を選択してみた。

画面が切り替わりメッセージが表示される。

警告! 非GPTまたは損傷したディスクが検出されました。 このプログラムは、GPT形式への変換またはGPTデータ構造への損傷の修復を試みますが、成功しない可能性があります。 破損したGPTディスクがある場合は、gdiskまたは他のディスク修復ツールを使用してください。
とにかく何かのキーを押して先に進めてみよう。
Cgdiskでパーティションの編集
ここからパーティションの編集をする。
初心者にはハードルが高いかもしれないので、先ほども触れた通り GParted などでパーティションを用意しておけば、この手順は飛ばすことができる。

セクタの設定を行う。

ここら辺の数値は環境によって異なると思われるので、あくまでも参考程度に捉えてほしい。





パーティションテーブルをディスクに書き込みますか? (はい、もしくは、いいえ):
警告!! ディスク上のデータが破壊される可能性があります。
Destroy とか言われるとちょっとビビるな。

再び Choose Partition
できたパーティションをフォーマットする。



sda1からext4へのフォーマットを選択しました。
そのパーティション内のデータはすべて失われます。
パーティションsda1をフォーマットしますか?


ブートローダGRUBをインストールしますか?

/ dev / sdaにGPTが見つかりました。 従来のGRUBをGPTにインストールすることはできません。 MBRに変換しますか?
警告:これは危険な操作です。 まずデータをバックアップしてください。
PrimeOS のインストール
っと、なんだかよくわからないうちにインストールが始まっていた。
インストール自体は、他のオペレーティングシステムと比べて短い時間で終わる。

以下の画面が出れば、インストールは終了。
矢印キーで Reboot にカーソルを合わせて再起動すれば PrimeOS が起動するはず。

とりあえず、今回はここまで。
次回は起動した PrimeOS の日本語化に挑戦する。